2021年 7月 25日
熱しやすく冷めやすい
オリンピックも始まり、幾つかの競技にてメダルを獲得し盛り上がってきました。
各選手が懸命に競技に臨み、その結果で一喜一憂、感動し気持ちが熱されるのは
良いと思いますが、その一方で今も医療従事者の方々も同じく懸命に治療に
専念されています。感情論で医療従事者は大変だから、オリンピックは中止に
すべきだ、とは私は考えません。競技に参加されている選手も、治療に
専念されている医療従事者も「一生懸命」なのは変わらないからです。では、
どっち付かずで何もしない、悪化する、では無く今まで真面目に取り組んできた
コロナ感染対策や人に対する思いやりを引き続き継続実施すれば良いのでは
無いでしょうか。印象的な事に注意、関心が集中し今までできていた事が
できなくなる事があります。オリンピックで例えれば、感染対策を忘れ盛り上がり、
閉会式後から感染者が増え、重篤者が増え、医療体制が逼迫する。
この負の連鎖が起こるのでは無いかと心配です。今からでも取り組んできた
新しい日常生活様式を再度見直し、熱された今の感情が冷めた後でも
大きな問題が起きないよう、国民全員で取り組む必要性があると感じます。