記録として残しておきます。
ようやく、物損・対人ともに決着しましたので公開します。(期間限定です)
去る、2012年12月13日(木)午後9時15分(警察が確定)、停車している私の車(性格にはパートナーの車)に時速50キロにて走行していた車がノンブレーキで後ろから突っ込んできました。
警察の撮影した写真と、状況からみると、私の車に追突した後、約8mにわたって私の車を押しながら部品を撒き散らして停車したようです。
車の破損状況からみると、私の車は縁石に前部分をぶつけたりしながら進み、ようやく停車。後ろだけでなく前部分も破損し、車全体が歪んでしまい、私はドアを開けることも出来ず、車内に閉じ込められていた状況でした。
まずは相手の車が突っ込んだ後ろ部分

ほぼ、真後ろに追突し、大きく凹んでいることが分かります。この追突の衝撃により、トランクの左横にガソリンタンクがあるのですがひしゃげていました。また、大きく押されていることで、室内の後部座席も大きく前に押し出され、前の座席とほぼくっついている状況でした。子どもを後ろに乗せていたらと思うとゾっとします。
続いて、横です。

前と後ろの車輪が、真ん中よりに寄っています。
前もぶつかったということがよく分かります。MINIは真ん中はモノコックで後ろと前にサブフレームが組まれ、足回りやエンジンはサブフレームについています。このサブフレームが見事にひしゃげ、中よりに寄っているのです。フェンダーが大きく出っ張っていることからもそのような状況が見て取れます。
最後に前です。

一見前はなんともないようにも見えますが、先ほどの横の写真にあったように前(多分正確には前側面)に縁石があたったことで、サブフレームが大きく歪み、モノコックボディも大きく歪んだことでボンネットが半開きになっています。実際の車を見ると車全体が大きく歪んでいることがよく分かるのですが、写真だとちょっと分かりずらいですね。
実際、運転席側のドアは救急隊によって無理やりこじ開けてもらいましたが、助手席側はまったく開きませんでした。
自分自身の怪我は、むちうちと全身打撲による1週間の怪我という診断でしたが、むちうちや肩の痛みは未だよくなる気配はありません。
これだけ大きな事故でそれぐらいの怪我ですんだのは不幸中の幸いでしたが。。。
それと自分だけが乗っていたというのも不幸中の幸いです。
警察からは、あと10キロスピードが出ていたら間違いなく横転していたでしょうと言われました。これが追突されたのがBUSだったらきっと今回のスピードでも横転していたでしょうし、BUSは後ろにエンジンとガソリンタンクがあるので、火災が起きていた可能性もあります。
今回はMINIでしたのでシートベルトをしていましたが、BUSはシートベルトもありません。
BUSだったら。。。死んでいたかもしれません。。。
体の状況は。。。
胸部、腕、肩、脚の打撲と捻挫、首と腰の捻挫でした。
この日から、首と腰の捻挫(ムチウチ)との闘いが始まったのは言うまでもありません。
首は常に痛く、怠く、子どもを肩車することもできず、おんぶも抱っこもつらい。。。
2年経った今(2014年12月)も、首の痛みに耐えているというのが現状です。
しかし、それにもまして今回の事故で一番頭にきたのは自動車保険の対応でした。
特に車への保証はひどいものでした。
我が家は夫婦そろって古い車に乗っている身。今回の事故でほんと古い車への保証はひどいものだということを痛感させられました。
我が家のMINIは、98年のポールスミスミニ、限定1500台と言われています。
当時限定1500台ですから現在現存する台数は。。。数百台でしょう。
当然市場価格はピンキリです。こういう車は程度によって、どの程度手が入っているかによって値段が大きく変わります。これは空冷VWでも同じです。まあ、古い車であればみんなそうですよね。
その上に、限定車ということでのプレミアもあります。
しかし、保険会社は走行距離、年式しか見ません。
どんなにいつどういう手を入れてきたか、ここまで仕上げるのにどれだけの労力がかかったか等説明し、履歴を見せ、市場価格の平均値を指示してもまったく話を聞いてくれませんでした。
担当者からは「お宅の車にそれほどの価値があるとは到底思えない」「どういった証明書類をだされても査定価格は変わらないし認めるつもりもない」と暴言ともとれるような恫喝ともとれるようなことを平気で言うのです。
車の価値についてあんたにとやかく言われたくない。その車に対するオーナーの愛着や付き合い方等々知りもしないあなたに何がわかる!!これが率直な感想でした。
もう、どうしようもないので弁護士へお願いすることに。
入ってて良かった弁護士特約。年間金額的には大したことないので入っておきましょう。
弁護士と相談の結果、「再度すべて計算しなおして請求額を確定させましょう。ただ日本は車に対しての価値は道具的価値しか認めないのがこれまでの判例。これを覆そうと今まで色々な人が闘っているがどれも負けているのが現状。したがってあまり多くは望めないでしょう。その分人身と合わせてトータルで考える方が賢明。」とのことでした。
結果、再度計算し交渉するも担当者が頑なになっていて交渉決裂。人身部分の交渉までしばらく時間がかかるので放っておくことにしました。
そして月日は流れ。。。
保険会社から連絡が。「担当者が代わり早く妥結したいのでこの金額で何とかしてもらえないか。」という話でした。当初の提示額は数十万。今回の話でようやく三ケタにのったのでした。それでも到底納得できる金額ではありません。最後はバナナのたたき売りのように、これならどうだこれならどうだの繰り返しのあげく、請求額の半値8掛けとなったのでした(涙)
体のほうは、2年が経過したところで保険会社から治療打ち切りの連絡が。
弁護士とも相談し、「通常3か月、6か月、1年、1年半で切られるのが2年になったのは異例であることからしょうがないでしょう」ということになり受け入れることに。
弁護士のアドバイスもあり障害認定をとることに。障害認定は目指すは14級。正直言って一度の申請で取るのは難しいでしょうとのことでしたが、何とかクリアすることが出来ました。
後は、弁護士が休業損害、後遺障害にたいする保障、慰謝料等々を計算し提示。交渉では色々あったのでしょうが、なんとか提示額の9割で妥結することが出来ました。
今回の事故の教訓。
①保険会社はしっかりえらぼう!
今回の相手の保険会社は大手の会社。大手だから対応が良いとは限らないということがわかりました。事故対応の良い悪いは、加害者になった時に相手からの印象が変わります。場合によっては一緒に保険会社へ掛けあうぐらいの気概も必要かも?!
②事故にあったらすぐに相手に対し、しっかりと保障することを確約させる。
これが一番難しい。ましてや怪我なんかしてたらなおさらです。でも古い車への保証はハッキリ言って無いに等しい。全損になったら損するのはこちらです。だから全損にさせない。保険会社がカバーしない分は加害者が保証しますぐらいの約束を書面で確認できればかなりその後の交渉に影響をあたえるのではないかなぁ?!
③弁護士特約に入っておこう
保険会社は相手が素人なもんだから、お金を出さないためには何でも言って言って言いくるめようとします。でも、弁護士がでてくると途端に変わります。保証金額も全然違います。計算方法がそもそも違います。だから弁護士特約は入っておく方がベストです。
さいごに
自動車事故でどうしても腑に落ちないのが対物賠償です。
車は減価償却が適用され、10年経った車は価値がないとされます。そうなると簡単に保険会社が決める損損金額になり、数十万円の保障金額にしかならないのです。
たぶんこれはどんなに高級車であっても市場価値の高い車であっても同じなのでしょう。市場価値は何億のフェラーリ等でも同じことになるのか。日本の場合にはたぶんなります。「この市場的価値は骨董品的(美術品と同じ)価値であり道具としての価値ではない。それを求めるのであれば道具として扱うのではなく骨董品(美術品)として飾って眺めていなさい。」というのが日本の司法の現状なのだそうです。(弁護士談)
年末になると事故が増えます。みなさんもくれぐれもお気をつけください。