
アンニョンハセヨ~、いい天気ですね
料理を食べ終わったあと調理場に来て
「おいしかったです、レシピを教えて下さい」と
いう人がいました。(料理は「かぼちゃとこうや豆腐の煮物」)
やっぱりチーフの料理はおいしい
そう、確信します。
しかし、チーフは言っていました。
「本当はこうや豆腐を水に浸す時間が短くて味が思ったよりものらなくてね
カボチャも、もっとトロッとすると思ったけど今回のカボチャは固くてね・・・」
チーフのビジョンでは
カボチャは トロっ として
油で揚げ カリッとした こうや豆腐と調和する
さらに高野豆腐の中からでてくる水分とカボチャの甘みが溶け込み
互いを引き立てあって一つの味をつくりあげる。
料理の世界は 深い。。。
チーフは
本当のおいしさと方法を知っているから
そのビジョンを描きつくることができる。
その明確なビジョンがあってこそできるもの。
しかし、季節や天候によっても食材は変わってくる。
食べる人が求めてくるものも変わる。
そのすべてを考え考慮したうえで
人材を動かし食材をさばき調理する
これが、職人のわざ