2021年 8月 7日

ワクチン接種状況の比較

昨日までのワクチン総接種回数が「99,651,092回」と首相官邸HPにて開示されて

いました。にも関わらず新規感染者は増え続け、7月20日には「ラムダ株」も国内にて

初めて確認されました。そろそろ報道内容も新規感染者数に注視するのでなく、県別の

病床使用数や重症者数に重きをおくべきです。時間の経過と接種回数が増えた事で

「ワクチンとは何なのか」が明確になってきたと感じます。ワクチンは感染予防効果

ではなく、重症予防効果が期待できるものであると。実際、ワクチン接種が進んでいた

イスラエルやEU諸国もデルタ株が主流になっており、新規感染者でもワクチンを接種

していた人は多かったようです。イスラエルの7月のとある週では実に83%が

ワクチン接種済であった事も確認されています。よって「ワクチン接種=感染抑制」

とはならないとなります。この事実に関しても断片的に捉えては他の理論と同一に

なってしまうので、イスラエルでは重症者の推移はどうなっているのか。結果として

接種率が向上し、重症者が減ったのであれば一定の効果はあったと考えられます。

あわせて、ワクチン接種が進んでいる各国の副反応死亡者数も同列に並べ客観的に

現状把握と今後の方針を決定するのが正しいやり方です。