『春』、『破戒』、『新生』、『家』、
『夜明け前』、
      {{{やさしい手  はじめに薄紅    成る林檎 }}}
  小諸なる 古城のほとり 雲白く 遊子悲しむ
     『千曲川旅情の歌』、『若菜集』、
  {{{「やさしく白き手をのべて  林檎をわれにあたへしは  薄紅の秋の実に  人こひ初めしはじめなり」}}}