- 会計本はつまらない本が多い
ここ最近出版される、ちょっと変わった題名本など
全部読んでられないものが本当に多い
そんなつまらない本の題名では
「なぜ~」がついている本がとてもおおい
そんな「なぜ~」シリーズで
最近よく本屋でみかけるのが
『なぜ、ベンツの4ドア~』
読んでみればわかると思うが、
これなどつまらな本の極地ではないだろうか
読んでいくとなぜ4ドアなのか、は結局書かれていない
ベンツを会社所有にして減価償却する
そんなことはわざわざ読まなくてもわかる
会計の知識なんぞなくともわかるだろう
俺が知りたいのは
なぜに4ドアなのかだったのに
会社所有で2ドアクーペのベンツに乗ってる人など
結構普通にいるなかで
4ドアではないと会社所有にしにくい理由など
もう少し掘り下げた内容にしてほしかった
そんなつまらない会計本ばかりの中で
「なぜ~」という題名を使いながら
これは面白かったっていうのが、この本
- なぜ、あの会社は儲かるのか?
- ¥1,400
- 株式会社 ビーケーワン
この本のあとがきには
この本が執筆された目的がかかれており
その目的とはが「最後まで読み通せる会計の本が少ないから」とのこと
まさ俺が最近の会計本にたいして思っていたことと同じだ!!
で、いざいざ読み進めていくと
会計学と経営学と、勉強する上では
切り離されてしまう2つの学問をを上手く結びつけ、
「差別化、高級路線は儲かるのか?~帝国ホテルと東横インの利益率の怪」「ポイントで得する会社、苦しむ会社~笑うANAと悩める百貨店」など
誰もが知っている実際の企業の例を挙げて説明している
戦略と会計の両方から企業をみることによって
会計学を全然知らない人はもちろん
われわれ会計面に偏りがちな職種の人々においても
企業戦略というものを意識することができ
非常に面白く読みすすめることができる本であろう
また実際の企業を語る上で
ポーターの競争戦略やボスコンのPPMなど
超メジャー経営学の理論を用いて説明するのも
なかなか勉強になるしね
いや~これは、今年買った本の中では
ベスト3にははいる名著ではないでしょうか