忍耐 ~石の如く、君は石の如く~
苦しい時忍耐しなさい。
実績がなくて恥ずかしい時忍耐しなさい。
逃げ出したくなる時忍耐しなさい。
自分に自信が持てない時、その時こそじっと我慢の忍耐をしなさい。
実績の勝利以上に忍耐の勝利の方が大切だ。
如何なる状態の中にあっても
懸命に歯を食いしばって忍耐しなさい。
兄弟が高い実績を出して、自分が厳しい時、
兄弟を賛美して忍耐しなさい。
さらに深くさらに高く忍耐しなさい。
舌をかみながら歯を食いしばりながら、
じっと我慢の子となって忍耐しなさい。
苦労の時、汗の時、屈辱の時、
全てを感謝して忍耐しなさい。
神に忍耐力を与えて下さいと祈りなさい。
背伸びして勝利を願うのではなく、
ありのまま自分を神に見せて、弱い自分をさらして笑いなさい。
「かみさま、私はこういう自分です。どうぞ守って下さいと。」と祈りなさい。
何もかも捨てて裸になりなさい。
弱い自分ならば、ただ忍耐するだけだと心に決めなさい。
忍耐だけはしてやろうと心に決めなさい。
勝利することも、強くなることも捨てて、
ただ忍耐しようと決意しなさい。
誰から何を言われても忍耐しなさい。
忍耐、忍耐、忍耐の極限で、きっと発見するに違いない。
忍耐の裏側で、神のじっと耐えられた、忍耐の姿を発見するに違いない。
あなたは忍耐を通して、忍耐の神と出会いなさい。
その時きっと新しい自分の世界が開いてくる、くだかれてくる
忍耐という扉をとおしてひらけてくる