2021年 8月 5日
マスク着用の意味・意義・本質
連日猛暑日が続き、コロナウイルス以外に熱中症での対策も必要な状況です。マスクも
ある意味、同調圧力で着用している方が多いと感じてますが、もう一度意味や意義
本質の確認が必要です。コロナウイルスのサイズは100nm(1円玉の20万分の1)と
非常に小さいものです。一般的な不織布マスクの穴(網目)は5μm、ウレタンマスクは
もっと穴(網目)が荒い為、ウイルスは通過してしまいます。とはいえ、マスクが全く
意味が無いわけではなく、他者との飛沫を防ぐ事はできます。それにサイズが
違うとはいえ、100%通す、通さないではなく繊維部分にウイルスも引っかかる
でしょうからマスク着用で防ぐ事は確率論として低くとも存在意義はあると考えます。
細かな隙間や穴は目で見えず、人は見えないものを信じ難い傾向が強い生き物です。
マスクを着けているから全て大丈夫という根拠の無い自信を持ちつつ、あらゆる場所で
マスクを外さないという不安を持つ、両方を抱える矛盾した状況です。時と場合、
状況を踏まえ自分が何をしているのか、行っている事にどういった根拠があるのか
きちんと考える必要があります。