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IT関連技術者の手記。そして就職活動支援と新卒社員へのメッセージ

某外資系ベンダーの技術職の手記です。

現場の仕事や数年前の新入社員の現在の動向、そして業務系一般知識(リクエストがあれば)をお伝えします。また、面接官などもしておりますのでご要望があればアドバイス。

現業務は『現場コンサルタントの教育』と『技術支援』です。

今週、採用の面接をおこないました。


当初は上司と先輩社員が行うことになっていましたが、先輩社員に急遽別の仕事が入ってしまったため代打でした。


人事は何を見ていたのでしょうか・・・。ここまで来た方には申し訳ないのですが 『Qualityが低すぎる』

何がしたいの?何ができるの?自分の売りは?アピールしたいことは?・・・・

確かに型どおりの質問には流暢に答えていただけました。慣れていらっしゃるのでしょう。


だからといって型にはまらない質問を行った瞬間、今までの流暢さは何処へ・・・。

大学の講義で印象に残ったものがあるとおっしゃいましたよね?確か『流通』にかんして一生懸命勉強したと

貴方の後ろにホワイトボードがあります。マーカーもあります。言葉だけで難しければ図を書いてもかまいません。そんなに説明が難しいですか?準備時間は確かに少なかったかもしれませんが、前回の人事面接の時におっしゃっていませんでしたっけ?得意だって『人に説明することが・・・』と


結局は説明いただきましたけど、内容は間違っていました。プレゼンはできませんでしたね。

緊張でできないのと、できなくて出来ないのは見ただけで判ります。こちらはプロです。


間違っても良かったんです。緊張しても良かったんです。開き直って堂々と話していただければ・・・

心の図太ささえあれば、入社後に鍛えられると思っていたのですが・・・残念です。

仕事を行い、結果が出たとき。素直に受け入れられない場合があります。


自分が全力で行ったにもかかわらず、良い結果が出なかった場合は当然です。

力を注いでいなかったにもかかわらず、たまたま良い結果になってしまった場合にも少し考えます。


仕事して働いている以上、一番大切なものは結果です。


受ける評価も結果に対して行われます。それは当然ですが、そこに至るためのプロセスを重視することも重要だと思います。現在私が働いている会社は結果が良くなかった場合の救済の二次評価としてプロセス評価があります。

すぐに結果に結びつかないような仕事を行っている場合はこの評価制度がどれだけ有難いことか・・・。


満足度、満足感は結果に対してもプロセスに対しても発生してきます。満足感だけを追い続けることが結果に結びつく事になっているのであれば良いのですが、追い続けても結果に結びつかなければ独りよがりにしか過ぎません。


就職を行う際、考えるのは『収入』『社会的価値』そして『満足感』ということが多いでしょう。

ですが、満足感を何処から得たいのかを真剣に考えないと仕事がつらくて仕方がなくなります。しょうがないから収入を得て生活しているという現状に対して安堵することで満足感との折り合いをつけていくことになります。

全員が全員自分の好きな会社の好きな職種につけるわけではありません。

自分の好きな職種、やりたいことに向けて努力することは大切です。やろうとは思っていなかった職種にて働くことになった場合はどのような結果を残すか、残していくかという覚悟は必要です。


私の会社の同じ部署でも理想だけを語り、自分のやりたいことだけに注力してきた方がいらっしゃいます。残念ながら時間をかけても結果を残すことができなかったので部署から去っていただくことになりそうです。今までは努力しているというプロセスを評価することができましたが待っても結果が出ませんでしたので仕方なく・・・

まだ決定ではないので、早く結果を出されることを祈念しております。すでに3年待っています・・・


今日から一週間の業務コンサルタント向けの講師をしています。

私のメインの業務であるので、ルーティンといえばそうなのですが。


併せて来年入社する新卒社員向け(自社社員だけではなく、違う企業の請負もありますが)のコンテンツ作成を行っています。結構そちらのほうが大変です。

すでに業務にもまれた方は話す内容がある程度割愛できるのですが、新卒向けにはそれが全くできない。それに加えて基礎からすべてを教える必要があるので言葉の選び方がさらに難しい。


過去に様々な新卒社員を教えてきましたが、面白いことに全体の60%くらいが幼稚化するんですね。


完全に受身になってしまう。責任を放棄する。という具合に

なぜかは判りませんが、学生時代とは全く違う空間に放り出されて自分の身を守ることを考えれば『他人の責任にする』という選択肢をとることを考えることが自然かもしれません。


しかし、人事は見ています。そのときの対応力を。

そのときに自分の殻を突き破れるかどうかでその後が決まっていきます。


現在、4月の就職を控えて準備されている方々

入社してすぐの状況は全員がスタートラインが同じです。将来大成するかどうかはそこから決まっていきます。

無理をしてでも先頭を切って進んでください。何も知らなくても良いのです。そこから学習するのです。