ブログネタ:何月生まれ? 参加中
今月、仕事は超多忙。
合間を縫って、沼袋で鍼。
頭も筋肉もゆるゆるでどうしようない。
放っておいたら、仕事中でも寝そうな勢いなのに、頭の回転は天然無心に冴えていて、能率は悪くない。
完全に謎の状態。
風呂入って、ビール飲んで、ホゲーとしてたそんな時に、震災編でおなじみの放浪男から、一年ぶりくらいに久しぶりの電話が…
[いやぁ今日は何やってますか?…久々に歩きましょうよ]
同じ市内にいながらにして、どこへともなくふらふらしてるんだろうと思っていたのだが…
知らぬ間に奴は、台湾に飛び、ステイして語学留学していたのだった。
社会に対して斜め45度に背を向けて生きる我々は、このようにして忘れた頃に互いの安否を確認するかの如く、夜の街を気分に任せてほっつき歩く。
台湾暮らしでやさぐれた奴の顔は異様にシャープになっていた。
[久々で友達に会ったら、みんな喰らってますね…転職したいだなんだと]
奴は含み笑いを浮かべる。
[で、言われましたよ。おまえはいいな、何もないけど自由で]
笑うしかない★
高台の大学から、新彊ウイグル自治区のように遥かな月夜を眺め、また歩く。
奈戸岡という市営&県営住宅の密集した丘まで来た頃には、真夏の運動不足と水分摂取の影響で、とんでもない勢いで汗だくに。
公園の前の自販機で自分は伊右衛門、奴はオランジーナを買って、椅子にへたり込む。
そしてまた歩く。
一人で歩くのと、二人で歩くのは感じるものが全く違う。
おそらく一人で歩く夜に自分の心に問い掛けた心の風景を、他者の生き様を通して確認するという作業。
[最近、占星術とか当たってんじゃないかって気がするんすよね。万国共通なんすかね?性格とか見てると共通項が出て来て、なるほど…いや当たってんなと]
早い話が、婉曲に女の話題をしている訳だ。
ちなみに、自分は4月=牡牛座、奴は6月生まれ=双子座。
そこで自分は、[生まれ落ちた瞬間に感じた季節の空気が人格形成に影響して、それが星座の共通項になるのではないか?]という珍説を披露してみた。
しかし自分は一日早く生まれていたら牡羊座だったので、言ってて怪しいことは自分がよくわかっているのだが…
というように、人生から色恋の道まで、出てくる会話は、毎度しょうもない。
しかし、このしょうもなさも併せ呑んでみると、案外普遍的な深みに辿り着いてしまう。
静謐な夜の風が、普遍性へと降りてゆく機能を、我々は本能的に知っているのかもしれない。
そして忘れた頃に、また夜歩くことになるのだ。
キーンランドC。
ビウイッチアスが好スタートだが、男藤田が今日も押っ付けてハナを奪いにかかる。
しかし内から来るパドトロワ。GⅠでもハナを切れる馬が相手では、テイエムオオタカもかなわない。
藤田が諦めて、折り合いがついた時点で勝負は決まってしまった。
典さんのダッシャーゴーゴーはこの流れで好位。
強いパドトロワのペースだけに流れは速いが、相手が馬なりの楽な手応えで逃げる形だけに、捕らえ切るかどうかは追い出すタイミングひとつ。
直線向いて、ひと追いで突き放すパドトロワ。
テイエムオオタカはバテもしない代わりに、逆に追って一味足りない馬。
内を突いて抜けて来たダッシャーゴーゴーがあっさり交わして、パドトロワに並びかける。
しかし、競馬の本質は基本先行有利。
楽に直線抜け出せたパドトロワが最後に脚を一つ残してハナだけ凌ぎ切った。
スプリンターズS2着の内容から千直適性は自分的には疑いようもなかったが、コーナーのある1200の競馬よりも千直の方が溜めが効いてスパッと末が切れた。
相手関係もあるが、千直の方が勝ち方も鮮やかで安心して見ていられたように思う。
ダッシャーゴーゴーは、位置取り、仕掛けのタイミングも完璧。
59⇒56㎏なら弾ける。
典さんは勝ったと思っていて、アンカツさんは負けたと思っていたように、完全に運が向かなかったということに尽きる。
ただし観戦してる側は違う。ほとんどの人が、映像だけで内が残ったのはわかったのではないか?
混戦のように見えて、やはりこの位のメンバーでは、GⅠ実績を持つ馬の底力が完全に物を言う。
ここでは2頭の地力が違いすぎた印象。
テイエムオオタカは、ハナを奪われても、この馬の競馬はしたし、妥当な3着。
51㎏で勝って来たシュプリームギフト、さすがに好調らしく4着はもぎ取ったが、やはりGⅠ級相手ではまだ少し足りなかった。
これからの馬ということ。
CBC賞で-10㎏だったスプリングサンダー。
間隔は開けていたが、今回は馬体減で好走した反動が出て危ないパターン。
それでも5着まで来たのかと思ったが、弾け切れなかったのは、脚質と札幌コースのせいだけとは思わない。
最初からローテーション的に危ない馬だった。
51㎏据え置きで、先行2頭を見る位置で競馬していたビウイッチアス。
稽古も駆けるし、人気にもなるが、ちょっと斤量でこの内容では物足りない。
元々A級オープン馬という感じのオーラも感じないのだが…
軽ハンデでメンバーの手薄なオープン特別あたりでこそピンと来る馬ではないか?
夜中にコンビニの駐車場で、コーヒー啜りながらこのブログを書いていたら、隣に入って来た車の中から怪しい人影がこっちに視線を送っていた。
この街には訳のわからん輩がゴロゴロ現れる。
なんか変なのが来たぞ、と思って渋い顔で振り返ると、そこにいたのは、昨日[また一年後だな]と言って夜中の辻で別れたばかりの放浪男であった。
[また一年後とか言ってた次の日に、こんな時間にこんな場所で遭遇するとは]
奴はおかしくてかなわんらしい。
そういう妙なる縁なのだろう。
新潟2歳Sはまた次回★