2021年 8月 2日

比較

twitterを見ていた際、ある方が社民党重点政策を見て、選挙で戦えるといった趣旨の

発言をされていました。パンフレットを見て、良い事を記載しているなと感じる反面

表面的な事が多く、潜在化している問題に対してアプローチ出来ていないように

見受けられます。そこで私の考えと比較します。❶ コロナ禍からの生活再建、ですが

「消費税3年間ゼロ、大企業が溜め込んだ内部留保へ3年間課税し財源とする」

一見良さそうに見えますが消費税をゼロでは無く、無駄な税金をゼロにする、税率を

下げるべきです。消費税は国民一律なので平等感もあり、引き下げられて嬉しいもの

ですが、多くの種別がある税金に関して税収と使用用途を正しく確認、精査したのか

疑問です。また、大企業の内部留保へ課税し財源とするですが、内部留保は必ずしも

余剰金でも無く、貯金でもありません。それに庶民向けの政策でよく掲げられる

内容ですが、確かに富裕層に対して不満を抱く部分はありつつも、努力し成功した

結果が成長であり、資産であるわけです。そこに今まで以上に課税されたら

憤りを感じないでしょうか。それなら本社機能を海外に移転したり、

最悪なケースとして、努力しても成長しても国が搾取するからとネガティブな

思想が生まれないでしょうか。社会主義を目指すのであれば方向性は間違って

いないと感じますが、資本主義である日本なら努力し成功をおさめたなら

それ相応の報酬をもらうべきです。問題なのは格差が拡がっているものの

国が主導して適正な税率設定であったり、衣食住を提供、仕事の斡旋が行われれば

多数派である中間層も努力を重ね、成功をおさめる人間が増え、国力は増長すると

私は考えます。日本全体の成長を考えるなら、大企業には中小企業を、

リーダーシップを兼ね備えている人財には成長過程の人材を牽引できる体制を

整えるべきであり、それが政治の役割でもあります。

 

※ 決して社民党や呟いた方を否定している訳ではありません。

また、私は富裕層でなく一般庶民だからこそ分かる部分があると認識しています。