2021年 8月 5日
サイレント値上げ
量販店で飲み物を買おうとしたら表示(POP)に違和感を感じました。どういった
ものかというと、料金と内容量がそれぞれ表記されていましたが1つだけ内容量が
書かれていません。確認すると、それだけ490㎖となっており消費者心理から
したら若干損をしているので記載していなかったのか? 真相はわかりません。
とはいえ、最近少しずつ量を減らす、そもそもの値段が上がるといった感覚を得ます。
ザイアンスの法則とも取れる実情に恐怖心すら感じます。
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ザイアンスの法則は、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって発表された
「単純接触効果」に関する理論です。
誰でも初めての人や物にはいくらか警戒心を抱くものの、接触が増えることで
次第に警戒心が消え好感を持つようになるという人間の心理を表しています。
ザイアンスの法則では単純な接触頻度を増やすことが重要であり、
接触時間や内容はさほど関係ありません。
人や物、サービスをアピールしたい場、たとえばマーケティングやセールス活動、
人間関係、恋愛といったさまざまな場面で活用できます
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これがザイアンスの法則です。大手炭酸飲料メーカーが500㎖のペットボトルを
なくし、350㎖と700㎖に変更を始めてます。因みに私が住んでいる地域の
ディスカウントストアにて350㎖の炭酸飲料が売られていますが、値段は約75円前後と
500㎖を販売していた金額とあまり変わりません。現状では売れていないようですが
時間が経つにつれ、その金額が当たり前になり、徐々に買う頻度が減り、最終的に
買えないようになり、炭酸飲料が高級嗜好品になる事もあり得ます。これも
ボトルネックは政治に問題があり、人々がもっと買い物に限らずお金を使おうとする
環境を作らなければなりませんし、収入が増える経済状態へと導かなければなりません。
今の一部だけが利潤追求できる状況は異常であると全員が気づく必要があると
切に感じます。