2021年 8月 6日
企業努力の重要性
地元の郊外型ショッピングモールに行きました。個人的に人が多いのが得意では
無いので本当に久しぶりだったのですが、非常に残念な気持ちになりました。
入口ポスターフレームには表面のアクリル面が無くポスターを画鋲で直貼り、
その他貼っているPOPも経年劣化し日焼けで色が薄くなり、挙句にはトイレの
便座(座る所)が20㌢程度割れていました。それ以外にも什器上には埃が積もり
とても綺麗な環境とは言い難い状態でした。しかし従業員達はただ立っているだけ、
清掃や除菌といった環境整備、お客様を迎える様子はありませんでした。私としては
お客様は神様では無く、買い物という行為において平等な立場だと考えているので
極端にまで接客や笑顔等に拘らなくとも構いません。しかし、売るという行為を
行うに相応しい状態なのか、またその状態を高みに導こうとしているのかは
非常に疑問に感じました。
今現在、苦境に立たされている企業が多く、その郊外型ショッピングモールも
例外ではないと思われます。真相は定かでは無いですが、国の一つの方針として
囁かれている中小企業の整理、淘汰がもし進められているのであれば由々しき
問題です。しかし、企業買収や倒産とならないよう改善努力しているのかという
視点で見ると、とても出来ていないと私は思えます。コロナウイルスによる
経済の停滞が生活にまで影響し、気持ちも落ち込んでいるでしょう。だからこそ
これ以上のマイナス状態にならないよう、努力が必要だと感じます。企業風土や
社長などのトップがどれだけ気持ちがあるのか、その熱量の度合いが従業員に
伝播し、行動に現れ、結果に繋がるのだと私は考えます。