2021年 7月 9日

4度目の緊急事態宣言

オリンピック開催に伴い? 4度目の緊急事態宣言が発出されました。

昨年に行われた1度目の緊急事態宣言は国民の殆どが危機感を持ち、

指示に従っていたものの、2度目、3度目と回数を重ねる毎に守っていない人が

増加してきました。これは慣れから生じた危機感の低下と

危機感の向上による死に物狂いの行動の二極化だと考えます。前者の低下した側に

属する人達は、コロナウイルスの症状や経済活動に対して真剣に向き合っていない。

後者に属する側、特に会社経営を行なっている人達はコロナウイルスで苦しむより

経済の停滞で苦しみ、廃業に追い込まれる危機に直面している。何が正しいのか、

国民全員が100%助かり喜ぶプランは無いのかもしれません。しかし、少なくとも

どうすべきかは世論、または意見を述べている人たちが大勢いて参考に

できるはずなのに、決してしないのは何故なのか本当に分かりません。

国や一部の人にしか分からない事情があるのかもしれませんが、今は少数派や

特定の団体、個人の意見を採択する時期ではありません。また、野党は

こういった場面でこそ、否定や反対するだけでなく、具体案を指し示せる

絶好の機会にも関わらず実施しない。何に期待すればいいのか、

このまま続けば破滅するのでは無いかと不安です。