ブログネタ:あっちゃんキレイになったよね? 参加中
東京駅日本橋口で白羽一丁目からの高速バスを降りて、京橋方面へぶらりと歩く。
この時の旅立ちの気分を曲で表現すればこんな感じか★↓
コロラド州の真ん中~♪
カリフォルニアのパートタイマー~♪
パパラッチからのエスケープ♪
MIDNIGHTにRIDE ON TIME♪
エンジン吹かして~走り出そうぜ♪
君とサ~ンセッ~トビーチ♪
ア~ラモアナ~♪
踊~り出そうぜ~~~♪
Oh~ヘブリカ~ン♪
$2~♪
…
…
…
ジェッタシー~♪
[ヘブン オブ アメリカン アダルトver./ヘブリカン後藤とL.A.5]
え?妹のあっちゃんですか?
最近はねぇだいぶ所帯じみた親バカババアって感じっすかね♪
空は快晴。
裏路地で一服して八重洲通りに出ると、おなじみの真っ赤なツアーバスが真っ昼間の路上に豪快に路駐していた。
京都・大阪梅田ゆき
本当はこいつに乗る予定じゃなかったのだが…
貧乏臭い旅をこよなく愛する自分は、JR藤代駅の券売機で予め青春18きっぷを買っておいた。
さて旅立つかという前日の2/26にふと切符を見ると…
[利用期間は3/1~4/10]
唖然…
嘘だろ?前は2月20日から使えたじゃねぇかよ!
いわば2・26事件だな(-_-メ)
気合いで休みを取る気になりゃあ、あっさり5連休くらい行けてしまうもんだな…と拍子抜けな勢いのまま2泊分予約してしまった宿。今さら予定変更する訳にもいかない。
さりとて、一日あたり2300円の18きっぷの6倍も払って新幹線に乗るのも何か癪なので、間を取って大急ぎネットでツアーバスの予約を取った。
しかし…
需要の多い夜行便なら、11×4列シートのスタンダード観光バス仕様で最安2600円で京都まで行けるのだが、新幹線の走る昼にバスで行こうと思う素っ頓狂な客も少ないので、バスも少なく運賃も5000円。
まぁ鈍行の旅より快適には違いないし、居住空間料と考えて割り切る。
このツアーバスは、どの路線も10×4列の一律装備で、違いはトイレがあるかどうか程度。
今回は長距離便だけにトイレ付き♪なのだが…
トイレがある分、座席の間隔が詰まっていて、いつもみたいにふんぞり返るほど椅子が倒れず、なんか中途半端に窮屈だ。
と思ってる間に、15人ほどの客を乗せたバスは、東京駅前を定刻に発車。
やたら信号に捕まりつつ、皇居の周りをくねくね曲がって246号方面へ。
東京駅から東名に向かうバスは、霞ヶ関から都心環状に入って、ほどなく右折して3号渋谷線から東名に抜ける。
ほとんどのバス共通の王道ルートだ。
霞ヶ関から首都高に入って、赤坂付近のビルをぼんやり眺めていると、右に折れてゆくランプウェイの分岐点を通過して、バスは左に進んでいた。
ん?
去りゆく分岐道を眺めながら、目が点になる。
あっちが渋谷線だよな?
間違いなく、向こうの壁際に《3 渋谷線》の標示が見えた。
なんだ?
東名が事故で、湾岸にでも迂回するつもりなのだろうか?
2号目黒線の分岐に差し掛かる頃、突然マイクから放送が聞こえた。
[申し訳ございません。私、今曲がる所を間違えてしまいまして…]
苦笑いする運転手の顔が映るミラーに思わず、おいっ!とツッコミを入れそうになる。
霞ヶ関を入ってすぐ右って、東名に抜ける時の基本じゃねぇかよ!
[戻るまで30分ほど多く掛かってしまいます。お急ぎの所、私のミスで申し訳ございません]
ところが、この放送にキレるどころか、反応した乗客さえ一人もおらず、むしろ関係なさげに、薄目を開けて寝てるような強兵揃いであった。
たどたどしくも、人の良さそうなオッサンの口調にため息をつきつつ、まいっかという気分になってくる。
アクシデントを楽しむのも旅だ。
今頃は東名目指してぶっ飛ばしていたはずのバスは、渋滞の都心環状線をのろのろと進み、元いた方角に戻ってゆく。
運転手のオッサンの芸のなさはほとんど芸術的で、途中で高速を降りて一般道を鍛冶橋に戻って来ると、全く同じコースで皇居の周りをのろのろと信号に止められながら、霞ヶ関に向かっていた。
皇居前の全く同じ風景を眺めていると、いったいいつ京都に辿り着くのかと、苦笑いで気が遠くなる。
しかし今度は間違いなく霞ヶ関からすぐ3号に折れて、ようやく東名に向かって快走し始める。
ロスは運転手のオッサンの予告通り30分。
そこがプロでどうするんだよ★w
中央環状線の手前が混んだくらいで、3号から東名は快調そのもの。
最初の休憩地点、海老名SAまであっという間に着いてしまう。
このオッサンの担当はここまでで、海老名から先は京都・大阪まで別の運転手に交替する。
金を使い控えるために巨大梅おにぎりを2つ作って来たのだが…
SAに寄るとついいろいろ食いたくなっちゃうんだよなぁ♪
という訳で、飲み物3本に、からあげ、蒲鉾、イカげそなどおかずを大量に買い込んでバスに戻る。
足柄山の風景を眺めながらおにぎりを食い、東京駅で買ったぬるいビールをかっ喰らう。
交替した運転手氏の方がよりプロっぽいハンドル捌きだったが、左ルートが工事中の表示が出ているにも関わらず、右ルートに行かず、左ルートに入っていったので、あれ?と思う。
そして同じように、左に行く車の方が遥かに多いという不思議な状態。
工事中の現場で多少流れが悪くなったが、渋滞するほどではない。
だが、並走する右ルートはガラガラで数台しか走っていない。
案外、左ルートの工事で右ルートに誘導された車目当てに、この区間名物の覆面がうろうろしてるというオチがバレてたのかもしれない。
御殿場を過ぎて、新東名の分岐に差し掛かる。
ここは予想通り新東名に入って、東名とさほど離れていない山の中をトンネルでぶち抜けてゆく。
直線が多く走りやすいのは一目瞭然だが、海や街沿いを通る東名と違って景色は単調でだんだん飽きてくるのが欠点といえなくもない。
ちなみに自分もいい感じで酒が回り、ここからしばしおやすみなさい♪
減速する感覚で眼を覚ますと、次の休憩地点浜松SAに着く所だった。
ここは去年の秋に、中京の馬券野郎のお膝元乱入の旅で立ち寄っている。
新東名の休憩地点には、NEO-PASAの愛称がついていて、オリジナル飲料も売ってるし、ものすごくピカピカで快適だが、中でもこの浜松が新東名屈指の大型SAといえる。
YAMAHAのお膝元だけに、ガラス張りの屋内にピアノがあったりと無駄に豪華な造り。
土日なら生演奏でも聴けるのかもしれないが、平日なんてただ飾ってあるオブジェにすぎない。
ちなみに上り線の掛川PAは、売店がミニップになっている小さい休憩地点だが、入口の右側の一角でおばちゃんがおでんやカレーを売っていて、これがなかなかいい味出している。
うまいし、空いてるので、ここは穴場。
浜松でもパンを買い込んで、喫煙所に行くと、運転手氏が煙草を吸っていて、お互い軽く会釈する。
[新東名出来て、高速バスはほとんどこっち回りになったんすかね?]
[うちの便で東名行くのは、静岡・浜松便の一往復だけですね]
[やっぱりこっちの方が走りやすいっすか?]
[こっちはカーブも少なくて勾配も緩いですからね。お客さんも新東名になってトンネルで耳がキーンとしなくなったって言いますよ]
[へぇ~、さっき御殿場の辺りで結構強風吹いてたから、山の方が風強いのかと思ってた]
[逆に東名はすぐ海ですからね]
[確かに]
悪天候時に由比や興津の辺りで通行止になってしまうのが東名のネックなのだ。
[後は天気悪くなりそうだから、この先で伊勢湾岸がどうなるかですねぇ]
[あ~あれは完全に海の上ですもんね]
運転手氏が苦笑いする。
東名~名神から、新東名~伊勢湾岸道~新名神がメインルートになって距離も短くなった。
夜の名古屋港付近の殺風景な夜景はなかなか好きなのだが、その代わり海の真上を横切って走る感じだから、日によってなかなかいい突風が吹いて来る。
再び西に向かって爆走するバス。
パンを食いながら景色を眺めていると、ほどなくカーブがうねうねと続いて、三信遠州道に合流する。
新東名はまだ全通していないので、愛知側は三遠道で東名に接続する形になっている。
新東名が豊田まで延びるとダイレクトに伊勢湾岸道に接続するのだろう。
伊勢道に入り、秋に行った刈谷ハイウェイオアシスの観覧車を横目に、濃尾平野の市街地に入ってゆく。
名古屋高速の分岐を抜けて、名港エリアに入っても風は思いのほか強くなく、すんなり新名神へ。
次の休憩地点は甲賀の土山SA。
30分遅れにもかかわらず、なぜか30分という長時間休憩。
のんびりSAをうろつく。
屋台が連なった端に[甲賀もち]の看板が。
おばちゃんが、あんこを詰めたよもぎ餅をホットプレートで焼いている。
もう食いは控えようと思っていたのだが匂いにつられてしまう。
雪の残るSAのテラスで、無料のお茶と一緒に食う甲賀もち、なかなかうまい☆
甲賀といえば、戦国大名滝川一益や藤堂高虎の故郷なはずだが、周辺案内板にそんな表記は一つもなく、甲賀=忍者のオンパレードであった★
京都東ICを降りた途端、国道1号はピタリとも動かぬ大渋滞。
5分経っても50mも進まない始末。
いくら混む地点でも、これは何かあったとしか思えない。
携帯ラジオでKBS京都を聴くと、山科で事故があった模様。
30分ほど掛かって事故現場に来ると、ぐしゃぐしゃになった軽自動車やトラックが大津方面の車線を丸塞ぎしていた。
タイムロス1時間…いつ京都駅に着くのかと思うと気が遠くなったが、現場を過ぎると快調に東山のうねうね道を突破して、あっという間に京都駅に着いた。
17:30。
実は予定時刻からたった15分の遅延。
道理で土山でのんびりしてたはずだよ★
近鉄京都駅の窓口で用事を片付け、嵯峨野線へ。
18時過ぎ、ようやく本日の目的地花園に到着♪
戸崎の去った南関東。
次のエースはおそらく御神本、そして森泰斗。
しかし群雄割拠、魑魅魍魎の南関。
さらに今野、坂井、張田、石崎駿…名前を挙げ切れないほどの猛者どもも牙を研ぎ、存在感を示し続けるはず。
もちろん、いつまで経っても辞めそうにない、あのお方たちも…
そんな南関東クラシック第一弾の桜花賞は、日本一大舞台にふさわしくない浦和1600。
3コーナー発走で、すぐ4角。外枠の馬は50m余計に走らされた揚句、いい位置を取ろうとすれば掛かってしまう。
極端にいえば、出遅れても、内を捌いた馬が来てしまうコース。
去年の勝馬コテキタイ…大して強い馬じゃないが、人気のエンジェルツイートが出遅れて、最内から張田がピュン。終了。
今回の1番枠は的場文男大先生。
そりゃ行くね、当たり前だね。
この人の逃げ術を持ってすれば、浦和1600⇒内枠⇒ハナ⇒逃げ切り確定のようなものだ。
それをわかっていても阻止できない浦和。
ロケットでコーナリングを決めた的場師匠とイチリュウの前に、真島の快速デイジーギャルでさえ番手で宥めるざるを得ない。
最初の4角で勝ち馬がわかってしまうレースに、相手はおまえ一人だ!とばかりに敢然とビタ付け徹底マークで勝負を挑んだ男がただ一人。
石崎父ちゃんとアステールネオ。
もちろんロスなくハナの有利を的場先生が棒に降るはずもなく、自分の馬に負荷なく、コーナーで後続に脚を使わせる絶妙の逃げ。
貯まり切った脚で3角手前からピューンと突き放しにかかる。
そこでただ一頭置かれず射程圏にいたのは父ちゃんだけ。
長年の呼吸でお互いの動きを読み切り、2頭でペースアップするのだから、この瞬間に後続はチン。
直線の一騎打ち、ハナ行った強みでイチリュウが突き放すが、流れを完璧に読み切った石崎父ちゃんの騎乗で、アステールネオは危なげない2着。
次のエース云々の前に、戸崎がいなくなった最初の大レースが結局未だにこの御大二人の独壇場になってしまうんだから、南関東恐るべし★