2021年 8月 4日
ガバナンス(内部統制)
以前勤めていた会社がコロナウイルスワクチンの職域接種を行いました。従業員の事を
思い、実施を決定した非常に良い取り組みだと思う反面、間違った認識を持った意見、
提案があるようです。それは「2回接種したからマスクを外す」というものです。
念を押し記載しますが、私はワクチン接種推奨派でもなければ、否定派でもなければ、
陰謀論信者でもありません。自分で情報を調べ、それを信じ行動、決定しています。
因みに京都大学 山中伸弥教授の発表コメントでは
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ワクチンとは同じ病気に2回かからない、という現象を人工的に作り出そうという
発想で誕生したのがワクチンです。ウイルスや細菌を何らかの方法で弱毒化、
もしく無毒化してたものを投与(接種)することにより、『獲得免疫を誘導』します。
その後、同じウイルスや細菌が侵入しても、獲得免疫がすぐに攻撃するために
『増殖を抑える』ことが出来ます。ワクチンは感染や『発症を予防』するための
ものであり、『感染症になってから使用する治療薬とは異なります』。
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接種で獲得免疫を誘導、増殖を抑える、発症を予防、治療薬とは異なるとの見解です。
現在の日本に限らず各国でも『ワクチン接種=コロナに罹らない』といった
間違った認識が多いようです。実際、イギリス等のワクチン接種が早かった国々では
接種後の感染が増えています。コロナに罹患した際の怖さ、特にデルタ株の脅威を
報道している分量が多い為、接種誘導されている感覚もあります。私も知識不足で
無知な部分が多いですが、冷静になって考えてみると本来、人間には免疫機能が
備わっており、異物が体内に混入しても排除する働きがあります。しかし想定を
上回る脅威が侵入した際には科学による処方が必要になってきた、これが近代だと
捉えてます。よって、先ずは健康的な生活を送っているか、食生活や睡眠は良質
なのか、適度にストレスを感じつつ発散もしながら活動できているか。綺麗事かも
しれませんが、やるべき事を怠った結果、重症化するのも自己責任なのかもしれません。
少し話がずれましたが、正しい情報を得た上で内部統制が取れていないと
下部や末端といった多数派までもが間違った認識をとってしまうので注意が必要です。