2021年 8月 12日

取捨選択

コロナ対策を優先するのか、経済対策を優先するのか、判断を迫られる機会点が

迫ってます。8月9日のデータですが、

 

アメリカ新規感染者 235,099人 死者 720人(人口 3億3006万人)

感染率 (0,07%) 死亡率(0,0002%)

日本は新規感染者 12,912人 死者 13人(人口 1億2536万人)

感染率(0.01%)死亡率(0,00001%)

 

これだけみると日本は感染をよく抑え込んでいるのが分かります。その一方

経済は冷え込み、GDPの伸び率なども低下していますが、それより日頃生活していて

閉店した店舗も増え、物価も上昇し、食品の内容量は減るといった実感も得ています。

自粛を行い我慢に我慢を強いられ、耐えた先に明るい未来が待っているかといえば

そういった期待も持てないのではないでしょうか。逆にアメリカは強固な

リーダーシップの元、各州の差はあれど『経済優先』に舵を切ってます。その結果、

感染が増えていい、人が死んでもいい、とはなりません。しかし何もせず経済が停滞し

自殺者や飢餓で多量に人が死ぬような状況になるのであれば、致し方ないでは無く

その感染に対して、死に対して責任を取る、苦言や悲しみも国が背負っていく覚悟だと

私は感じます。ところが今の日本は座して死を待つ状態です。誰も方向性を示さず

文句や苦言に対して矢面に立とうとする政治家もおらず、利権ばかり追い求め

あちこちにいい顔する。コロナは世界規模の国難です。何もかも100%で実行、

完了できることはな無いと考えます。他者の意見に傾聴しながら失敗を恐れず

果敢に挑戦し、成功すればそれでいい。間違いなら過ちを認め再度挑戦すればいい。

YouTuberやコメンテーターも言っていますが、今の現況を招いた要因の一つとして

日本人の国民性である劣等感や卑屈さもあると考えます。多数派がそういった

意識である以上、変革は難しい事であると思いますが立ち止まっていては

意味がないので、現状を多方向から確認、精査した上で分析と判断を行い

実行していく事が改めて重要だと感じました。