国内2店舗目となるクリスピー・クリーム・ドーナツ有楽町イトシア店。
開店したときには、クリスピー・クリーム・ドーナツ目当てに徹夜したものが出るなど大々的に報道されていたが、そんな2店舗目とは対照的に3店舗目はひっそりと、11月23日に埼玉県川口市(イオンモール内)にオープンしていた模様。
クリスピー・クリーム・ドーナツっていえば、2006年6月にロッテが70%、リヴァンプが30%を共同で出資した会社である「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」が運営しているところ。つまりリヴァンプが経営指導に入っている(と思われる)ブランド。それゆえ、同様のリヴァンプブランドであるコールド・ストーン・クリーマリー(同社代表取締役会長は澤田貴司氏、リヴァンプの代表パートナーのお一人である。)と同様の出店戦略をとっていると見受けられる。
具体的には、日本初出店ということを大々的に打ちだすことで、マスコミ受けを狙う。
取り上げられた直後等のブームの時にあえて出店を控えることで、客の分散をさけ更に購買者の購買意欲をあおる。
(このころははやり物好きの人たちが中心)
購買意欲をあおられた人が並んでも買うことで、そんな行列をマスコミなどがとりあげる
さらに購買意欲をあおられる人がでる。
(はやり物好きだけってわけではないが、あれだけマスコミ等で取り上げられているから1度くらいは、って人たちが大半)
ブームが下火になりつつあるときに多店舗化していく。このころには、マスコミ等でさんざん取り上げられていたので、それなりに世間的に浸透している。
という流れか。まったくコールド・ストーン・クリーマリーと同様の戦略だと個人的には思う。(勝手にリヴァンプ方式とよぶ)わざと急激な出店攻勢をかけないっていうのが肝であろうか。
コールド・ストーン・クリーマリーも店舗が六本木のみの時にはさんざんっぱら行列ができていたが、いまでは結構いろいろなところで見受けられ、行列は以前ほどみれない。
HPで確認するかぎり、現在関東地方に16店舗。(ショッピングセンター等によく出店している模様である)
なお、これらと同様にリヴァンプブランドであるバーガーキング。
(以前記事)
http://ameblo.jp/whosewhose/entry-10038311392.html
個人的にはバーガーキング好きだけど、現在国内5店舗と個人的に予想していたよりも店舗攻勢が行われていない気がする。新宿・池袋の店舗に引き続き出店されたのが大井(3店舗目)、巣鴨(4店舗目)、神田(5店舗目)、なんかとっても微妙なところへの出店
以前チェーン展開していた90年代(西武グループ・JT時代)は、マック等が低価格路線に走るなかで、価格競争で負けて撤退となっただけに、同じ轍は踏まないというか、リヴァンプお得意のプレミア感を前面に打ち出しての戦略にて店舗展開していこうとしていたのだろうが、現在すでにクアアイナ等のチェーン系も含めプレミアムバーガー系の店が多いだけに、苦戦しているということなのだろうか。