ブログネタ:小さい頃の夢は? 参加中
18きっぷの最終日近く、ぶらりと旅に出て、仕事帰りの中京の馬券野郎と知立駅で落ち合う。
まず奴が連れて行ったのはハードオフ知立店⇒その辺の感性がやっぱりこの男はタダ者じゃないな★
そのままステーキ宮で晩飯を恵んでもらい、夜更けの名鉄で名古屋に向かう。
おなじみの定宿、金山駅前のカプセルイン名古屋に行こうと思って財布を見ると残金400円⇒とりあえずATMに直行。
まさかの取扱時間がすぎてておろせないパターン(:_;)
⇒野宿確定★w
名古屋というのは店が閉まるのも早いが、終電も早い。
ターミナルのはずの金山駅は0時半を待たずにJRも名鉄も地下鉄もシャッターが降りてしまう。
青春18きっぷも名鉄フリーきっぷも持ってるのに、乗れる電車が来ない。
移動できれば時間なんていくらでも潰せるのに…
変な所で腰を落ちつけて職質でもされたら面倒だから、とりあえず夜の街を歩くことにする。
栄方面に歩くか、名駅方面に行くか…迷った末にとりあえず名駅めざして尾頭橋方面へ。
金がない夜更けの繁華街ほど切ないものはないし、名駅なら早朝から移動開始できる。
前日も思ったけど、名古屋の夜は涼しい。
湿度が低くて、肌寒さもなく、外にいても不快感は少しもない。
パトカーが路駐や飲酒を取り締まっているのを横目に適当に歩いてるとWINS名古屋の前に出て来た。
方角は合っている。
むしろWINS開けてくれ、馬券売ってくれ~!100円を元手に宿代にしてやるけん☆
名古屋高速の下、道は広いがどこか殺風景な空間。
空いてるのはドンキとその先の…マック?24?
チキンクリスプとコーヒーのS⇒200円でどれだけ粘れるか挑戦してみるか。
ちょうど中部国際空港の帰りに読んでいた村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』が手元にある。
自分は…村上春樹という人の本をたいてい読んでいるのだが、これだけはずっと20年近く本棚に押し込んだまま今までずっと手をつけなかったのだ。
理由はよくわからない。
21歳の時に『ダンス・ダンス・ダンス』を買った時も読もうとしなかった。
[この本は30歳になるまで読まない方がいい]
『ノルウェイの森』が20歳に読むべき本だとしたら、この本にも読むべき年齢がある。そんな気がしただけだった。
そして事実その選択で間違っていなかった。
一段深い部分でその良さに気付くには、自分の中にもそれなりに積み重ねた年輪というものが必要になる…そういう種類の本が確かにあるということだ。
この旅に持ってくる本を選んでいて『世界の~』を手に取ったのも直感だった。
ぺらぺらとめくってみて、今かな?と思った。
チキンクリスプを食い、コーヒーを啜って…
そして気付いた。
むしろ年齢よりもこの旅の流れがこの本を呼んでいたのだと。
空港から名鉄常滑線の特急で読んでいてもなんかしっくり来なかったけど、深夜の名古屋の街の乾いたどこか心地よい空気をさまよいながら、野宿未遂でたどり着いたマックで読むこの本は、自分の感情のザラザラした居心地の悪い部分に、容赦なく響いてくるのだ。
店員の掃除機がけが醸し出す微妙な居心地の悪さと、急に頭をぼんやりと覆い出した眠気がなければ、いくらでも読み進んでしまう。
気付くと時刻は4時。
そろそろ潮時を感じて、マックを出て、夜明けの街に歩き出す。
マックの先のバス停の椅子に座って、高速の橋桁からまだ真っ暗な空を見上げる。
自分はこんな所で何をしてるのだろう?
見知らぬ都会の夜明けのバス停に独り佇む自分…これほど非日常を体現した風景があるだろうか?
やがて立ち上がり名駅通りを目指して歩く。
名鉄とJRの線路が束になって横たわる高架橋が見えて、ちょうど山王駅前に出て来た。
昔のナゴヤ球場前。
普通電車しか停まらないこの小さい駅には、シャッターがなかった。
それどころか自動改札の扉が全開になったまま消灯している。
入っていいのか?
夜明けのホームに立って街を眺めてみたい衝動を覚える。こっちは名鉄フリーきっぷ持ってるんだからいいんじゃねぇか?と思わなくもないが…
営業時間外だし、監視カメラとか作動して面倒なことになっても…と思い、そのまま線路伝いに歩く。
あとはこのままひたすら歩くだけ。
ささしまライブ地区を抜けて名駅まで一本道、もはや誰でも迷いはしない。
正面に名古屋駅方面の高層ビルが見えて、時々行き会う犬連れた散歩のオッサンやチャリがガードをくぐって線路の向こう側へ。
静まり返った都会の夜明け…頭の中にリフレインするのは[七曲署のテーマ]。
『太陽にほえろ!』で[山さんのテーマ]と同じく七曲署を飛び出して聞き込みに行くシーンでよく使われていた曲だ。
数々の名曲に彩られた『太陽~』BGMの中で、どうしてこの曲が沸いて出たのか?
それは今の自分と同じ境遇で、この時間にこの街を歩かないことには伝わりそうもないが…
自分が記憶している限り、意識して『太陽にほえろ!』を見たのはテキサス&ボン編あたりからだった。
おそらく幼少期の記憶に残っていないだけで、家のテレビには毎週金曜日『太陽~』が映っていたのだろう。
テキサス(勝野洋)が敵の組織に蜂の巣にされて殉職したのはリアルタイムで見て覚えている。
マカロニやジーパンの頃の話は夕方の再放送で食い入るように見ていた。
そしてシンコ(関根恵子)を刑事じゃなくお茶汲みの事務員だと思っていたw
ボン(宮内淳)の殉職は幼心に鮮烈で、今でも殉職シーンといえば真っ先に思い浮かぶ。
ボン殉職の翌週、スニーカー刑事(山下真司)登場からオープニングテーマが一新され、その前後から新しいBGMが大量に使われはじめた。
七曲署のテーマが使われ始めたのもそのくらいの頃だった気がするのだが…記憶がハッキリしない。
マカロニが死んだ頃はほとんど何もなかった新宿の西口に、刑事が一人死ぬたびに高層ビルが墓標のように生えて来た時代。
スニーカー登場の時の集合写真は、高層ビルのそびえ立つ西口副都心を背景に立つ七曲署捜査一係。
ボン殉職の週までのくすんだ新宿の街から、まるで近未来都市に舞台が切り替わったかのようだった。
それが新BGMと相まって、新しい時代の夜明けのように、清新なイメージが田舎の幼稚園児の心にもハッキリと刻まれたのだった。
スニーカー刑事のテーマ=[走れ!スニーカー] は、その胸躍る新しい時代の響きを真っ先に思い出させてくれる名曲だと思う。
将来の夢=刑事?
ちょっと違うかな☆
心の中で、自分もとっくに七曲署の一員になり切ってたんだよねw
だから単なる夢以上にちびっこの心をわくわくさせてくれた。
毎週金曜日はほとんど『太陽にほえろ!見るために生きてたようなもんだからね★
自分の中で、夢が形になる前のプロローグのお話。
ささしまライブに着いた高速バスから降りたけだるそうな人の群れと合流して、この周辺に生えて来た高層ビルに『七曲署のテーマ』と『走れ!スニーカー』をリフレインさせながら、名駅エリアへと足を踏み入れていた。
始発が出ればとりあえず電車で寝れる。
早くATMが稼動してくれたらなぁ⇒おそらく今日一日眠気で台なしだろうな★
再開一発目はローズS。
デニムアンドルビーの[強さ]に苦笑いしてしまったわけだが…
秋になってもこういう馬のままか、という所は変わってなくて、むしろテンに行けない馬が出遅れ癖まで身につけてしまった感じ。
ルーラーシップなんてダノンシャンティが勝った毎日杯の頃からあんなんだったし、角居さんの所の有力馬はなんで最近こうゲートがおかしくなっちゃうんだろうね?
この馬場を考えたらペースは決して緩くない。
それに乗じて届いた部分もあるし、本番までにゲートの修正が効くかどうか。
オークスの段階でも素質は随一だったのは間違いないが、ゲート、そして脚質、京都内回り2000の本番で脚を引っ張りかねない要素が大量に残っているということだけは図らずも見えてしまった。
メイショウマンボはあれで伸び切れないか…という競馬に物足りなさは感じるものの、1800の流れは微妙に短いんじゃないか?と思っていたから、負けても不思議じゃなかった。
むしろ武幸がそつなく乗りすぎて、ペース的に道中タラタラ脚を使ってしまった感じもある。
オークスみたいに爆発力を生かす乗り方なら、距離延長で変わるかも。
むしろ人気落としてくれたら狙いたいくらいだね。