今日もまんざらじゃなかった -2ページ目

今日もまんざらじゃなかった

「5年後が違う」という思いで、読書を通しての気づきを書き綴っていきます

 

レッスン1 今の自分の気持ちに気づく

シンクロをおきにくくする「世間の常識」や「他人の基準」を捨てよう

自分の望みをかなえる人、人生がうまくい人には、シンクロニシティ(今の自分にぴったりの出来事がタイミングよく起こること)がたくさん起きる。

自分がどうなりたいのか明確な人ほど、何が必要なのかがわかるので、必要な行動をとることができる。

「今」自分が何を望んでいるのか明確にすること。

ところがいま、自分がどうなりたいのかわからない人が増えている。

「〇〇したいな」すぐに打ち消してしまう。

まず、「今」自分が何を感じているのかを受け止める。

今何を感じているのか?何を考えたのか?このことを意識して言葉にすることが大事。

 

-自分が今何を感じているか、思っているか、これがネガティブな感情ばかりなのですが、いいのでしょうか?すぐに「嫌だ」「ダメだ」「無理だ」「もうおしまいだ」と思ってしまう。これが今感じていることだが・・・と言いつつその感情の先に何か願望のようなものがあるのだろうと思う。取り繕ってそれでも50歳まで来て偉い!

 

レッスン2 自分に自信が持てないとき

シンクロを起こすスイッチは「本当の気持ち」の奥にある

低血圧なのに朝起きた私、エライ!

パソコンが苦手なのにブログを書くと決めて、超エライ!

記事を一つ書いた、天才!

タイトルを工夫した、すごい!

記事にコメントが付いた、すごい!

ご飯を食べて体力付けて、エライ!

「こんなことできて当たり前」と思えることにもOKを出しまくり

将来が不安だと思っている、そのことを認めてすごい!

私は世間から取り残されていると思っている、認めてエライ!

記事を書いて何につながるのだろうと思っている、認めてエライ!

ネガティブな感情にも、気づいたらOKを出す。

ネガティブな感情を認めることは“本当”にエライ!

この積み重ねで、「あるがままの自分でOK」と思える気持ちが育った。

未来が不安だったのに、いつの間にか「自分はだいじょうぶ」と思えるようになった。

人生は紙一重、10秒の習慣をするかしないか、ただそれだけ

シンクロニシティは誰にでも起こせるし、すでに起こっている。

人は、自分と共鳴するものといつもシンクロしている。

シンクロニシティは「今」の自分の状態が大本になっている。

どんな自分にもどんどんOKを出していくことで、自分にぴったりのシンクロニシティの波をつくり出していくことになる。

 

レッスン3 行動できなくて責めてしまうとき

「できなかった事実」より「やろうとした気持ち」のほうが偉大

「誘惑に弱い」「ダメだな」と自分を責めてしまう

「こうあるべき」「~でなければいけない」が強いと、その基準以下のことには×をつけてしまいがち

しかし…

「できなかった」と思うということは、「何かをやろうとした」ということ、これに気づけ

何かをやろうとするのは偉大なこと

「何かをやろうとしたこと」より「できなかったこと」に注目してしまう。悪かった点ばかりに注目してしまい、それに引きずられる = そちらにシンクロする!

「何かをやろうとしている気持ち」に焦点を当て続ける

徹底的に自分に寄り添っていると、不思議と絶対的な安心を感じるようになった

自分を受け入れる、自分にOKを出すということは、絶対的な見方になってくれるもう一人の自分を自分の中に住まわせてあげること。

大親友が何かできないことがあったとき、「ダメな奴だな」とは言わない。「ずいぶん頑張ったね」と頑張ろうとした気持ちに寄り添うはず。

そういう関係性を、もう一人の自分との間に築く。

 

-自分を認めること、自分を大切にすること、自分をそのままで受け入れることができているか、できていないかで、幸福感が違ってくるのだと思う。人に攻撃的な人は、やはりどこかで自分を認めていない。まずは自分のありのままを好きになることが大事。

 

自分が自分の最大の味方であり、大親友

自分自身の「やろうとした気持ち」そのものにOKを出し続ける。

自分が自分の最大の味方になったとき、到底無理だと思っていた開かない扉が待ってくれている。

 

-まずは自分の全ての行動、考え、失敗すらもOKを出してあげることだ。「自己肯定感が高まると、現実を見る恐ろしさが消え、いいも悪いもすべて認められるようになってくる。自分のことも俯瞰できるようになり、何かチャンスがやってきたとき、直感が働いて自分にとってよいほうを選ぶことができるようになる」。直感=素直ということだ。今の状況も「これがよい」と受け止めよう。そして今、目の前のやるべきことを明るく朗らかに楽しんで喜んでやることだ。

もう一つ大切なこと、「自分がどうなりたいか」ここをしっかり持っておく必要がある。どうなりたい?書いてみろ。

 

レッスン4 なかなかなおらないクセで責めてしまうとき

人生は「結果オーライ」になればよい

「やろうとしたけどできなかったこと」が、直したくても直せないクセや習慣となると、工夫が必要になって来る。

「諦める」は、「明らかに認める」が語源らしい。

ジタバタせずに、「自分は一度では起きられない」「自分は片付けができない」と明らかに認める。

「あ~また起きられない」「あ~また自分を責めてしまった」繰り返す。

何度寝しても、最終的に起き上がったときに「天才だ!」「すごい!」と自分をべた褒めする。

何度も寝てしまう間は、どれだけ責めてもいい。最後に「起きてすごい!」と褒めれば、それでヨシとする。

プラスがわずか0.5%だけ上回る(プラスが50.5%、マイナスが49.5%)だけで人生は好転し始める‼

最後は「よしOK‼」

 

-読み進めるのも辛い感じ?そうでもないか、「どうにかなる」という思いも半分ぐらいはありそうだ。0.5%でポジティブにひっくり返るらしいので大丈夫ではないだろうか。今の状態を楽しみに思えよ。

 

「素敵」に焦点を合わせて10秒スイッチをすることで、自分にも「素敵」が投影されていった。

潜在意識には主語がない。

「人をステキと褒める」=「自分をステキと褒める」

ステキを見つけていく中で、自分もどんどんステキになっていった。

そしてステキ同士が引き合ってシンクロした、ということ。

 

-10秒スイッチってなんだっけ?潜在意識の書き換え方という話になってきた。それはそれで嫌いじゃない。だが、潜在意識を書き換えるなんて本当に難しいと思う。行動によって潜在意識が簡単に書き換えられた苦労はない。そもそも考え方の習慣を変えられるだろうか。それよりは「全ては遺伝子による」と開き直って諦めてのんびりやっていけばいいのではないだろうか。とはいえ、ここから必死に巻き返しを図るのだが…それももちろん自分自身の遺伝子がそうさせているのだ。だから「これでいいのだ」。

 

レッスン5 失敗した自分をダメだと思うとき

あるがままの感情を深く認めることで「自分の現在地」が明らかになる

「ピンチはチャンス」たいていの場合、表面的なポジティブ思考になりがち。

「大失敗だ!」「すごいショックだ!」と思う場面で、どう10秒スイッチを使うか。

深く認めること = 自分の現在地を知る

今、自分が何を感じているのかを認める

嫌なことがあったら、小声でいいので「あ~、〇〇が嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」と集中して唱えまくる。心の中で唱えるより、声に出したほうがいい。

嫌なことを「嫌だ嫌だ」と唱えていると、状況を真正面から受け止めることができ、シンクロスイッチを押せるようになる。

ネガティブな感覚が「真に」おさまる、リセットされる。

嫌なこと、できていないことを深く認めて、現在地を理解すると、自分を責めてグルグルする状態をリセットできる。そして本来進むべき方向の選択を取ることができる。

シンクロニシティはリセットし「今」の状態に応じて起きる。

自分のあるがままの感情を深く認められると、「人生ドーンとこい!」になる。

 

-自分自身を丸ごと認めることができていれば…という重要な大前提がある。そんな自分の今の実力を示してくれるのが「失敗」ということか。今まさに「苦難」が来ているが、ここをしっかりと受け止めてそして前向きに取り組むことだ。それにしても能天気に受け答えしているが、結構シビアな人も多いと思う。そういう人のセラピーはどうしているのだろうか。自分だったらどう相談するだろうか。人に相談というのが本当にできていない。一度は指導を受けてみるべきだろう。もっと苦難来い、指導まであと一歩だ。

 

レッスン6 悩んでグルグルしてしまうとき

相反する気持ちにOKを出すと直感が降りてくる

「やりたくないけど、やらなくてはいけない」

「早くやったほうがいいのに、先延ばしして取り組めない」

10秒スイッチはとてもシンプル「今の自分にOKを出す」が本質

レッスン1 「今、何を感じているのか」に気づく

レッスン2 「ネガティブな気持ち」「小さなできていること」に気づいてOKを出す

レッスン3 「やろうと思っている気持ち」にOKを出す

振り子を止めるための3つのステップ

①揺れている両方の気持ちを認めてOKを出す

②振り子は中庸に収まっていき、止まる

③「本当はどうしたい?」と自分に問いかけてみる

直感が降りてくる、ピンとくる

「モヤモヤする日があってもいい」それくらいに思って、「悩んでいる私もOK」「よく考えてエライ」とOKを出す

心の振り子が止まるキラーフレーズ「私はいつもベストな選択をしている」

 

自分の中に溜まったすべての感情をノートに全部書き出す

3週間、毎日自分の中の感情を書き続けたが、不満しか出てこなかった

ちなみに、ノートに自分の本音を言語化して書き出すことは自己受容になり、10秒スイッチと同じような効果がある。

ある時ハッと気づく…「世界は自分の味方だ」

自分の悩んでいる気持ちをそのまま認める、それだけで変わった

 

-自分のネガティブな感情にOKを出す、というのはまさに今の自分にピッタリだ。とにかく我慢強くストレス耐性が強いが、ここから先はそれだけでは難しいような気がしている。まずはネガティブな感情をノートに書きだしていこう。それを覆い隠すために、ネガティブなニュースを拾い読みしたり、動画をただひたすら見て脳みそを空っぽにしたりしているだけだ。これをしても時間を浪費するだけで、決して解消にはならない。

 

レッスン7 本当はどうしたいの?

大きなシンクロスイッチは「絶対に認めたくないこと」の奥にある

「本当はどうしたいのかわかりません」

「本当は何がしたいのかわかりません」

本当は、サインはちゃんとある、気づいていなかっただけ

嫌だと思っていることをそのまま認めきったときに、ようやくサインに気づける。

認めきると、体がフッとゆるむので、気づく余裕ができる。

大きなシンクロスイッチは「絶対に認めたくないこと」の奥にあるケースがとても多い。それを認めた途端、本来望む方向へ大きく動き出していく。

「私はいつもベストな選択をしている」

自分への信頼が増していくと、すでに自分の中にあるサインに気づけるようになる

 

-「絶対に認めたくないこと」=恐怖だ。物がたくさんあるという状態が本当に嫌だ。早速、ネガティブな感情の書き出しの中に記述したくらいだ。この感情にまずはOKを出す。他にもいろいろある。長い時間、我慢してきたのだ。かなりのネガティブが積もり積もっているはずだ。それが今まさに現象として現れているということになるのだろう。ここ本当にポイントだ。そういう感情もOKだ。まずは現場で整理整頓だ。不要なものを捨てていくことが得意な自分OK。そこは伸ばしていこう。もう一つ、社員教育が本当に嫌だ。無意味だとすら思う。人それぞれ考えがあって、それでいいではないか。こちら側から何かを伝えて人を変えようとすることに何の意味があるのだろうか。自ら学ぶ姿勢がある人だけが学べばいいのではないか。それにしても一番はやはり儲からないことだろう。この意味のなさがやるせない。これにOKを出して、認めて、そして人に素直に相談することができない自分にもOKか?OKだ。この人数が適正人員で、社長である自らもシフトに入って回してこその商売であり、ファンづくりなのだろう。「これでいいのだ」つまり「私はいつもベストな選択をしている」つながってきた。

 

レッスン8 未来がうまくいくと信じられないとき

過去の自分に感謝し続けると未来から閃きがやってくる

「現在から過去にOKを出すこと」がポイント

昨日の自分より、ほんの少しでも前に進めている自分の成長を認めてOKを出す

「あ、あれやってみよう」と閃き、やってみたことが、後になって「やってよかった!」と、それを選択した自分に感謝したくなることが増えてくる。

過去の自分に感謝し、「ありがとう」と伝えていると、未来から閃きがきて、その閃きを行動に移すと、まさに過去の自分に感謝することが増えていく!

今はまだ「辛い過去」としか思えなくても、こういうメッセージをずっと伝えていると、どういうわけか、まさにそう言いたくなる現実がつくられていく。

 

-想像してみる。過去の自分にがっかりしている、過去の自分の不甲斐なさに怒りを感じている自分が今の暮らしを楽しいものにできるはずがない。やはり「過去の経験に感謝」ができなければ。あの時の決断、頑張りがあったから、今の自分がいるんだ、ありがとう、というこの気持ちをもっと現実的な出来事で感じることが大切なのだ。例えば、

30歳の時に妻と突き出したあの頃があるから今家族と過ごしていられるのだ、ありがとう自分!

恐ろしいクレームにも耐えて踏ん張ったから、今の収入があるのだ、すごいぞ自分!

すごいぞ!ありがとう!過去の自分!

 

レッスン9 相手に不満があるとき

自分にOKを出せば結果的に相手も変わっていく

勉強しない子供を自主的に勉強させたい

育児をしない夫に育児協力させたい

意地悪な上司の性格が変わればいいのに

自分にOKを出せていれば、人をどうにかしようと思わなくなる。その余裕で、結果的に相手が変わることもある。

一、どんな自分にもOKを出す

「わかってほしいのに、わかってくれない」という不満は、自分を認めてほしいということの裏返し

二、頑張りすぎている自分を受容する

「私良くなってるね、OK」「私もベスト、相手もベスト」

 

-相手に対する不満というのはイコール自分のあるがままを受け入れることができていないことの投影。まず自分にOKを出す。うまくいってなくても、うまくいこうと奮闘している自分にOKを出す。昼寝してしまっても、それもOK!飲み過ぎてもOK!自分のそのままを受け入れる。今自分がここに存在しているだけで価値がある、と思うことができればそれは「幸せ」な状態だろう。その境地にたどり着いてこそ、自分のこの世の中での役割に気づけるということか。ここまで気づけている自分OK。今まで本を読みつづけてきた自分OKだ。

 

レッスン10 一人で頑張ろうとしてしまうとき

究極のシンクロスイッチは、あなたが「生まれた日」にある

最強の味方が常に自分と共にいてくれたこと、そしてこれから先も共にいてくれることに気づけるようになる。もう一人で頑張らなくてよい。

ご先祖様の応援の力を活かす。ご先祖様は、自分たちを常に応援してくれている。

今の自分に×をつけるということは、自分に命をつないでくれたご先祖様にも×をつけていることになる。

逆に、生まれてきた自分にOKを出すということは、命をつないでくれたご先祖様たち全員にOKを出すことになる!

「自分は素晴らしい存在だ」と自分にOKを出すことで、ものすごい数のご先祖様たちからの応援が、自分に流れ込んでくる。

ご先祖様たちの最先端にいる存在。

ご先祖様=過去の自分

時間軸の長さ × 人数 = シンクロニシティが起きる大きさ

たくさんのご先祖様の存在を想像してみる…一人で頑張ろうとしていた気持ちがフッとゆるまないか?

自分が空間に溶け込み、世界と一体化する感覚になる人もいるかもしれない。

もし今後、自分の人生に困難なことが起きたときは、たくさんのご先祖様たちを想い、唱える。

「私の命につながる全ての存在たち、ありがとうございます」

①今の自分にOKを出すことは

②生まれたときの自分にOKを出すことであり

③命をつないでくれたご先祖様たちにOKを出すことになる

④すると、ご先祖様たちからの応援を受け取ることができ、未来の可能性が広がる

大きなシンクロニシティを起こすはじめの一歩は、「今の自分にOKを出す」

 

-もっともっとしっかりと言語化したいという欲望が湧いてくるが、それは実は難しい。なぜならば、言語化できてしまったら、それは有限であり顕在化することだからだ。自然と一体になる、素直になる、解脱、出家、悟りは、無限であり幽界に属するので表現することは不可能なのだ。それを表現するもの、それこそが芸術だ。その意味で芸術とは祈りなのだ。強烈な自己肯定感こそが自然と一体になっている状態、素直ということになる。ずっと素直になりたいと祈っている。これからもそうだろう。そのための一歩はまず「自分にOKを出すこと」だ。

 

おわりに

すべての出来事は連携しあっていて、すべての出会いが目に見えない協力をしあっている。

シンクロニシティは、それを受容するほどに起こる。

令和の英語訳「beautiful harmony」

 

-すべてはつながっている。だから安心していい。今、世界が自分に現場で商売をしなさい、と言っているのだ。だからその自然の摂理に従って、店頭に立つ。それでいい、それがいい、OK、そういうこと。

 

はじめに

時間の概念を変える

新相対性理論

時間は伸びたり縮んだりする

 

第1章 すべては「時間」が基準

物理的な時間を長く生きても「長生き」にはならない

「充実した時間」こそが「長生き」の要諦

古代人による「新・相対性理論」

映画「生きる」に見る人生のタイムリミット

生きる意味を知っていた古代人

 

すべての道具は「長生き」のために作られた

道具の発明による時間短縮

古代人が装飾品を生み出した理由

発明の根底にあるのは潜在的恐怖心

 

-幸福の根本は「時間の活かし方」にある、という論。それはそれでいい。充実した時間を多く持つことが、楽しい=幸せ、ということになる。では、充実した時間とは何か、というと、それは“夢中”な時間ということだ。結論でしてしまった。

 

人類の発明品はすべて「楽しい時間を生み出す」ために作られた

スイッチ一つで「時間」が得られる

炊飯器も洗濯機も掃除機もなかった時代

浮いた時間が「娯楽」に回った

 

-「娯楽」これが果たして真に幸福をもたらすものかという話になっていくのだろうと想像してみる。様々な道具等の発明によって確かに時間に余裕はできたかもしれない。しかし、その長い積み重ねの上でもたらせらた「余暇」がそのまま「楽しさ」=「幸福感」につながっているかというと大いに疑問だ。それでは何をして幸福感につなげるか、ここが「誰かに喜ばれること」「誰かの役に立つこと」で感じることができるのではないだろうか、どうだ。

 

「時間の長さ」は心で決まる

江戸時代の死者は命がけ

古代人にとって「時間」とは

夏と冬で変わった「一刻」

 

-時計を見れば時間は一定だとわかる。しかし感じる時間には長短あるという話。なぜここを重要視するのだろうか。つまらない作業の時は時間が長く感じられる。楽しい時間は早く過ぎ去ってしまう。物理的には同じ時間だが、心理的な経過時間は違う、ということ。短く感じられるような時間をたくさん作ることが望ましいということか。

 

なぜ年齢で「時間」の流れの速さが変わるのか

時間には濃淡がある

小学生の四年間と大人の四年間はなぜ違うのか

風景が変わらないドライブは思い出しにくい

 

-「感情の鈍麻は人生の時間を短くする」やはり感情を表現する、ということは大切だ。特に「感動」は探しに出かけなければ得られないだろう。そしてその濃密な、つまり長く感じる時間こそが「充実感=幸福感」につながるのだろう。

 

楽しい時間が早く過ぎるのはなぜか?

楽しい時間は長く残る

故事に見る時間感覚の不思議

体内時計の針を見つめるか否か

楽しい時間の長さが人生の長さ

 

-確かにその通りだろうが、昭和13年1938年3月生まれ84歳の父と昭和18年1943年生まれ79歳の母を見て、改めて「人生とは何か」を思う。また父親から引き継いだ会社で代表として働く後継者を見て、「幸福とは何か」を思う。そして自分の過去から現在の状況、これから起きる出来事を想像して「どう受け止めるか」を考える。充実感、幸福感は人それぞれだ。人生の不思議さを思う。

 

「苦しい時間」が「楽しい時間」に変化する不思議

「好きなことだけをして生きろ」という欺瞞

「好きなことを仕事にする」のではなく、「仕事を好きになる」

「達成感」は過去の記憶も塗り替える

 

-言わんとしていることは理解できるが、少々ずれたかもしれない。百田氏にはこういう努力、目標達成などの教科書的な話を求めているのではなく、もっと深く哲学的な解釈を伺いたかった。だが「あの時は苦しかったがいい思い出」という充実感につながっているのは興味深い。それこそ「人に喜んでもらえる、人の役に立つことが喜び」ということだ。「海賊と呼ばれた男」で言えば、出光氏はタンクの油を取り除いた社員たちを自分の衣服が汚れるのも構わず抱きしめた。それこそが報酬であったのだろう。自分の今の働きにおける報酬は何か。否そこは自分で気づかねばならない。自分で決めるしかないのだ。

 

第2章 現代社会と「時間」

人間社会は「時間」の売買で成り立っている

生活のために時間を切り売りする現代人

楽しい時間を買うために苦しい時間を売る

時間を高く売れる職業

会社は「時間の流通業者」

 

-つまり究極の価値とは「時間」のことか。しかしいくら時間をかけたところで「いい商品、サービス」ができるわけでもなく、逆に短い時間で高収益が得られればいいわけだ。最悪なのは長時間働いても儲からない場合だ。せっかくの休みに楽しい時間を過ごすためのお金が入ってこない…残念。そうではなくて、どうしたら楽しい時間を過ごせるか、その心はどこだ。

 

金を盗むのは「時間」を盗むのと同じである

■「時は金なり」

自分の時間を売って得た金で、他人の時間を買っている

現実社会の商品のほとんどの価格は、基本的には時間に比例している

そのものを生み出すのにかかる時間こそが商品の価値

労働時間×一定の金額=給料

時間=命

■「盗み」は人類共通の悪

泥棒は、被害者がその金を稼ぐのに費やした時間を奪ったということに等しい。

■窃盗犯の盗んだものは金品ではなく時間

資産十億円の人と百万円の人では、同じ百万円を盗まれても、痛みはまるで違う。百万円を手に入れるために費やす時間が違うから。

 

-時間は大切、そんなことはわかっている。大切な時間を充実して過ごすにはどうしたらいいか、という話を早く聞きたい。振りが長い。

 

殺人は「時間」を奪う究極の犯罪

■「時間」の大切さを忘れた現代人

■現行刑法の量刑は軽くなっている

■「永山基準」のおかしさと裁判員裁判

■殺人犯が消し去った時間

 重要なことは、自分の生活を「時間」を基準にして見つめ直してみるということ。そうすれば人生が違うものにみえてくるはず

 

-最後の文言はその通り!時間を大切にするというのは、時間を忘れて「夢中」になることだ。夢中になるをやる時間をしっかりつくろう。

 

「才能」とは、同じことを他人よりも短い時間でやれる能力である

■「才能」も尺度は時間

・普通の人が三時間かけてやることを一時間でやってしまう。

・十年かかることを数日でやってしまう。だから他人よりも多く時間を使える。

■名演奏家に大器晩成はない

■「努力する人」は時間の投入に優れた人

・努力できるのも実は「才能」

・いくら筋肉や脳や精神を使っても、たいして疲労せず、また効率も落ちない人がいる。

・「才能ある人」=時間を短縮することに優れた人

・「努力する人」=時間を投入することに優れた人

 

-努力も才能、そして時間を尺度にしていることにも同意。だがしかし、ただそれだけ。

 

人類が戦い続けてきたのは「早さ」と「重さ」である

■天才は多作する

・時間短縮は人類が潜在的に持っている願望

・「寡作の天才」は認めない

■スポーツは「時間との戦い」

■人類のもう一つの敵、「重力」

・人類の二つの大きな敵、寿命を制限する「時間」と行動を制限する「重力」

 

-克服できない、変えることができない、という意味ではその通りだ。

 

第3章 時間はあらゆるものに交換可能

社会は「時間の交換」によって成り立っている

■最も幸福な生き方とは

・金や物は実は「時間を交換するための道具」に他ならない

・そのことに気づくと、私たちはどんなふうに生きれば最も「幸福」であるのか、という命題にぶつかる

■胡椒のためにインド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマ

・投資した時間の何倍もの時間が買えるという目論見があった

・自分の時間を困難な航海に投資し、その成功によって、多くの人の時間を買うことが可能になった

■人生の意味を見失った「ウォール街の魔女」

・「金を手に入れること」=「他人の時間を買うこと」ではない

・有限である「時間」をひたすら「金」に換えただけの人生にどんな意味があるのか

■使わない金は石ころと同じである

■ラ・フォンテーヌの皮肉な寓話

・「金」は豊かな生活を送るための手段であって、決して目的ではない

■メキシコの漁師とアメリカのビジネスマンの話

・子供たちと遊び、妻と過ごし、仲間たちと酒を飲んで、ギターを弾く

・豊かな人生とは結局なんなんだろう

・一番大事なものは、金ではなく時間であったと気付く

■人生の魅力は人それぞれ

 

-「人生の魅力はひとそれぞれ」やはり自分の幸せの尺度を持つことだ。それは様々勉強し、体験し、そして自ら心から納得して持つべきものだ。否、「べきもの」という堅苦しいことではなく、「あ~幸せだな~」としみじみ思うことだろう。「面白きこともなき世を面白く」

 

私たちが所有しているすべての品物は「時間」を換えたものである

■道具と人間の切っても切れない縁

■「コレクション」の持つ本当の意味

■被災者の選択に「人生の問い」を見た

 

-阪神淡路大震災の被災者が、少し落ち着いた時に「旅行」に行きだした、という話。そういう人もいるだろう。自分も子供たちと何度か山に登ったあの時間を今大切だと思っている。一方で、長男の父親である自分に対する嫌悪の態度を見ると「甲斐ないな」と思いつつ、多分自分も父親に対してこういう風にしていたのだろう、と思う。まさに「子は親の心を実演する名優」だ。別に家族のために働いているわけではない。大学卒業以来ずっとやってきたことは同じである。これからも自分に与えられた仕事を精一杯やる。海外旅行は今世はいい。

 

言葉は人類が「時間」を超えるために作られた

■人類の最も偉大な発明

■画期的大発明である「文字」

 

-神はなぜ人間をここまで発展させたのだろう。確かに文字は世代、つまり時間を超えて知識を伝達することが可能で、だからこそ新たな技術を生む時間をつくることを可能にした。しかしだからなんだというのだろうか。もちろん人間にはその理由はわからない。すべては自然の流れだ。だから力を抜いて明るく朗らかに、人に期待することなく、喜んで働くことだ。

 

人類が「時間」の壁の前に敗れる時

■人類はなぜ「戦争」という過ちを繰り返すのか

■「時間」による復讐

 

-人間はなぜ「文字」を使って技術や経験などを何世代にもわたって伝承しているのに「戦争」を繰り返すのか、その答えは「復讐」・・・そんな馬鹿な、神という無限存在が「復讐」などという極めて人間的な感情を押し付けるわけがない。「戦争」もやはり自然現象である。いちいち悲しんだりヒステリックになったりする必要はない。ただ自分の大切な命が脅かされた時にだけ、大いに騒げばよいのだ。それ以外の時は、不謹慎と言われない程度に日常生活をしっかりと生き朗らかにすごそう。

 

「時間」は失った時に初めて大切さを知るもの

■最終兵器は戦争を抑止できるか

■完璧なはずのマルクス共産主義

■長じてこそわかる井上靖の詩の深い意味

 

-シンプルな話を回りくどくしている印象。「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」好きだが、しゃべっている百田さんとこういう感じの話を書く百田さんは苦手かもしれない。「少年老い易く、学成り難し」人間が本当の意味で知性を得るには80年という寿命は短すぎるのかもしれない、それは何となくわかる気がする。

 

第4章 私たちの「時間」を奪うもの

現代人が最も恐れるのは「退屈」である

人は何もしないでいることを嫌がる生き物

何にも交換されない時間

時間はひとりでに目減りする

娯楽の多くは退屈を恐れるために作られた

娯楽ビジネスが隆盛を見せる理由

あてのない「ザッピング」

CMを生み出した悪魔的発想

「時間」を買わされている現代人

「生きた時間」を求めて

適当に時間を過ごすことは「時間を殺す」こと

「時間」を買わされている現代人

「時間」はあらゆることに交換可能だが、それを再び「時間」に戻すことはできない

コロナ禍で売れた意外な商品

映画『市民ケーン』に見る人生を象徴するカット

「時間の交換」は不可逆的

 

世界の富をすべて使っても「二十歳の一日」を取り戻すことはできない

全財産を擲っても買えないもの

砂の落ちる速度は一生変わらない

今、この時間が最高の時である

 

自殺は究極の「時間の投げ捨て」

自ら「時間」を捨ててしまうという行為

日本の自殺者数は先進国一位

「金」より「命」

人生はマルチエンディング

「有限の時間」を自ら捨てるな

 

-人間が有限である、というのは「時間」だけは自由にならないということなのかもしれない。無限対有限という根本的な問題が全ての大本か。この悩みにも何か意味があるのだろう。ただしその意味は一生わからないのだ。だからこそ「これでいいのだ」明るくいこう。

 

第5章 「止まれ、お前は美しい!」

恋愛の喜びは「時間の共有」にある

楽しさを共有できると「時間」は濃くなる

恋愛は「時間の共有」の究極形

なぜ恋愛はさめるのか?

 

「慣れ」の恐ろしさ

誰もが経験する「快楽順応」

「時間」による馴化

馴化が人を救うこともある

 

古代人が壁画で本当に描きたかったものは何か?

ラスコーの壁画は何のために描かれたか

「瞬間」を永遠に残した葛飾北斎

ゲーテ『ファウスト』の言葉に込められた意味

 

芸術のみが「エネルギー保存の法則」を超える

物語は「切り取られて保存された時間」

音楽は常に時間とともにある

偉大な芸術作品は人類が「時間」をねじ伏せた証

 

成功を望むなら「今やるべき」ことを今やる

卑弥呼の時代から「未来」は一番の関心事

「未来の人生」は予測可能

人生の成功の秘訣

 

ーさすがの売れっ子小説家で文章の音感の良さで朝声に出して読むのには小気味よかった。ただ内容そのものは特にひきつけられるところがあったわけではない。しかし最後に「芸術は時間を超越する」ということを言い出した。これは自分の「芸術とは祈りである」と同じことだろう。「偉大な芸術作品は人類が時間をねじ伏せた証」と言っているが、いつ人類が時間をねじ伏せたのだろうか。ただひたすら祈っているのみであり、そしてだからこそ魅力的なのだ。百田氏が小説家になったのが50歳、今お店のシフトに戻ってきた50歳の自分はここから何を見て感じて、そしてどんな祈りをするのだろうか。ただひたすら「今やるべきことをやる」それでいい。

「最も自分を大切にすることは、自己の個性(たち)をできるだけ伸ばして、世のため人のために働かすことである」

これこそが「純情(すなお)」であり「自然と一体になる」ことであり、つまり「自然体」なのだ。

 

はじめに

第1章「子どもの貧困」対策の最前線

-NPOによる生活保護世帯向け学習支援

取材の始まり

生活保護世帯の中学生に学習支援

1枚のミルクチョコレート

日本の子どもの6人に1人が貧困

相対的貧困とは

先進国でワースト4

報道されない子どもの貧困の実態

複雑な要因が絡み合う子どもの貧困

経済的な貧困が心の貧困へ

就学援助、過去最多の156万人

子どもの貧困対策法が成立

子どもの貧困は日本社会の損失

学習支援教室を初訪問

学級崩壊のような教室

多様な背景をもつ子どもたち

教室で出会った正樹くん

振り返りミーティング

学生にとっても貴重な体験

「無料」が大きな魅力

母子家庭の暮らし

母子家庭の現実

フルタイムで働きたくても働けない

子どもの貧困と闘う覚悟

 

第2章 奪われる日常生活

-車上生活を強いられた中学生

取材の端緒をつかみたい

テレビ取材に立ちはだかる壁

ある少年との出会い

少年へのアプローチ

少年の父親と待ち合わせ

二度裏切られ、多重債務者に

逃亡の日々

餓死寸前で生活保護を受給

居所不明児童生徒

学校を休みがちに

親には語れない本音

故郷との突然の別れ

親を恨んだことはない

制服の上着

学校に行きづらい

当たり前の生活を奪う「子どもの貧困」

 

第3章 いつまでも自立できない

-母親を失って引きこもった19歳

若者の居場所「たまり場」とは

祖母に連れられてきた女性

ひきこもりを克服できるか

ひきこもりのリスクとは

本心を隠す

幼いころから母親が大好きだった

明かされる母の死

高校中退からひきこもりへ

平穏な老後を襲った経済的不安

孫の将来が不安

NPOによる支援が唯一の拠り所

車内インタビュー

20歳へのカウントダウン

 

第4章 貧困から抜け出せない

-ホームレスだった25歳

元ホームレス 25歳男性との出会い

親の借金と自己破産によって高校を中退

就職、そして親が貧困で失業

草を食べて空腹をしのぐ

頼る先もなく自暴自棄に

あるホームレスとの出会い

イザワさんに習った食料の調達法

食料を保存し食いつなぐ

和らいでいった怒りや憎しみ

職探しの日々

自力での生活立て直し

10年のブランクを背負って

深刻化する「貧困の連鎖」

貧困から抜け出せない若者を増やさないために

 

第5章 学校現場の限界

-教員へのアンケートから

疲弊する学校現場

定時制高校が「子どもの貧困」の受け皿に

アンケートから浮かび上がる貧困の実態

授業料無償化でも続く経済的な厳しさ

教員が家庭に踏み込んで見えること

学校現場だけでは対応に限界

心の相談では解決できない

 

第6章 始まった教育と福祉の連携

-スクールソーシャルワーカーの取り組み

教育と福祉の架け橋

杉並区のスクールソーシャルワーカーの取り組み

両親の離婚のきっかけ

母親を支えたいけど…

学校とも疎遠に

経済的な困難から孤立化

スクールソーシャルワーカーによる支援

子どもに寄り添い続ける

前進のきっかけを探る

社会との接点を取り戻す

杉並中3勉強会とは

高校生になっても支援を続ける大切さ

高校3年生になった裕子さん

将来の夢

スクールソーシャルワーカーの課題

 

おわりに

 

〈感想〉

発展し豊かになった国の衰退だろう。悲惨だが自然の流れだ。

スクールソーシャルワーカー、教師、NPO法人の職員、貧困の子どもたちを支える側も低所得ではないだろうか?

ここから挽回するのもパレートの法則20:60:20、例えば大成功するのはその中でも3%100人に3人。もちろんそれでも目の前にいる厳しい状況にいる人たちをなんとか救うために行動していく人はいる。

 

自分には何ができるだろうか?

まずは自分の家族を守ることだろう。妻が悲鳴を上げている。そこに寄り添って自分自身を変革していく必要がある。

 

こういう日本の悲惨な現実にどうしても目が行ってしまう。結局これは「自分はまだましだ」というさもしい考えか。

 

貧困に寄り添う人たちの仕事の報酬が低いという現実もどうにかなるとは思えない。

これはやはり“中抜き”のせいだ。ここをぶっ壊すリーダーの登場待ったなしだ。

 

第1章 売り上げゼロでも生き残れる「無収入寿命」という考え方

1何事にも動じない盤石な会社に生まれ変わる

■不況とは無縁の経営を行う3つの方法

■売り上げゼロでも現状維持できる「無収入寿命」とは

■「無収入寿命」をのばす4つの考え方

①無収入寿命を何か月にするか目標を決める

②月次決算時に無収入寿命を算出する

③純手元資金の目標額が貯まるまで、大きな投資をせずにコツコツ貯める

④純手元資金の目標額が貯まったら、安心してチャレンジする

■松下式「ダム経営」と「無収入寿命」の関係

■無収入寿命を正確に算出する

■無収入寿命目標を達成する裏技

 

-ここはとりあえずはいい。この本の目的は何しろ「商品戦略」と「販売戦略」つまり「マーケティング」ということか。言葉はポンポン出てくるが、実際にはコストまで粗利を伸ばせていない現実が本当に辛い。このコスト意識をもう一回沸き立たせないといけないのだ。何しろ労働分配率60%という異常値を何年も続けている。売上を上げるために人を採用してきたはずが、人員配置しても売上も粗利も上げることができていない現実…。ここを解決するためにも「単品大量販売」半径1キロ2万世帯の10%に購入してもらうよう売り込んでいく、ということ。

 

2 手持ち資金ゼロからの出発

■中3の公民の授業で習った会社のつくり方

■ネット通販で起業した3つの理由

 1 ネットビジネスであること

 2 BtoCであること

 3 物販であること

■なぜ、北海道の特産品を扱ったのか

■資本金1万円、PC1台でスタート

■取り込み詐欺で全財産喪失!

■「無収入寿命0か月」と無一文からの再出発

 

-筋金入りだった。学生起業家からリクルート正社員、そして起業。子供のころから社長になるという目標を持っているところからまるで違う。朝礼時に声出して読んでできるようになるのか?という感じだ。逃げれない、やるしかない、そのエネルギーを掻き立てるための本として読む、読む、読む。こんな無理していて大丈夫だろうか。ダメなら必ず体に現れる。それでいいのか?「打つ手は無限」の一説「人の知恵も借りてみよう」ここが全くできていないが、仕方がない。やってやってやり抜くしかない。今あるのは根性論だけだ。

 

第2章 売上OSが利益OSに変わる!売上最小化、利益最大化の法則

1 売り上げと利益をセットで管理する思考法

■売上は上がっても利益が上がらない理由

■同じ利益なら売上は少ないほうがいい

■売上が少ないほうが経営が圧倒的に安定する理由

■売上10倍は「リスク10倍」を意味する

 

2 利益体質の会社をつくり史上初の4年連続上場

■メルマガ発行数は3倍なのに、売上は1.3倍のワナ

■「多産多死」から「少産少死」の経営へ

■矢沢永吉に触発された「DtoC」×「サブスクリプション」モデル

■利益は目的、売上はプロセス

■東証一部上場に売上と従業員数は関係ない

 

3 新入社員に社長がしている「利益」の話

■お金を儲けることは不道徳か

■稼いでいる会社は多くの人に役立っている

■そもそも利益とは何か

■利益を上げた会社は何をすべきか

■従業員一人当た利益対決!「北の達人」vs「トヨタ」「NTT」「三菱UFJ」「KDDI」「三井住友」では、どっちが高い?

■売上OSを「利益OS」にする

 

-「利益を上げる」これをやりたいに決まっているが、全くもって全然できていない…。このことが自分の人生に影を落とし続けている。逆に謙虚にさせてくれていいのかもしれないが、自分の思い描く幸福感とはかなり遠く虚しい。ここを乗り越えたいがどうしたものか。

 

第3章 会社の弱点が一発でわかる「5段階利益管理」

1 売上は高いが利益は低い商品、売上は低いが利益は高い商品の見分け方

■「隠れコスト」が見える化され、利益体質になる「5段階利益管理」    

■商品別に利益を確認する

■【利益①】売上総利益(粗利)

■【利益②】純利益(造語)

■【利益③】販売利益(造語)

■【利益④】ABC利益

■【利益⑤】商品ごと営業利益

 

2 5段階利益管理の導入法

■利益の分類はどうするか

①利益の分類方法を決める

②5段階利益管理の経費項目を決める

③経営者が率先して導入し、月次で共有する

 

-こういう風に経営できたら本当にすごいことだが、実際は全くもってそうはできていない。「激安」だけで走ってきたのも自分の意志ではない。単なる調整役として現場に丸投げして「あ~儲かんね~」と嘆いているだけ。結局今までやってきたことをただ続けているだけ。とはいえ、ここまで持っているのはやはり自分が相当我慢強いからだろう。ただひたすら我慢し続けた12年。それはわかったから、今やること。まずはやはり商品を決め打ちして売り込むことだ。コレッという商品を売り込むことで、お客様に「暮らしに喜び」という価値を提供できるし、次の商品を仕入れることもできる。その気概で売り込んでいこう。この連続性でファンをつくっていくのだ。

 

第4章 小さい市場で圧勝する商品戦略

1 品質重視、ロングセラーを狙う商品開発

■ビジネスモデルを「特産品」から「健康食品」に変えた理由

■「長年の苦痛から解放される喜び」に大反響

■基本方針に「新規事業、新商品開発を行う時は必ずGDPが上がること」と書き込む

■小さな市場で圧勝する戦略

■「品質」に集中する理由

■「生活者の観点での品質」を評価する750項目

■徹底的な落下テストで破損原因を追及

■当社基準でNGなら発売中止

■全役員・従業員で1か月使って最終チェック

 

-商品戦略がやはりすごい。品質に徹底的にこだわれるのは、やはり北海道の特産食材の通信販売という柱があるから。本業があって新規事業に注力できるのも起業家だからこそだ。本当にレベルが高すぎて真似することはできないが、それでも自身の働くエネルギーになっていればOKだ。

 

2 サブスクリプション(定期購入)を促す秘策

■効果を感じない盲点は「使い方」にあり

■知識ゼロを逆手に取ったマニュアルづくり

■おいしいものでも、食べ方を間違えたらおしまい

■最終的には、社員がその商品にほれ込めるかどうか

■10億円の商品を10個つくって売上100億円の発想

 

-ここもすごい熱量。やはりこの熱量がファンをつくるのだと改めて思う。自分にこんな熱量があったか…。自分で始めていない、自分で選択していないというのが強烈な劣等感としてあるのかもしれない。そもそも物が好きでもない。全く自分と離れた世界のことをやっているのだ。だがしかし、それでも今この仕事をしている何かしらの意味があるはずだ。まずはしっかりと考える。そして整理整頓をしていく。当然様々なことを学びながら、実行していくことで必ず見えてくるはずだ。

 

第5章 利益率29%を実現する販売戦略

1 「上限CPO」と「時系列LTV」をマネジメントする発想法

■上限CPO(コストパーオーバー)は「ここまでかけていい」販促費

■「時系列LTV(ライフタイムバリュー)」とは顧客が所為うがいを通じて企業にもたらす利益

■なぜ、商品×広告媒体ごとに「時系列LTV」を出すのか

■上限CPOを厳守する

 

-この辺の「販促費の効果測定」のようなものに対して全く興味が持てない。はっきり言って苦手なのだろう。こういうデータ分析が大好きな人もいるだろうが、これまたそれが大好きだからって、積極的に検索サイトに広告を出稿するのが好き、得意というわけでもなかったりしてやはり難しい。何のために読んでいるのか見失いそうになる。

 

2 CPOと新規顧客獲得件数の相関性をどう見極めるか

■営業すればするほど顧客は増える?

■「イノベーター理論」に見る顧客獲得戦略

 ◎イノベーター(革新者)【市場全体の約2.5%】

 ◎アーリーアダプター(初期採用者)【市場全体の約13.5%】

 ◎アーリーマジョリティ(前期追随者)【市場全体の約34%】

 ◎レイトマジョリティ(後期追随者)【市場全体の約34%】

 ◎ラガード(遅滞者)【市場全体の約16%】

■最適「上限CPO」の算出法と9割の社長がハマる罠

■広告投資バランス指標で「機会ロス」「採算割れ」をチェック

 

-商品を絞り込んで、単品を全国に向けて大量販売していく方法としては最適だと思う。これも徹底できなければ意味がないだろうし、ほとんどの会社は読んで理解できても実践はできない。だからこそこうやって本にしてしまっても大丈夫という確信がありそうだ。例えばネット通販のほうで今自分がこれをやってみるということができるとは思えない。ここまですごい世界になっているとは…

 

3 売上最小化、利益最大化の法則

■売上半減でも、利益1.5倍、利益率3倍

■上限CPOを決め、それ以上は広告を出さない

■採算が合わない時間帯の広告は全部やめる

■「親広告」と「子広告」のマネジメント法

■たった8文字追加しただけで売上1.5倍「お一人様2個まで」

 

-こんな風に色々分析して新たな手を打って、それがまた反応があったりなかったり、そこでもまた分析して新たな手を打つ、こんなPDCAが回せたら本当に快感だろうな、と思う。自分にはそんな力はなさそうなので、自分の強みで戦う。そこをしっかり認識していく。そんな日々の自分の強みを生かして仕事をする中で、本を読んで得ていた新たな取り組みを付け加えていくことで、鮮度を保つ。そういうことなのだ。

 

第6章 ファンの心をつかんで離さない「演歌の戦略」

1 目立つプロモーションはメリットゼロ

■「売れる」と「売れ続ける」は違う

■テレビ取材が殺到した理由 「わけありグルメ」が大ヒット

■比較検討されたうえで選ばれる商品を 「わけあり〇〇」がレッドオーシャン化

■なぜ、ブームが去っても定期購入されるのか

■行列のできる店が成功したと言えない理由

■プロモーションは目立たないほうがいい

■知名度がなくても実力があれば売れる

 

-何よりも商品力、品質が大切。その上で、その商品を誰に買ってもらいたいか、つまりターゲットを明確にする。そのターゲットに向けてだけネット広告を打つのだ。当然インターネットだからできる技だ。自分のネットも広告だらけだが、それらは自分自身の反映に他ならない。ネット広告を思わずクリックなどしたことがないが、そういう自分のような者の広告単価は安いのだろう、などと考える。店舗商売の場合はどうか?何よりもまずやはりターゲットを明確にしなければならない。やはり50代以上の女性なのだ。自分だけはまずそこをしっかりと持つ。

 

2 必要な人だけに広告を届ける「マーケティングファネル」の思考法

■DtoCを制する「マーケティングファネル」とは

■1億円の認知コストで10億円の利益

■「誰に、何を、どう、伝えるか」の「何を」がクリエイティブのカギ

 

3 一回買ってくれた人とは一生付き合う

■お客様に愛され続ける「演歌の戦略」とは

■毎日30分、ファンにバースデーコメントを書くGRAYの戦略

■社内に「商品カウンセリング課」をつくった理由

■AKB48も「演歌の戦略」で大ヒット

 

-あくまでも「いい商品」があっての話ということが前提。演歌歌手のえげつない歌のうまさ、GRAYの曲の素晴らしさ、AKB48のクラスの3番目か4番目ぐらいの女子というコンセプト、これら類まれな「いい商品」があって、さらにファンを一人一人掴むという作戦が功を奏す。地下アイドルが一人一人と濃密なファン関係をつくったとて売れるわけではない。ファンを大切にするバンドマンはいくらでもいる。いい商品をつくってファンを一人一人掴んでいくから長く売れるのだ。さて自分はどこを見出すか。やはりお店は現場にしか答えはない。店頭に立ち続けることだ。

 

 

第7章 未経験者でも利益を上げ続ける人材戦略

1 未経験者でもすぐ成果が挙がる業務改善

■他の東証一部企業と「北の達人」との違い

■「ABC利益率」を把握し、新卒を即戦力化する

■パンクで痛感したオペレーションの大切さ

■セルフ方式、ベルトコンベア方式のメリットとデメリット

■総合職社員中心とアルバイト・一般社員中心では組織のつくり方は異なる

■カスタマー部門の改善ビフォー・アフター

■未経験でも入社1週間で即戦力化する方法

■優秀な人がくるように会社を大きくする成長スパイラル

■改善の第一歩は、鳥の目で業務を俯瞰すること

■部下を変えようとしない。作業を変えよう

 

2 優秀な人材の見極め方

■求人広告「しゃべらない接客業」への意外な反応

■「IQ130」の人材を採る方法

■仕事に対する価値観は多種多様と思い知った倉庫アルバイトでの会話

■「給料が1万2000円高い」より「ランチ無料」が響く人

 

3 社員と会社の理念を共有する

■「GOOD&NEW」の何が効果的か

■人を育てる毎朝30分の「クレド」の習慣

■人は同じ時間に同じ内容を6回聞くと理解する

 

4 組織全体にコスト意識が芽生える「コスト削減キャンペーン」

■月間150万円、年間1800万円のコストを削減した秘策

■「応接室の花は2万円の赤字」仮説を検証する

■1億円のコストダウンをする方法

■「コスト削減キャンペーン」の真の狙い

 

-鳥の目と虫の目ということだろうか。すごすぎてついていけない。事実、こんな会社が存在している。しかも一代で立ち上げているのだ。自分自身が社長を10年やってみてわかる。とんでもない才能だ。果たして自分はどうするか。目的は「楽しく暮らす 幸せに生きる」そのためにどうすればいいのだろう、とずっと考えている。「明朗 愛和 喜働」そして「純情(すなお)=素直」ここにたどり着いた。それをどう実践していけばいいのかわかっていない。否、わかってはいるができていない。今ちょっと思いついたかもしれない。「朝礼での対話」「閉店間際の遅番スタッフとの対話」ここに一つヒントがあるかもしれない。少し掘り下げて考えていこう。もう一つ、やはり気がかりなのは業績だ。店頭に立っているが、果たしてそれでファンができていくのだろうか。高齢者に親切にすることで、喜ばれて業績につながるか。迷いながら、悶々としながらもこの1年はやっていく。

 

第8章 売上1000億・利益300億円を実現する戦略

1 徹底的に無駄を排除するデジタルマーケティング戦略

■「数値化」と「ターゲティング」

■ウェブ集客を内製化する4つのメリット

①社内に蓄積された情報を活かし、深い視点でマーケティング施策を実施できる

②仕事のスピードが速くなる

③広告運用ノウハウを蓄積できる

④広告代理店に外注する際の手数料を削減できる

■AIを活用したデジタルプロダクトマーケティング

■AIにできること、人間にできること

■ターゲットにピンポイントで訴求する方法

■サイコグラフィックデータで「購買理由」がまるわかり

■三方よしの「ハッピートライアングル」を目指そう

 

2 日本を代表する次世代のグローバルメーカーとなる

■DtoCの代表格として世界ブランドに

■アメリカのアマゾンで日本発の商品を売る

■リアルとネットのマーケティング調査法

■企業の成長段階に応じた利益戦略

■人生を変えた「NTTのテレホンカード」事件

■5段階利益管理の項目と施策を連動させる

 

おわりに

 

-かなり時間が空いてしまったが、本当にすごい人だった。えげつない商品力と営業力だ。結局この二つがないとどうしようもないのだ。例えば自分はどこまでできるかと言えば、全くできないのだった。やはりちょっと世界が違うのだろう。自分は自分の強みを伸ばして世のため人のために働かせるだけ、ということだ。50歳になって今さら新たな能力を身につけることはできない。それにしても、儲からない商売を12年もやってしまっている。もっと真剣に身の処し方を考える時が来たと思う。

 

 

序-2022年、価格が崩壊した

◎「値上げの仕方」を忘れてしまった日本人

◎「苦しみながら生き抜く」ではなく

 

第1章 「価格上昇時代」がやってきた

◎10年前からあった価格上昇の兆し

◎その正体は「買い負け」

◎コロナ禍や戦争が終わっても、この流れは変わらない

◎バブル以来のデフレによる過剰反応

◎今、目の前にある「二つの選択肢」

◎いつの間にか「安い国」になってしまっていた日本

◎その先にある「あまり考えたくない未来」

 

第2章 「安さこそが価値」からの脱却

2.1 安さという呪縛

◎「安いことは良いことだ」という固定観念

◎「とにかく安く」の時代は終わった

◎消費者は二つの顔を持っている

◎それでも「安さの土俵」で戦いますか?

◎「頑張って価格を維持」はもうやめよう

2.2 「意味合い消費」が求められている

◎「ランチ1000円の壁」の先に

◎「欲しいものがない」は本当か?

◎「推し」のためにはお金を惜しまない

◎「意味」を失うと、人は生きていけない

◎バイト代を貯めて8580円のコースを

◎食品スーパーが、食品スーパー以上の意味を持つとき

◎そして行われる「無意識の選別」

◎「何にお金を使うか」が厳しく問われる時代に

◎あなたの商品に「意味」はあるか?

 

第3章 「価格」は「価値」に従う

3.1 出発点は「価値」

◎ノーベル賞受賞学者が「値上げは許容される」と説く理由

◎顧客の前に立ちはだかる「二つのハードル」

◎「思ったよりも売れない」が「思った以上に売れる」に

◎うちのお客さんは価格にシビア、は本当か?

◎値引きをやめて価値を伝えたら、売上が7倍に

◎リサイクルショップで「高めの商品」が売れるようになった理由

◎「ビニール袋1枚」で新品並みに

◎「価格」は主役ではない

◎趣味のバンドという価値で「価格」が変わる?

3.2 本気で価値を語れば、「価格」は消滅する

◎汎用品にももちろん「価値」はある

◎顧客の懐の心配をするのは、むしろ失礼な話

◎「墓じまい」が「建墓」に!?

◎「価値」が伝わり「価格」が消滅した瞬間

◎時間をかけて、商品を育てる

 

第4章 「値付け」の作法 -顧客を見て価格を付ける

4.1 価格設定の「常識」を疑う

◎そのライトセーバーのお値段は?

◎価値の公式

◎原価から価格を決めるのは時代遅れ

◎価格を原価から解放する

◎同業他社と比べない

◎天動説から地動説へ

◎「人にフォーカス」する

4.2 内的参照価格から値付けをする

◎内的参照価格とは?

◎顧客は「勝手に」価格を判断する

◎比較対象を広げると、値付けは自由になる

◎安くしすぎるとかえって売れなくなる?

◎究極は「内的参照価格がない」存在になること

◎収益最大化ポイントを探る。そして試す

◎シェア争いという考えはもう古い

 

-シェアの話が出たので、ここまでの感想を。小坂さんの著書を読んでいつも思うのは、店主=タレントという図式だ。これが自分には最もそぐわない。だからこの商売に合っていないのだと思う。自身が前面に出てあれこれを売り込む、というのがどうも性に合わないのだ。そんな自分がなぜこの商売で社長をやっているのか、いまいち謎だ。それなりに変えてきたつもりではあるが、究極の「小さなお店は社長が先頭に立って売り込む」ということができていないのが大問題なのだろう。店主である自分の思いが弱いからごく自然に淘汰されていくのだ。ここは抗えない。それにしてもライブ配信のコメントを見てもどうにもこうにもやりたくない。ならば、どこかで一線を退くべきだろう。楽しくない、来るのも辛い、体調を崩すの流れにはまる。それでもギリギリ我慢する。ただなかなか上向いてはいかないだろう。第一線に立って自分が売り込んでいって売れない。自分は引いてやらせているだけでも売れない。どちらも同じことだ。

 

第5章 「値上げ」の作法 -価値あるものを、さらに高く売るために

5.1 「安売りスパイラル」からの脱却

◎値引きはスパッとやめるべき

◎価格を上げた。すると顧客は…?

◎お客さんを選んでしまっていいのか?

◎人口5000人の町に顧客が押し寄せる

5.2 「人を軸にした値上げ」とは?

◎自分が成長したら、価格を倍にする

◎「人」を前面に出してみる

◎「楽しさ」を加えると、価格が上がる

◎「体験」こそ最強

◎「5万円のおでん」に人が集まる?

◎「ぶっとんだ価格」で、顧客の意識が変わる

 

-「ファンにする」ことができるかどうか。別に自分が前面に出なくてもファンにすることはできる。作戦を練ろ。まずは「単品大量販売」だ。半径1キロ2万世帯商圏シェアの話は古い、と言うが、自分が言いたいのは、まずは2万世帯もあるではないか!という話だ。2万世帯もあるのに50点~100点販売して満足するな、ということだ。2万世帯で50歳以上の女性と考えれば2万人、それの1%でも200人、5%で1000人。まずはここから。販売点数の問題である。そのためにどうするかを考えて実行していく。

 

5.3 「価値のパッケージ化」で価格を上げる

◎あらゆる価値をまとめて「パッケージ」として提供する

◎残念すぎるコラボ

◎既存のものを「意味」でくくり直す

◎たった2粒のあられの価格が10万円!?

 

5.4 価格が上げられない場合、どうするか -本業の縛り

◎「返報性の法則」を活かすには?

◎本業という縛りにとらわれない

◎「多角化」に対する過剰な反省

 

5.5 BtoBで「価格アップ」を果たすために

◎シビアな法人顧客に値上げを受け入れてもらうには?

◎法人顧客にとっての意外(?)な「価値」

◎自ら進んで値下げを提案していないか

◎取引先を「同志」にする

◎価値のバトンをつないでいく

◎同志ネットワークを築く大きな意義とは

 

-「同志」というのはつまり「ファン」ということだ。考え方の「ファン」にしていくこと、そして期待に応える仕入れをしていくことが求められる。ここでも大切なのは、「それが好きかどうか」「心底やりたいと思っているか」ということになる。

 

5.6 「顧客の顔」が想像できるような仕組みを作る

◎フロー型ビジネスからストック型ビジネスの時代へ

◎顧客を知らずして、価格の議論は可能か?

◎価格に関するリサーチの限界

◎誰もが「顧客を想像する」スキルを持っている

 

-果たしてこの商売を始めてから、顧客のことを想像したり、思いをはせたりしたことがあっただろうか。多分、全くお客様のことがわかっていないのだ。「安いのになぜ?」と常に思っているだけだ。そこに「喜ばせよう」「楽しませよう」という気概はない。はっきり言って詰んでいる。何をどううまいこと言ってもお客様がどうしたら喜びを感じるかわかっていないのだから空振りに決まっている。お客様の前に立つことも、ましてやお客様と話をすることもない。そう考えるともうダメなのかもしれない。しっかりとこの仕事の終わりを意識しながら最後やるべきことをやってみる。

 

第6章 今、目指すべき「マスタービジネス」への道

6.1 マスタービジネス化で「価格」から解放される

◎商売人はかつて、「マスター」だった?

◎「欲しいものがない時代」に価値を伝える存在として

◎「メガネの着替え」という新しい世界

◎「あなたには、これ」

◎田舎の小さな店に「ドンペリ」がある理由

 

6.2 マスターへの道

◎マスターになろうと思うな!?「すでにマスターであることに気づけ」

◎すべてのビジネスが「教育産業」になる

◎マスターの矜持「お客さんの価値にできなかった自分の責任」

 

6.3 ビジネスを守ることは、文化を守ること

◎自分のサービスを守ることが、文化を守ることになる

◎ビジネスの持続可能に「マスタービジネス」は不可欠

◎そして桜は満開になった

 

-「マスターになろうと思うな!すでにマスターであることに気づけ」と。果たしてこの10数年、チェーン店よりも、ネットよりも安く売ることを思考の中心に置いてきた。お客様に教えることはたった一つ「安いですよ!」だったはずだ。もちろんその中でもなるべく価値のあるものを、という思いはあったが、残念ながらお客様に営業継続のゴーサインをいただけているとは言えない状況だ。さて、どうするか。やはり「コレッ!」という単品を大量に販売することで、商圏内のお客様を増やしていくことだ。そのために、「この商品は“お客様の暮らしに喜び”を提供しますよ」という価値は伝えていく。それをしっかり強く伝えることで商圏内を縦横無尽に飛び回って切り開いていくイメージ。それで“マスター”ならそれはそれでOKだし、そうでなくてもいい。何しろ何しろ“単品大量販売”だ。

 

第7章 「値決め感性」の磨き方

7.1 感性を磨くための三つのコツ

◎値決め感性はどうやって磨くのか

◎「やってみる」ことで訪れる変化とは?

◎「評価主義」と「実験主義」

◎「顧客の声」を力にする

◎人は一人では「行き詰まる」もの

◎面白がるからこそ、感性が磨かれる

 

7.2 自分のビジネスを「アート」に高めていく

◎ルネサンスと近代のアートの違いとは?

◎自分のビジネスをアートにしていく

◎時間を確保する、仕事時間を短縮する

◎時間を作り「人」に投資せよ

◎人への投資が最大の「価格戦略」

 

終章-今こそ自分たちの「存在意義」を問い直すとき

◎「あなたでなくてもよい」から「あなたでなければ」へ

◎この「不安のなさ」はどこから来るのか?

◎「入れ替えのできない存在」になるために

◎「存在意義」こそが、価格の原点

 

-自分自身の存在意義、これが結局のところ一番重要だと思う。今というよりもずっと存在意義を感じることができずに生きてきたように思う。自分で自分に納得していない。怠け者で力不足の癖に努力も足りない、どうしようもない自分。仕事でももちろんプライベートでも全くもって自信を持てずにいる。それなのに“社長”となり“結婚”でき“二人の息子の父”となり、そして法人会組織では常に何らかの“お役”をお願いされる存在なのだ。全くもって自分に納得していないから、人に対しても寛容になれない。これは一体なんなのだろう。結論“遺伝子”がそうさせている“機能”つまり“働き”である。だから今回、小坂さんの本を読んで、早速、中板橋の酒井善三商店に行ってみた。中に入って買い物するまでには至らず…あんな間口の狭い店に入れるわけがない。そう行ってみた、までが自分の働きだ。それにしても業績は毎月ごとに自分の力不足を突き付ける。その度に自信を失うの繰り返しだ。そろそろ違う局面に行きたい。そのためにはやはり業績アップしかない。それができないなら、今の商売に関しては自然淘汰でも構わないはずだ。きっと他に自分を生かす場があるはずだが、まだ駄目だ。全然負けていない。もっとしっかりと完膚なきというところまで負けなければならない。この程度では大したことはないのだ。やるぞやるぞやるぞ。どうやるかは朧気だが、まずはやると決めるところからだ。決めた。

 

最近にないハイペースで読み進めている。

組織の中で、結果を出すというのも一つの才能だ。

ハートランド、一番搾りというのは象徴だが、多分普段の振舞や言動が何か人と違う類まれなるものを持っていたのだろう。

センス、芸術性というのだろうか。

芸術性という意味で言えば、「芸術とは祈り」だと思っているので、やはり自然に近いということになる。

つまり「素直」ということだ。

三段論法ではないが、「センスがある」とは「芸術性」と同義と考えてよいのだろう。

「センスがある」の要素を箇条書きで出してみる。

・清潔感がある

・知識が豊富

・おしゃれ

・素敵なお店を知っている

面白い、これは「モテル」ということだ。

「モテル」とは「遺伝子を残せる可能性が高い」ということ。

これもやはり「自然」がなせる業。

それにしても自然というのはどうしてこうも複雑なのだろうか。

そんな込み入ったことまでしなくていいだろうと思ってしまう。

今朝の職場の教養で渡り鳥の話が出てきた。北極圏と南極圏を行き来する渡り鳥がいる。そんなことする必要あるのか?と。人間ごときにはわからないのだ。

この大自然宇宙の法則は、だからこそ神秘的である。

「神秘」ここにもやはり「神」が存在する。

人間は強欲に何かを発明したり、破壊したり、非難したり、称賛したり、嘆いたりするが、それもまた大自然宇宙の法則の中の働き。

いよいよ哲学に近づいていく。

お金にはならない。

 

一番搾り、淡麗と漢字日本語の名前、ほとんどが英語カタカナの商品名の中で、際立つが単にそれだけではない。その時代とこだわりと普遍性をくみ上げる力、すくいあげる力が並みのものではない。まさに神の領域。そう言ってしまえば終わりで、それを自分事として考えてみようと思うのだが、なかなか想像がつかない。今はまだ楽しんで読み進めるだけでいいだろう。

 

本物でありながらのお得感、このバランスが難しい。一番搾りは一番搾り麦汁だけを使っているのに普通のビールと同価格、淡麗は大麦を原料に加えてビールの味わいを生み出しているのに発泡酒と同価格。こういうギリギリのラインだ。はっきり言って本人だって「なんとなく」だと思う。現代最高の日本人マーケターと言われる森岡毅さんも数学的根拠のようなことを唄うが結局は「なんとなくわかってしまう」のだと思う。ではここから学び自分ができることは何か?これは一度に大量に仕入れることだ。少なくとも一単品一店舗100点!これを仕入れてPOPをつくってSNSで発信して売場でフェイスをとって大量に販売していく。これで失敗が見えてくる、ということだ。かさばるものならフェイス一面で出せる分くらいか。そういう感じでリスクを取らねば見えてこない。リスクを取らねばリターンもない。ここが勝負どころだ。

 

そして一気に読み終わる。

ビールが好きだから、各社のビール戦争も楽しめた。

サントリーとキリンの経営統合というのは確かにあったかもしれないが、あまり記憶にない。

実は圧倒的にサントリーが好きだ。

サントリープレミアムモルツが残念ながら出てこなかった。

それにしても、新しい価値を生み出していくという姿勢が大切なのだということはわかった。

わかったのだが、一方で、そんなに新しいものを生み出し続けて一体何になるのだろう、という疑問もある。

無駄遣いばかりして…

やはり人間は滅びゆく運命なのか、そんなシニカルな思想も見え隠れする。

この自分自身の低欲望で新しい価値を生み出すことなどできるのだろうか。

例えば「地球グミ」こんな食べ物を子どもたちに紹介するなんてどうかしていると思ってしまう。

そんな自分が小売業でやきもきしながら商売しているって面白いものだ。

あともう少し頑張る。

 

 

 

第6章 「本当の自分の記憶」を思い出し、病気の根を断つ

自分を苦しめる「カラー動画」の記憶は、「白黒写真」に変えてしまう

過去の記憶には必ず、その人の解釈がくっついている。つまり、その記憶は過去の出来事そのものではない。

過去の記憶そのものにアプローチする方法①

過去の記憶をきちんと「過去のものにする」

カラー動画を、「白いフチ付きの白黒写真」にする。

カラー動画のままだと、脳は「今、進行中のこと」あるいは「つい最近のこと」と認識してしまう。

過去は過去、今は今。過去の自分と今の自分は違うと、両者をきちんと線引きしていくことができる。

その過去を冷静にみられるようになり、問題解決のスタートラインに立てるようになる。

つらい過去を「白いフチ付きの白黒写真」にしてしまう!

 

―辛かった過去を今まさに現在進行形であるかのように話をすることが自分にもありそうだ。ただ、業績が悪いことや商売に未来がないことは現在進行形の現実ではないか。いや、小売業に未来がないのではない。自分自身の問題なのだ。ここからもう一度「単品大量販売」で最後の勝負に出るのだ。描く未来は「俺のセレクトショップ!」「俺が選んで俺がプレゼンして大量販売する」だ。この道行く。思い描け思い描け、そして語れ!

 

役に立たない「過去の記憶」なら、今の自分の視点から書き換える

「今の自分だったら、そのとき、どう対応するか」を鮮明にイメージして、過去の記憶を書き換えていく。

親から無理だと言われた、その時の場面を頭の中で再現し、そこにいる過去の自分に、その時言えなかった言葉を言わせる。「反論できずに、あきらめた」という過去の記憶を、「きちんと反論し、自分の考えを主張し、意志を貫いた」という記憶に書き換えていく。

さらに、部分的に書き換えるだけでなく、過去の記憶そのものを作り変える、という方法もある。

「人間関係が苦手だった自分」という記憶を、「人間関係が得意だった自分」という記憶に書き換えていく。

そもそも自分が記憶している出来事も事実かどうかは怪しい。記憶は捏造されやすい。

「脳はやたらとうそをつく」

その記憶が実際に起きていたことだとしても、事実という理由だけでそれをずっと大事に持ち続ける必要はない。

役に立たない記憶ならば、書き換えてしまってもいい。

自分を苦しめるだけの記憶ならば、書き換えてしまおう!

 

―多分、自分のいくつかの忘れられない象徴的な記憶もきっと捏造していると思う。事実はそんなに大した話ではないのに、今の自分に都合がいいように解釈している。過去の嫌な記憶もその人にとって今都合がいいからそういう記憶にしているのだ。病気も本人にとって都合がいいからだ。都合というのはつまり自然の流れの中の役割の一つだ。それを克服してまた健康的な生き方をするのも機能であり、残念ながらそのまま息絶えるのも機能である。だから気楽に生きればいいのだ。万歳。ただし、そう気楽には生きられない、というのも当然機能として存在する。その時も同様、気楽に色々チャレンジすればいい。

 

起こった出来事への解釈を、脳の「報酬系」が動くように変える

過去の記憶とは、その時の自分の解釈に過ぎない。事実というのは、いかようにも解釈できる。

事実をどう解釈するかによって、その時、そしてその後の脳の動き方が変わっていく。

未来に向けての行動を促していく方向に解釈すると、脳の中の報酬系と呼ばれる部分が動く。

逆に、「こんなことをする(される)自分はダメだ」など、自分を否定したり、責めたりする解釈をすれば、脳の苦痛系と呼ばれる部分が動く。

苦痛系は人間の心と体を危機回避モードにし、病気を引き起こしやすくする。

どんな出来事においても、できるだけ脳の報酬系が動くように解釈していったほうが、心や体の健康にはいい。

さらには、自分の生きる目的に向かって進んでいきやすくなる。

今の自分を苦しめている過去の記憶についても、あとから報酬系を動かす解釈に変えていくことができる。

「人生には必要なことしか起こらない」という発想で、過去の記憶を見直してみる。

それぞれの過去の出来事について、「このことは、自分にとってどんな意味があるのだろう。何を教えてくれたのだろう」「そもそも、あの体験は何のために起きたのだろう」と改めて考え直してみる。

そうすることで、同じ出来事が、以前とは違って見え始める。

それぞれの出来事の自分にとっての意味をどんどんつなげていくと、次第に今回の人生で自分に与えられたテーマのようなものが見えてくる。

これが自分の生きる目的。

自分が体験することのすべてが、この生きる目的とつながっていると気付けるようになると、報酬系中心の脳の動かし方になっていく。

こうなってくると、体は病気をしている場合ではなくなる。

乳がんの30代女性の例

乳がんは母親との確執の記憶が発症につながることが多々ある。

両親が不幸だと思っていて、大切な両親よりも幸せになってはいけない、と潜在意識で思っていた。その歪みが乳がんを引き起こした。しかし両親は本当に不幸だったか、否、両親はその人生は立派に生きた。幸せだった。だから自分も幸せになってもいい。自分の人生のテーマ、つまり生きる目的が明確になり、乳がんが消えた。

「人生には必要なことしか起こらない」という視点で、過去の記憶を見直そう

 

―乳がんが母親との確執によって起こるなどというとんでも論は置いておく。しかし実際は「とんでも」とは思っていない。がんは細胞分裂時のバグであり、そのバグは精神状態が影響するのは医学的にも根拠のある話だ。それぞれに条件は違うから発生するしないもあるがメカニズムとしては間違ってはいないはず。ところで、大切なことは生きる目的である。抽象的に言うと「楽しく暮らす、幸せに生きる」だ。そしてそのためには「明朗・愛和・喜働」一言で突き詰めると「純情(すなお)」ということになる。哲学に触れて、這いつくばるように仕事をして、純粋倫理に出会いここまでは来た。事業は不振だが財務は盤石というのも何か意味のあることだ。そこになぜ社長として呼ばれたかも何か意味がある。そして30人ほどのスタッフがいることにも当然意味があるし、家族についても、この家族、特に息子二人の父親であることは何かしらの意味があるはずだ。今現在の焦り、不安、心配、恐怖というマイナスの感情と逆に、能天気、経済的余裕、健康というプラスの面の奇跡のバランス、これをどうこれからの自分の生きる目的に照らし合わせ、そして行動していくか。なかなか面白い、興味深い。朝、このことを考える時間がしっかりあることがさらに意義深い。

 

幼児期に親から「愛された」という感覚を取り戻す

親から「愛されている」という感覚があるかどうかが、将来の病気の発症に大きく影響してしまう。

世界を愛と見るか、恐怖と見るか。両者では、物事の受け取り方が全く異なってくる。

「愛されている」という感覚のスタートが、生まれたころの母親とのスキンシップ。

出産スタイルの変化(帝王切開、無痛分娩)も大きい。

産道を通らない帝王切開や、生みの苦しみを伴わない無痛分娩などでは、このオキシトシンが分泌されにくい。

4つの「幸せホルモン」とは? 出し方&効果を脳科学的に説明します。 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sh_saara_kaga/20220715/20220715170113.jpg

 

ここで重要なのは「愛されている」という事実ではなく、感覚。過去の記憶に「愛されている」という感覚を付け加えていけばいい。

記憶を書き換え、解釈を変えて「愛されている」という感覚を取り戻そう!

 

―ここでのポイントは、「なぜ私は、母親が愛情を注いでくれなかった、というように考えたか」ではないだろうか。もちろん潜在意識の話なので自分自身でその思いを分析することはできない。この感覚もその人にとって必然の働きだったとしか言いようがないのだ。そしてその後病気になってカウンセラーに出会って自分の生きる目的、やりたい仕事、働きが見えてくる、という流れ。なぜこんなにも複雑な感情を、自然の流れはつくり出した?付け加えた?人間ごときが言葉で表現することはできないが…そんな風に小難しくなっているのだろうか。早く気づこう「これでいいのだ」ということに。

 

あなたが「封印してきた思い」を許し、病気をやめるワーク

ポジティブな感情であれ、ネガティブな感情であれ、そう感じた自分をとりあえずよしとしていい。どんな感情であれ、自分の中に生じたものは押し殺さないこと。「そう感じてもいいんだよ」と自分を許してあげる。

自分を苦しめる思い込みやセルフイメージをつくり出した過去の記憶について、今一度、そのときの記憶や自分の感情を丁寧に思い出してみる。

病気は、「何かを許していなかったこと」の表現として現れてくる。

「私はあの時つらいって思ったんだよね。そんな自分を私は許します。また、隠そうとした自分も許します。おしまい!」

許すことで、自分自身の変化が始まっていく。

 

―遂に読み終わった。自分がやるべきこと、やりたいこと、文中では分けていたが、本当は一緒のことなのだ。そんな自分のこの世に生まれた意味、役割を知りたいとずっと思っている。それが本当ならわき目も振らずにそれに邁進する覚悟なのに…しかし、実はこの自分の役割を知りたいと願う、ということ、迷うことも自分の役割なのだ。だから許すし、大いに悩んだり迷ったりしてよいのだ。

「大丈夫、全部きちんと機能だよ。だから心配することないんだよ」

やっぱり最後はこれで締める。「これでいいのだ」

 

はじめに イノベーションを諦めていないか

イノベーションとは?

「革新」「刷新」

「新機軸(今までのものとはまったく違った、新しい工夫)」

「新結合(様々な要素を、それまでとは異なる方法で組み合わせること)」

イノベーションを意識し、イノベーションを生むために必要な思考を行い、その思考を実現するための行動を起こすことで、イノベーションに必要な「スキル」を獲得することができた。

 

ー強烈な危機感から順番を飛び越えてこれを読みそして思いを書いていく。新しい価値を提供することができるか否かにかかっている。その新しい価値をつくる、という言葉を「イノベーション」と呼ぶことにする。「実際に何をやるか?」この1点集中でスピード感を持って読み進めていきたい。時間がない。

 

第1章 イノベーションを再定義する

■なぜいま、イノベーションが必要なのか

成熟停滞した状況を脱却し、生産性を向上させ、持続的な成長を続けるためには、イノベーションの実現が欠かせない。

 

■イノベーションの本質が凝縮されている

「まだ世の中にないものなんだから、消費者に聞いて調査しても、欲しいものがでてくるわけがない」

■陥りがちなイノベーションとリノベーションの混同

消費者調査で「こういうものが欲しい」と言語化されて出てくるアイデアのことをリノベーション(改良)と呼ぶ。

イノベーションが起こって消費者に受け入れられれば、後にリノベーションが連続するのはごく当然の帰結。

問題を解決するには、質や性能以外の部分に焦点を当てなければならない。

 

■イノベーションは「顧客の諦めている問題」を解決すること

「マーケティングの会社になろう」

「そして新しいイノベーションをつくっていこう」

→顧客の問題に焦点を当てる。

マーケティングとは、顧客の問題を解決することによって市場で付加価値を生み出すプロセスの総称。

顧客を持たない間接部門は存在しない。顧客が諦めている問題を解決し、イノベーションを生み出すことは、どの部門でも考えることができるはず。

イノベーションはどのような顧客の問題の解決なのか?

①聞かれても答えられない問題

②頭に浮かんでこない問題

③こんな問題は解決できるはずがないと諦めている問題

重要なことは、表面化せず、あやふやで、潜在的に眠っている、顧客差が諦めている問題をあぶり出して整え、問題として定着させるプロセス。

イノベーションに関しては、問題解決能力よりも、問題発見能力に優れた人のほうが成果を出している。

 

■マーケティング視点が成功を導く

マネタイズもマーケティングの重要な領域。マーケティングとイノベーションはセットで考えるべき。

どちらも顧客の問題発見と、その問題解決。

顧客の問題を発見したら、純粋に顧客の問題解決を考えればいいだけ。

マーケティングでは、顧客に対する営業も、代金の回収も、顧客の問題解決の視点に立って方策を考える。

商品を売りたいと考える側が10億円払ってテレビコマーシャルを流すよりも、利害関係のない医者が評価してくれるほうが断然説得力がある。

顧客について考えることが、その顧客が諦めている問題を解決し、新しい付加価値をつくる。その活動そのものをマーケティングと呼び、結果として生まれる新たな付加価値をイノベーションと呼ぶ。

 

■ニッチマーケットを向く発想は捨てよ

多くの顧客が諦めている問題を解決できるようなものでなければ、ビジネスとして大きくならない。

競合が存在する時点で、それはイノベーションとは言わない。イノベーションは顧客の諦めている問題を解決するものなので、競合がいるはずがない。

ターゲットが小さければ、イノベーションによって生まれたビジネスがマネタイズできない。マネタイズできなければ、ビジネスとして大きくもならなければ、継続性も期待できない。

 

■DXとは稼ぎ方を変えること

顧客の問題を解決するためのビジネスモデルを先に決めるのではなく、その問題をどのような手段で解決するのがもっとも適切かを先に考える。

イノベーションを自由な発想で考える。

自身がイノベーションを深く考えるうえでのヒントとして本書を使う。

まずは問題を発見することに時間をかける。常識を捨てて考える。

その時に、デジタルやAIなどを使って問題を解決できないか考える。

顧客の諦めている問題を解決するためのDXを「稼ぎ方を変える手段」と捉える。

 

ー「顧客の諦めている問題」「顧客が気づいていない問題」ここを解決するのイノベーション。

様々なことを受け入れることに慣れてしまっている中年おじさんにイノベーションを起こすのは難しいということがわかった。ましてやマネタイズをDXでやろうと思うとプログラムの仕組みすらわかっていない自分にはかなりハードルが高い。

例えば問題が分かったとして、それを解決する手段がネットとスマホでは「わからないよ~」という感じだ。

だが、それでもまずは「問題を見つける」「その問題を解決する手段を考える」という視点は必ず持つ。

諦めている不便の解消、ここに集中していこう。

 

第2章 イノベーションを生む問題発見・解決の極意

■「新しい現実」を見る能力

イノベーションを起こすためには、旧来の現実から生じる顧客の問題ではなく、新しい現実から生じる顧客の新しい問題を見つける能力が必要になる。

イノベーションは顧客が諦めている問題の解決から生まれる。この時、顧客は「こんなことはできるはずがない」と諦めている。諦めているから認識さえしていない。そういう問題は市場調査しても出てこない。新しい現実が連れてくる新しい問題を見つけるしかない。

老々介護、超高齢化社会、少子化、サスティナビリティ、環境問題…これが誰もが認知している新しい現実。そこから生じる新しい問題について、考えてみる。

時代が変わることによって、何が変わり、どのような問題が新たに生じているかについて、目を凝らしてよく見極めること。

高齢になった人、高齢者を親に持つ子ども、高齢者が病気になったときに受け入れる病院にも新しい問題が生じる。

あらゆる立場から考えてみる。それが顧客の問題をつかむ重要なプロセス。

 

■問題からではなく、より掘り下げた現実から考える

高齢化社会 → 核家族化 → 一人世帯二人世帯の急増

人口は減少しているが、世帯数は1980年3582万世帯から2022年5044万世帯に増加。

一杯ずつおいしいコーヒーを飲みたいという顧客の問題を解決した「ネスプレッソ」

「何が新しい現実で、何が顧客の諦めている問題なのか。」

これを見極めるにはどうしても訓練が必要。一度や二度考えただけで手に入れられるものではない。常に考え、徐々に慣れていくもの。

問題から考えず、新しい現実から考える癖を身につける。

 

■コロナ禍は新しい現実なのか

新しい現実とは、基本的に10年から15年前の過去から現在までの「蓄積」であり、定着した現実のこと。

直近の変化にとらわれすぎず、長期的な視野で過去から定着した新しい現実を見る必要がある。

常に気にして考え続けない限り、見えてこない。それが見えるようになったとき、イノベーションに一歩近づいたことになる。

 

■顧客の諦めている問題は尋ねても出てこない

顧客の諦めている問題を発見し、なおかつそれを解決することは難しい。

近づくためのヒントは、人に興味を持つこと。

顧客が何を考えているのか、何を望んでいるのかを考察する能力が必要。

難しいが、鍛錬すればおのずと磨きがかかる。

まずは顧客に興味を持ち、顧客の問題を発見すること。

新しい現実から生まれる顧客の諦めている問題さえ発見できれば、それを解決する方法を見つけるのは相対的に易しい作業になる。

重要なのは、考える習慣を身につけること。

イノベーションを起こすために明日からすぐにできることは、顧客にとっての新しい現実を考え、それに由来して顧客に起こっている問題について考える時間を、とにかく増やすこと。それしかないと言っても過言ではない。

そう簡単ではない。正解のない問題を真剣に考えるのは、想像以上に疲れる。

疑問:「じゃあ、新しい現実を見つけ、顧客の諦めている問題を見つけられたら、イノベーションのアイデアが出てくるのか?」

回答:「自分の頭で深く考え、工夫し、その方法をやり続ける」「自分で考えるしかない。何度も、何度も」

正しくイノベーションについて考える方法。この方法で考えることに慣れてくると、顧客の新しい現実と顧客の諦めている問題を考えることが楽しくなってくる。楽しくないと、考える習慣は身につかない。

 

■認知・発見・解決を体系化したNRPS法

新しい現実、10年スパンで定着した、誰もが認知し、実感している現実。

この新しい現実が広く流布すると、顧客の諦めている新しい問題が発生する。

必死で考えてようやく顧客の諦めている問題が見えたら、その解決策をやはり必死で考える。そのプロセスを順序立てて踏んでいくことで、イノベーションの芽が生まれてくる。

①新しい現実(New Rearity)の認知

     ↓

②そこから導き出される顧客が諦めている問題(customer’s Proble)の発見

     ↓

③顧客が諦めている問題の解決(Solution)

 

デジタル社会という新しい現実

・クラッカーによる企業や個人の情報流出という問題

・コロナ禍「出社できない」という問題

 

新しい現実は必ず新しい顧客の問題を連れてくる。そこに新しいビジネスチャンスが生まれ、イノベーションのチャンスが訪れる。

顧客の諦めている問題にアプローチするには、徹底的に顧客に寄り添い、観察し、話を聞き、ほんのわずかな兆候などから掘り下げていかなければならない。

 

■小さな失敗を重ねていく覚悟を持て

辛抱強く考えて問題を見つけ、問題解決の方法が見つかったとしても、それが最終的にイノベーションにつながるかどうかは実行してみなければわからない。

自分の具体的なアイデアをプロトタイプとして先に製作し、スモールテストを行って、その結果をフィードバックすることで説得する。

 

■チームではなく、まずは個人で徹底的に考える

新しい現実を見抜き、顧客の諦めている問題を発見するには、チームで組むより個人で取り組んだほうがいい。

イノベーションを起こしうるアントレプレナー(=イノベーター)の特徴

①不確実な状況下で成功する能力

②プロジェクトを自ら始め、自分のものにしたいという強烈な願望

③他人を説得できるスキル

はじめからチームが集まってもイノベーションは絶対に生まれない。個人が突き詰めてたどり着いたアイデアが重要。

イノベーションを起こせるような起業家精神を持った個人が、周囲を巻き込むリーダーシップを発揮することが、最低限の条件になる。

 

■フレームワークに頼らない

慣れた仕事は、すべて「作業」。ホワイトカラーの仕事は作業ではなく、考え抜いた末に新たな価値を生むこと。その前提のもと、考えることに労働時間の何%を使っているか、改めて見直す。

 

■アマゾンはどのような顧客の問題解決をしたのか

 

■メルカリのイノベーションとは何か

 

■ネスレ日本で実践したeコマース革命(マチエコ便)

自分の力だけでは実現できなくても、何らかの理由で困っている人や業界を見ていくと、パートナーシップを組める先があることに気づく。そうした相手と組むことで、新しいサービスやソリューションをつくることも可能。

 

ーやはり「本を読んで、考える」ということには意味がある。特に重要なのは一人で考えることだ。そのための時間を確保しなければならない。何よりも自分自身がそれが好きかどうか、得意かどうかが重要なのだ。新たな現実を踏まえて、そこから発生した問題を解決するための商売を考える、果たしてそんなことが自分にできるのだろうか。とてもじゃないが、できそうにない。では、なぜイノベーションを起こす必要がある立場にいて、現在の業績が厳しく、そして今この本を読んでいるのか?全ては意味があるはずなので、積極的にやってみよう。自分の仕事は考えることだ。作業98%くらいだ。

 

第3章 なぜ日本でイノベーションが起こらないのか

■いまだに「日本株式会社モデル」を引きずる経営層

■イノベーションが起こらない四つの理由

①イノベーションの「目利き」がいない

②マーケティングの知識が不足している

③マッチングが不足している

④イノベーションに資金が流れていかない

■経営トップがはコミットしているか

■小さな失敗さえ恐れる体質が染みついている

 

第4章 外への意識の拡張がイノベーションの目覚め

■イノベーションのカギになるのは「ダイバーシティ思考」

■スイス本社から質問に即答できなかった若手時代

■ダイバーシティ思考から生まれたキットカット受験生応援キャンペーン

0.1%の人しか知らないものを5%、10%に広げていくと、すごいことにならないか。だからやる価値はある。

■上司を味方につけるベストな方法

「キットカットはプレミアムチョコレートにはなれないと本社も思っているだろうが、日本では著名な高木さんというパティシエが手間暇をかけると、高級感が付加される」

「小さな失敗であればしても大丈夫だ」と伝えているのは、失敗の原因を考えるところから次の一歩が始まるから。

■職場のコーヒーを変革したネスカフェアンバサダー

1980年3582万世帯→2020年5044万世帯(+1500万世帯)右肩上がり

1980年 711万世帯→2020年1733万世帯(+1000万世帯)一人世帯

1980年 446万世帯→2020年1004万世帯(+600万世帯)夫婦二人世帯

1980年1508万世帯→2020年1239万世帯(▲300万世帯)夫婦子供世帯

1980年    88万世帯→2020年 631万世帯(+550万世帯)老人一人単独世帯

コーヒーはそれぞれが飲みたいときに1杯ずつ別々に飲む。それが新しい現実。

コーヒーの家庭内消費が減り、家庭外消費が生まれるという新しい現実が登場。

「人から命令されると、自分にはそれだけの価値しかないと思われているようで腹が立つが、自発的にやってみんなから喜ばれることで、自分の存在価値が確かめられる」

「自己実現の欲求」そういう思いを持ってもらえるのは、最も高いレベルのマーケティングを実現したのではないか。

10人中9人が反対するようなアイデアしか、イノベーションにはならない。

人はうまくいかない理由しか思いつかない。誰も反対しない案件は、一般的な基準や尺度に収まっているアイデア。

小さくテストをして、うまくいくことを立証しなければならない。

 

ー新しい現実はわかる。結構好きな分析だ。多分いろいろな新しい現実を発見することはできるだろう。一人世帯が爆増しているという新しい現実とそれに付随して生まれた新たな問題に対する解決方法を思いつくだろうか。それこそ常に考え続けなければならないだろう。これを考えるのが自分の役目であり、機能だ。

 

第5章 徹底解剖!イノベーションの具体例

①エムスリーのイノベーションが営業を変える

医療情報提供ポータルサイト「MR君」

エムスリーが起業するにあたって見た新しい現実は、営業の非効率性。

 

ー製薬会社のドクターや薬局に対する営業マンは確かに非効率だと思っていた。ただ既存の組織ではその非効率を解消することは難しい。ということで新規参入で一気にイノベーションか。総合衣料の世界のイノベーションとは何か?レジャー化か淘汰のどちらか、もしくは食品スーパーとドラッグストアの一角に収まる感じだろう。いい発想だ。

 

②テアトルアカデミーのDX

リモートレッスン、SNSで魅力的などうがをつくるノウハウを教えるレッスン

 

ー子役タレント事務所のイノベーション、かなり思い切っている。ここまでやれるのはすごい力量だ。総合衣料がネット通販に全振りするようなものだ。中途半端だと赤字の垂れ流しになりそう。うちも新しいことに取り組んでいるコスト分が丸っと赤字と言える。ここを黒字に持って行けるか行けないかだ。そうじゃなければ既存のやり方でじり貧になっていくだけ。そういうことか。

 

③ADISがイノベーションに拍車をかける

ADIS(アンカー・デジタル・イノベーション・サロン)

オープンイノベーションの拠点づくり

様々な切り口から、イノベーションを生み出すためのヒントを提供するのが目的。

最終的には全国に100か所以上ある地方のイノベーション拠点を、すべてADISにつながていく構想。

 

ーイノベーションって講演聞いて思いつくものだろうか?どちらかというと、やりたいことがある人がその手段を見つけにくる場だと思う。この「やりたいことがある」ということが根本のような気がする。例えば「親のいないかわいそうな子供たちに教育の機会を」とか「焼却処分されてしまう在庫過多の洋服たちを何とかしたい」とか。この自分の中から湧き出てくるエネルギーこそが大本ではないか。そういうものがない自分が何度「イノベーション」と繰り返したところで、ビジネス書をなぞっているだけではないか。だがしかしやってみるが。経営者の仕事は、新商品開発/新サービス開発/新規事業開発だけしかない。経営者の座を降りるという選択も当然ありだ。

 

④人事の変革、ネスレのホワイトカラーエグゼンプション

労働時間ではなく、労働の成果に対して報酬が支払われる「ホワイトカラーエグゼンプション」を導入しなければ、生産性は上がらない。

 

ーこれがイノベーションなのかどうかはわからないが、能力で報酬が決まるというのは普通のことだと思う。自分が給与に見合った仕事をしているかどうかは本当にわからない。今の自分はとにかく新しい価値を生み出すことが仕事で、そのために考えることだ。今までも誰よりもやってきた。これからもやる。それが自分の価値だ。

 

⑤ネスレの労働組合改革

最近の労働組合は、会社の業績を上げるために貢献したいというスタンスに変わってきた。これが新しい現実。

「組合員は管理職から評価されるが、どうして管理職は組合員から評価されないのか」

年に一度、組合全体ですべての管理職の評価をしてもらう。

 

ーわかる範囲で要約すると、労働組合の役職者と話をするようになった。ホワイトカラーエグゼンプションで労働時間の概念をなくし労働組合活動を社内で行えるようにした。これからも対等な立場で話し合っていこう。という感じだろうか。高岡さんの経営者としての自信が許容するのだろう。自分など力不足で社員とフラットに話をすることなどできそうもない。社長という肩書を持って対処しないと感情的になってしまいそうだ。ということは、必然的に従業員と対等に接していたいなら、自分自身の仕事にプライドを持てるぐらいの成果を出す、ということだろう。

 

⑥ネスレのネットワーキングキャピタル

ネットワーキングキャピタルとは、売掛債権と買掛債権の差引純残高の意。

自社製品の売り上げのために使った費用の支払いが、自社製品を売った代金の回収でまかなえればいいという発想。

ネスレのようなグローバル企業は、毎年のように売り上げの2%程度のコストダウンを命じられる。売り上げが3000億であれば、60億円のコスト削減を達成できなければ、経営者の報酬はカット。

社員3000人から2500人に減らしたのも本社からの要求にこたえるため。

日本企業の経営者にプロ意識が欠けている。企業の永続性を考えて投資ができていない。間接部門にもイノベーションが必要なのは、投資の原資を安定的に稼ぐためのコストダウンが念頭にあるから。

 

ーこれは厳しいがその通りだ。自分の甘さを突かれている。そして投資という観点も全くと言っていいほどない。はっきり言って既に詰んでいる。やはりどこかで責任を取る必要があると思う。こうやって本を読んで考えて書き出して、だけど眠いじゃしょうがない。才能ない。タイムリミットが近づいている。できる限りイノベーションについて考えていこう。

 

第6章 イノベーションは「考え抜く」ことから生まれる

①Aさんのイノベーション

【顧客】幼い子供に明るい未来を歩んでほしいと望むすべての親

【新しい現実】少子高齢化、人生100年時代の到来、高速インターネット普及、AI社会へのシフト、リモートワークの普及

【諦めている問題】いい学校、いい会社は安泰という時代は崩壊。しかし偏差値変調の詰め込み教育。「非認知能力」が身に付きにくい。

【問題解決】オンラインで子供の非認知能力を身につけさせる。

【仮説検証】アート関連の専門家によるオンラインレッスン。アートを見ながら自由な意見を言わせる。オンライン教育と非認知能力の学びを広めたい。

【高岡講評】イノベーションはビジネスとして成立しなければならない。つまりマネタイズ。生徒からお金をもらえるか。クリアするには「知育玩具」。知育玩具メーカーとのタイアップで学びのプログラムをつくっていく。知育玩具メーカーの協賛+プログラムへの参加料。小さな子供を持つ親を顧客とする企業や業界と結びつけるとアイデアの幅は無限。

 

ー「新しい現実」があって「新しい課題」が生まれ「その解決方法」をビジネス視点で考える。より具体的な道筋。考えろ考えろ。学校で必要なものを購入する場がない?否あるだろう。ヨーカドー、西友、イオンで十分。確かに近いのはうちだが、別に近くなくてもいい。ましてやネットがある。近いうちにネット通販も小学校別に検索できるようになるだろう。今やっていくのは全然かまわないが、将来があるようなビジネスではない。高齢者についても「近くにある、ない」は幻想だ。

 

②Bさんのイノベーション

【顧客】地方で仕事がない若者、地方で優秀な人材を確保できない企業。

【新しい現実】仕事が都市部に集中。

【諦めている問題】お金が都市部だけで循環し、人の可能性が場所に制約されてしまう。

【問題解決】オフィスや拠点に縛られずに仕事が循環する環境をつくる。

【仮説検証】誰でも気軽に自分を試せる場所を都市部以外に用意する。

【高岡講評】「諦めている問題」は、人材の能力を「見える化」することではないか。社員の中でも転勤上等もいれば、絶対リモートもいる。どちらもOKにならないか。絶対リモート専門の求人サイト。ここで人材の能力が「見えるか」されているかがポイント。人事のイノベーションにつながるかも。

 

ー「絶対リモート専門の求人サイトJobリモ」リクルートがやる?伝票入力みたいな仕事以外に何ができるのだろうか。そういう「新しい現実」があるのは肌感覚でわかる。全く見えてこない。

 

③Cさんのインベーション

【顧客】私立大学。その顧客としての高校生。

【新しい現実】18歳人口の減少。大学全入時代加速。

【諦めている問題】選ばれる存在になる。オンライン授業が基本となると、海外の大学とも競合する。偏差値だけを基準に進学しているケースが多い。学生と大学のマッチング。

【問題解決】学びの魅力をあげるために、より実践的なテーマを提供する。企業とのコラボ授業。企業は優秀な学生をリクルートできる。

【高岡講評】18歳人口は半減、大学は10年で約倍。多すぎ、上位以外は定員割れ。偏差値ではない別の基準で選んでもらう必要がある。「パーパス経営」ミッション、ビジョン、目的の明確化。高校生がリモートで大学の授業を受けられるようにする。

マネタイズはイノベーションの必須事項。マネタイズは問題解決が実現してはじめて成立する。

高校生の大学のことがよくわからないという問題を解決でき、大学は、高校生に直接アプローチできない、という問題が解決する。どちらからも代金が徴収できるはず。

 

ー近畿大学などは上手なのかな?本当によくわからない。大学をくだらないと思っている。それにもかかわらず巨大な利権が絡んでいるのが全くもって面白い。大学に国から莫大な補助金が支給されているという。「私立」じゃないのかよ!と。補助金もらって運営して「パーパス経営って何?まず自主独立ではないか」という感じ。その大学に入るための予備校が完全実力主義なのが救いか。マネタイズもへったくれもない。

 

④Dさんのイノベーション

【顧客】独身高齢者

【新しい現実】様々なSNSを個人が最大限に活用する時代

【諦めている問題】自分が死んだ後のSNSの管理にどう対応するか

【問題解決】オンラインのデジタル遺産管理に特化し、包括的にサービスを提供できないか。課題多く既存の事業者が取り組めていない。

【高岡講評】SNSでお金を稼いでいるその権利とお金をどうするか。その必要が迫ってきた。死後のデジタル遺産管理をアドバイスするサービスが登場する。遺産という面では富裕層がターゲット、富裕層を顧客にしている企業を見つける。

 

―暗号資産とかのことだろうか。今の自分のやっている事業との関連性が見いだせない。イノベーションという観点からものを見ていない。とにかく商圏内のシェア、つまり認知度を高めないとなにもできない。ほとんどの人が知らないし、用もないのだ。この現実から出発してしまう。しかしやれることはまだまだある。

 

イノベーションを導く思考実験

①ホテル業界のケース

 

ーまず富裕層向けのホテルが必要、高齢者が最後に住むのはホテルという選択肢、リモートワークのためのスペース、この辺りか。アイデアは根拠あるが、一筋縄でいかない。これをやり切れるかどうかか。現事業は任せて、いろいろ新しいことをやってみたが、一つも新規事業になっているものがない。これが自分の実力だ。それでもなんとかやっているのは、やはり新しいことに手を付けるからだろう。これからもそうだ。

 

イノベーションを導く思考実験

②小売業界のケース

百貨店、スーパーマーケット、電気屋…新しい現実は「高齢化」

アナログとデジタルを上手に組み合わせる。この視点が小売業界に欠けているため、イノベーションを生み出せないのではないか。

 

―富裕層に向けて家の中にまで入り込む外商。これはわかるが自身の商売に照らすと何も思い浮かばない。そして少しずつ目減りしていく。目減りとは毎年5%ダウン、5年後には25%ダウンという現実のことだ。ここで果たして踏ん張れるだろうか。踏ん張るとは我慢するということではない。イノベーションを起こせるかだ。こんなことを言っている間はダメだろう。

 

イノベーションを導く思考実験

③家具メーカーのケース

 

―部屋をデジタルに取り込み、そこに家具を配置するという。確かそういうようなニュースを見たことはあるが、それが経済的に回っていくようになるまでは果てしない時間が必要な気がする。特に現在のイノベーションはデジタル化が不可欠で、それは努力と根性ではなく、プログラミングという投資なのでなかなか厳しいと思う。「こういうことやるとお客様に便利かも」というアイデアも、プログラムを書くことからはじめるのだから厄介だ。母体を大きくしておかないと投資に耐えきれない。つまり詰んでいる、ということか。

 

おわりに

上司に期待するな。極限まで自分ひとりの力で考え抜け

イノベーションを生み出さなければ、日本企業の停滞を打破することはできない。

イノベーションを生み出すことに本気になる。

リーダーシップを持ち、リスクを取って本気で取り組まなければ、組織の中でイノベーションの芽は育たない。

結局はやらない。

現在のような変化が激しい時代に、高い価値を生み出しながら高い生産性を保つ。

自分の力で考え、自分ひとりの力で率先して取り組む。

イノベーションは難しい。だが伸びしろは無限大。

 

―現業を否定してイノベーションという観点から物事を見て、そして実際にやってみることだろうか。それにしても本当に大変で、それが楽しくて仕方がない、という人しかできないのではないか。自分自身の能力不足で、イノベーションというところまでたどり着くことはできなさそうだ。しかし、ではなぜ自分は今この本を読み終えたのだろうか。一体、大自然(宇宙)は自分に何の役割を果たせてというのだろう。自分の役割が何なのかわからない苦しさこそが役割なのか。不明すぎるが、しかし見つける思考の旅こそが自分に課された役割と考えて、これからも学び続けよう。

 

 

はじめに

ー「本当の自分」からのズレが病気を生んでいる!

「心が体を支配する」「病は気から」

言葉の技術、心理技術を駆使して、「脳の動かし方」を変化させる独自の方法により、身体面、メンタル面の症状を改善する。

実際には存在しない「思い込み」や誤った「セルフイメージ」などに気づくことで、脳の動かし方と言葉を変えていき、病気や不調を解消していく。

脳の動かし方を変えていくことで、病気をやめていった数多くのクライアントたち。

ズレとは「自分の人生を生きていない」というもの。

こうしたズレを起こしている原因は、実際には存在しない思い込みや誤ったセルフイメージ、それらをつくっている脳の動かし方。

「本当の自分」のまま、本来の「生きる目的」に沿って生きる選択を取り戻したとき、病気とは無縁になる。

 

ーまた新たな一冊のスタート。今回も朝の一読にふさわしい内容だが、より踏み込んでいる。克服したという具体的な病名を大々的に出しているところが面白い。こういうことを表立って口にすることははばかられるが、やはり気持ちを前向きに持つ人たちと一緒にいるのはとてもいいことなのはわかっている。自分の最大のテーマ「素直になる」にどれだけ近づけるだろうか。しっかりといい言葉を口に出して読み進めよう。

 

第1章 「自分の人生」を生きていないとき、人は病気になる

私が幸せを感じるのは、「生きる目的」につながる活動をしているとき

 

ーかなり踏み込んだ内容。「病気は生活の赤信号」というのは納得しうるが、万人受けはしないだろうと思う。自分の感覚だと、「病気になるのは今の状態をリセットしたいから」。自分自身が今、楽しく過ごしているのか、それとも自分に嘘をついて振りをしているのか、自分自身でもわからないことが多い。それを教えてくれるのが“病気”である。薬を飲んでしのげているうちはそれでもいいが、無理をしているなら必ず改善はせずに、動けなくなるというところまでいくだろう。自分はどうだろうか?50歳手前まで大病もなく長い期間休むこともなくやってこれたということは「これでいい」ということなのだろうか。今もこの朝の貴重な時間を使って考えている。これが自分自身の使命なのだろう。そして病気になったら、その状況を変えるとき、ということだ。それでいい。

 

「敵」だと思っているうちは、病気はやめられない

病気は「あなたは今、本来の『生きる目的』とズレた生き方をしているよ」というメッセージだと気付いていく。

本当の自分に対して「これまで無視しつづけてごめんね」と謝罪し、和解していく。

病気は敵ではない!本当の自分として生きるためのメッセージに気づこう

 

ーこれだけ聞くとむしろ早く病気になってよ!などと不謹慎なことを思ってしまう。病気にならないだけでなく、こうして毎朝元気に出勤できているということは、今のこの生き方でいい、ということなのだろうか。それならば、このモヤモヤとこの結果が出ていない、という整合性はどう取ることができるのだろうか。整合性とはつまり“自然と一体である”ということだ。きっと形而上学的には当然整合性が取れているのだろうが、自分にはまだまだわからない。引き続き考えてみよう。そして、自己啓発の罠であるところの“行動できなくなる”という状況に陥らないように十分に注意し、積極的に動く時間を確保していこう。

 

「失いたくないもの」に執着すると、病気をつづけてしまう

病気によってせっかく手に入れたものを失いたくない、というケースもある。

病気が治ることで好ましい関係性や状況を失う覚悟を本人ができるか否かが重要。

「この夫にこだわりつづけて時間を無駄にするわけにはいかない」

病気であればこそ手に入る、「心地よいメリット」に甘えていないか?

 

ーこれまた踏み込んだ内容。自分の考え方に「人を責めるのは自分に責任が及ぶのを回避するため」というものがあるが、つまりそういうことだろう。ただそれも、こうやって病気になるのも、そして復活するのも自然の流れだ。どう考えを改めたところで死ぬときは死ぬ、それがその人の役目、働きなのだと受け入れる必要がある。どちらでもいいのだ。

 

人の意識レベルと体のエネルギー量は、連動している

人間は生きる目的につながることに取り組んでいるとき、体から出るエネルギー量も非常に大きくなっている。

体から出るエネルギー量が少ないと、病気が起こりやすくなる。

人間の意識レベルは、体から出るエネルギー量によって17の段階を持っている。

ポジティブなエネルギーを出す「パワーの領域」。

ネガティブなエネルギーを出す「フォースの領域」。

感情に振り回されない自分になる | 原因不明の不調、トラウマ、ペットの病気を浄化し癒す 宇宙エネルギーセラピー

(デヴィッド・R・ホーキンズ博士の研究より)

フォースの領域 意識レベル17「恥」~9「勇気」

「恥」こんな自分が恥ずかしい

「罪悪感」すべて自分のせいだ

「無気力・無感動」どうせ自分には無理だ

パワーの領域 意識レベル8「中性」~1「悟り」

「中性」まぁそんなこともあるよね

「許し」許す・すべて受け入れる

「理性」ありのままを受け入れる

意識レベルを上げていくと、病気をやめるいことにつながっていく。

自分の意識レベルを上げていければ、病気はやめられる!

 

ーまずこの表のように自分の無意識が気持ちの状態をつくっているのだということを理解することは大切だと思う。これこそが自分との対話のネタになり、「では、これからどうしていこうか?」という未来と行動に意識が移っていくのだ。

 

「これをやるために、病気をやめます」の「これ」は明確か?

「何のために病気をやめますか?」

目の前の病気という問題を回避することだけに集中しても病気はやめられない。

病気は本当の自分からズレていることへのメッセージ。

その人が本来持って生まれた生きる目的に沿った生き方をしていないことを教えてくれている。

「これをやるために、病気をやめます」

「やること」が明確で、それが生きる目的に沿っている場合、脳はそれを実現するために動き出す。

未来の欲しい価値に焦点が合っていると、体の運動神経をつかさどる脳の部位が活発に動き始め、それを手にするための体がつくられはじめる。

やりたことをさらに深めていくと、今やりたいことにつながるケースが多い。

あながた病気をやめたあとにやりたいことを思い出そう!

 

ーある人のことを思い出してしまう。彼女が“病気をやめて”やりたかったことは「二人の子供を育てること」だったはずだ。しかしそれは叶わなかった。だからこの説は虚偽だ、ということではない。彼女自身の表面上の意識は「二人の子供を育てたい」という明確なものだったかもしれないが、その深層心理、潜在意識はわからないのだ。だからこういう話の時に冷静な人は「本当はわからない」と言う以外にないのだ。彼女は自然の流れの中で、その役割を終えたのだ。もしくは“死”をもってその役割を果たしたのだ。人の死を前にして、自分はそう考える。これを誰かに伝えるという役割を担っているわけではなく、そのように考えて次、自分の役割を果たしていくのみだ。もちろんもっと身近な存在が死を迎えたときにはそんな冷静に考えることはできず、取り乱すこともあるだろう。だが、それもその感情すらも、自然から与えられた役割、働きであると思うのだ。一体なぜこのような仕組みになっているのだろうか。不思議だ。

 

第2章 「脳の動かし方」を変えれば、病気はやめられる

「脳内プログラム」を変えて、不具合を起こす細胞の再生産を止める

新陳代謝…人間の体は約60兆個の細胞で構成されている。

胃壁や腸壁の細胞の新陳代謝のスピードは数日、皮膚で約一か月、筋肉二か月、血液(赤血球)で約四か月、骨五か月、脳で約一年。

脳内プログラム(言語パターン・思考パターン、そして脳から体に出される指令のパターン)そのものの新陳代謝が進まないと、本当の意味での体の新陳代謝が起きない。

病気を「やめられるか、やめられないか」のカギは、脳が握っている。

自分の脳をどう動かし、その結果、脳が全身に対してどういう指令を出していくかで、病気は消えたり、なかなか消えなかったりする、と考えられる。

脳の動かし方を変えて、脳内プログラムを「病気が起きるパターン」から書き換えよう!

 

ー考え方を前向きにするか、後ろ向きにするか、それだけでのことなのだが、これが本当に難しい。あくまでも自分の問題だ。なぜ自分自身が前向きでいられないか、という話だ。そしてどうしたら“心の底から”前向きになれるのか、というのが問題だ。一方で、顕在意識にはそういう問題があると思うが、潜在意識はどうか、というのもある。潜在意識は見えない。実は自分は表面的には後ろ向きなほうだと思っているが、その深層心理は楽観的で、前向きなのかもしれない。だからこそ、なんだかんだで健康で毎朝人よりも早く出社して一人で朝礼なんかを元気よくやっている、やれているのではないだろうか。ここのところは自分の中で「俺は実は楽観的である」「本当のところは前向きである」「今の状況も面白がってやっている」と思いこんでもいいかもしれない。

 

「~したい」に力点を置く人は、病気になりにくい

病気になりやすい状態「危機回避モード」

自分が「危険!」と感じる状況に遭遇した時に生じる、動物に本来備わっている反応。

 

病気になりにくい状態「成長モード」

緊張がゆるんだ状態。危険に備える必要がないため、筋肉だけでなく内臓にも血液が十分に集まり、その機能が高まる。

 

「自分の内部で使う言葉」と「そこから発生する脳の動かし方の癖」が大きく影響する。

「苦痛系思考」

不安、恐れ、嫌悪、怒り…ネガティブな感情を生じさせる事態に遭遇するのを避けるための決断や判断。「~しなければならない」「~すべき」

・怒られたくないから、約束の時間を守る

・嫌われたくないから、相手が喜んでくれることをする

・見捨てられたくないから、イベントにはできるだけ参加する

・貧乏になりたくないから、仕事をまじめにする

コルチゾール・テストステロン・ノルアドレナリン

 

「報酬系思考」

「~得たい」という思いが第一にあり、それに突き動かされて、様々な決断や判断をする。

・自分の仕事を通して、世の中に貢献したい

・自分の感性を生かした芸術作品を発表して、世の中を刺激したい

・同じ悩みを持っている人たちに、自分の経験を生かして気づきを与えたい

ドーパミン・セロトニン・オキシトシン

やる気ホルモン・快楽ホルモン・幸せホルモン・愛情ホルモン

 

苦痛系思考が癖になっていると、病気になりやすくなる。

報酬系思考が癖になっていると、病気を寄せ付けにくくなる。

脳の動かし方を「~したい」を基準にする報酬系思考に切り替えよう!

 

ー報酬系思考「~したい」に持っていこうとするのはいいことかもしれないが、無理やりそう思い込もうとして、かえってこじらせてしまっている場合もありそうだ。潜在意識は見えないからやっかいだ。本当の心の奥底では憎しみがあるのに、子供に愛情を注いでいるように振舞っていると、その反動はどこかに出てくるだろう。しかしその反動の元が何かはわからないことが多い。だからこそ自分自身はこのような本に出会えたことに感謝して、なるべく自然体でいられるように、気持ちを楽にして、楽しく過ごせるようにしていきたい。「無理はよくない」というのもこういうことだろう。

 

現実とは、あなたの勝手な思い込みに過ぎない

・人生は思い通りにならない

・何事も努力しなければ達成できない

・楽してお金は稼げない

・私はバカだ/私は弱い/私は孤独だ/私は大した人間ではない/私は無力だ…

思い込みもセルフイメージもすべてが事実ではない。

現実に存在しているものと勘違いしている。

自分が勝手に現実にしてしまっているに過ぎない。

自分の思い込みが、根拠のない勝手なものなら捨ててしまおう!

 

ーネガティブな思い込みから自分の力だけで抜け出すのは相当難しいだろう。切り返すタイミングを持たないからだ。だからこそ人の力を借りる、ということが重要だ。そして、人の力を借りることができる人は実は大丈夫だ。人とのつながりの中で社会は形成されているからだ。そう考えると最も死に近づかせる要因は孤独ということになるのではないか。堀江さんが幸福の条件に挙げているのが“良い人間関係”というのがよくわかる。特に家族がいない人は孤独に陥りがちだ。最近、「新しい現実」を探し回っているが、その中で一人世帯の激増という状況を目の当たりにする。ここにかなり大きなひずみが生まれているように感じる。この問題を解決する方法が見つけられると当然それは価値になるだろう。

 

「気づく・許す・実行する」病気をやめる3つのステップ

①病気を発生させていた自分の中にある思い込みやセルフイメージに気づく

 

②そうした思い込みやセルフイメージを、何のために持っていたのかを分析し、思い込みやセルフイメージを持っていた自分に責任を取り、自分を許す

 

③本当の自分として生きることを決断し、本当の自分を象徴する行動を考え、その行動を日常の中で実行する

 

①「私は独りぼっちだ」という思い込み。それを否定的にとらえている自分。「私の周りから人がいなくならないように、喜んでもらえることをしなければ」

一見ポジティブに見える思いの中に、苦痛系思考を発動させるネガティブな思い込みやセルフイメージが隠されている。

②「私は独りぼっちだ」という思い込みを持っていた自分を許す。おしまい!

③これまでいろいろな言い訳をつくっては避けてきた「本来の生きる目的に沿って生きる」という生き方を選択していく。

思い込みやセルフイメージの誤りに気づいたら、ただそれを許せばいい!

 

ー一見ポジティブに見える発言や行動の奥にネガティブな動機がある場合が多かったりするから厄介だ。しかしそれが病気となって現れるというから面白い。逆に、一見ネガティブに見えてその実健康であるということは深層心理、潜在意識はポジティブで健康的だということなのだろう。やはり全ては体に現れるということだ。ということでここまで大きな病気もなく過ごしてきたということは、この生き方でOK!ということか。そしてそれをなるべく広げていくことも役割かもしれないし、そこまでは求められていないかもしれない。すべては自然の流れのままに、か!

 

第3章 あなたが「許していない自分」に気づく

許していない自分に気づき、受け入れていく

子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮頸がんなどの婦人家計疾患の場合、その背景を探っていくと「男性に勝ちたい。負けたくない」という思いや、女性性の否定があることが少なくない。

自らの女性性を捨てるために、女性器をダメにする方向で脳が動いていしまう。

不妊、流産を繰り返すケースも女性性の否定が多くある。

1990年代以降、子宮頸がんが増加傾向にあるが、1986年男女雇用機会均等法。

1990年代後半、子宮頸がん急激に増えたのは、1997年男女雇用機会均等法、改正。

「いまだ男性中心のビジネス社会で勝ち残っていくには、女性であることは不利だ」

自らの情勢性を否定しながら仕事にまい進する女性たちが増えたことが背景にある。

 

膠原病、バセドウ病などの難病は、「私は弱い人間だ」というセルフイメージを持っている一方で、そんな自分が許せないという思いも強く、強い自分になろうと努力を重ねる手段の一つとして難病を選んでいる。

「そんな厄介な『敵(難病)』と闘い続けている〇〇さんは、すごいですね!」という評価を望んでいるから難病になる。

思い込みやセルフイメージと病気との関係をさらに探っていくと、そこにはその人が許していない自分というものが見えてくる。

 

「男性に勝ちたい」「女性性の否定」「女性である自分を許せない」女性器を破壊する方向に脳が動く。

「弱い自分を許せない」から難病という手段を選ぶ。

 

自分に対して許せないことに気づき、そうした許していない自分を受け入れ、許していけるようになると、脳はそうした攻撃をやめる方向にシフトしていく。

自分が、どんな自分を許していないのかに気づく必要がある。

その糸口が、今の自分を縛る思い込みやセルフイメージ。それらを持つに至った背景や経緯を深く掘り下げていくことで、思い込み、セルフイメージを手放していくことができる。

 

自分の中の「許していない自分」の存在に気づこう!

 

ーかなりの“とんでも”発言で、これ見つかったら大問題になるだろう。ただ病気になる前の気持ちが暗かったり、何となく元気が出なかったりしている人には意味のある話だと思う。力不足な自分、勇気のない自分をいくら嘆いても仕方がない。美点発見、長所伸展が全てと言っていい。仕事でなかなかそうはいかないのは活躍の場所が違うからだ。雇用の流動性はその意味でも重要だということが言える。長年勤めたから給料が高止まりしていると向いてもいないのに続けざるを得ないことが多い。それよりも給料が減っても向いている仕事、もしくは仕事そのものが向いていないのなら短時間の仕事に移行したっていいのだ。とにかく向き不向きを根っこに考えないと辛いばっかりだ。

 

あなたを苦しめているのは、思い込みが生んだ自分のルール

どうすれば自分に強固にへばりついたもの(自分のルール)を、単なる思い込みと気づけるのか?

答えの一つ、「自分の日ごろの言葉遣いから探っていく」

「~べき」は要注意。「親の言うことには従うべき」「正直でなければいけない」など、一見小さな出来事も、積もりに積もると自分の本当の生きる目的からどんどん遠ざかってしまう原因になる。

答えの二つ目「自分の中に生じているネガティブな感情を手掛かりにする」

「イライラする」「むかつく」「不安になる」「怖くなる」「辛く感じる」「寂しく感じる」などネガティブな感情は、自分の中にある「こうあるべき、こうあってはならない」という基準に、“ほかの人”や自分が反した時に生じるもの。

 

株のデイトレードで稼いでいる友達にイライラする。「お金は努力して稼ぐべきだ」という思込みを自分は持っていた。努力せずに大金を稼いでいるように見える友達に対してイライラを感じた。そこに気づいた途端、私はこんな思い込みでイライラしていることが急にバカらしくなった。

努力せずにお金を稼ぐ方法はいくらでもある。「努力しなければいけない」と、わざわざ自分を縛る必要はない。「お金は努力して稼ぐべきだ」という思い込みを外していく。

自分にとってのルールは、多くの場合、ほかの人にとってルールではなかったりする。

自分独自のルールに縛られ、自分本来の生きる目的に向かって生きることができず、自分を苦しい状況に追いやってしまっている。その状態を放置してしまえば病気になりかねない。

言葉遣いやネガティブな感情をきっかけに、自分の「ルール」を見直そう!

 

ーかなり「~せねばならない」「あるべき」からは解放されてきたと思うが、それでもまだまだ凝り固まったところはある。それが自分を追い込んでいるのは感じるが、逆にそれを手放してしまって収入がなくなってしまったとき、どうやって家族を養っていくのだろうか。もし誰かに相談されたら「それはパートナーとしっかりと話合うことだ」とアドバイスするだろう。しかし自分はそれを妻に話すことはない。妻も子供たちも自分も幸せというちょうどいいバランスはどこにあるのだろうか。探り当てたい。

 

ポジティブなセルフイメージの裏に、「愛されていない自分」が潜む

・優柔不断な自分が嫌い

・小さいことでクヨクヨする自分がイヤ

・怒りっぽい自分を何とかしたい

ポジティブなセルフイメージの裏に、そうはできないネガティブなセルフイメージが隠されている。

・自分はダメな人間だ         ⇔ 人の役に立ちたい

・自分は誰からも愛されていない    ⇔ 困っている人たちを助けたい

・自分は世の中から必要とされていない ⇔ 世界に貢献したい

「一見ポジティブなネガティブ」「~したい」とポジティブに思えば思うほど、そこに潜むネガティブなセルフイメージが強化されてしまう。

光と影の関係。光が強くなればなるほど、影も濃くなる。

自分が「~したい」と思ったとき、「それは、自分にとって心底楽しいことであり、生きる目的につながっていることなのか?それとも、マイナスな状況を避けたいがためなのか?」という問いを必ず入れる。

Q.「なぜ、人の役に立ちたいのだろう?」

A.「人に喜んでもらいたいからだ」

Q.「なぜ、人に喜んでもらいたいのだろう」

A.「自分が認められた気がしてうれしいからだ」

Q.「なぜ、人に認められたいのだろう?」

A.「それは、自分で自分のことを認めていないから。つまり『今の自分ではダメだ』『今のままであ不十分だ』と思っていたのでは…」

自分にどんどん質問し続けることで、ある瞬間にその奥にあるネガティブなセルフイメージに気が付く。

その「セルフイメージ」が、自分が勝手に作り上げた幻影であると気が付けばいい。

あなたの「~したい」の理由を、自分に何度も問いかけて掘り下げてみよう!

 

ー自分との対話が本当に重要。スマホを伏せて自分の頭で考える時間を作ることだ。「なぜ」この繰り返しをしていく。「なぜ今こんなに不安なのか?」「思ったように業績が上がらないから」「なぜ業績が上がらないのか?」「普通で飽きられているから」「なぜ飽きられているようなことをやり続けているのか?」「ほかにやることが見つからないから」「なぜ見つからないのか」「諦めているから」「なぜ諦めているのか」「もう思いつかないから」「なぜ思いつかないのか」「考えていないから」「なぜ考えないのか」「つまらないから」「なぜつまらないのか」「好きじゃないから」…こうやって突き詰めていくことは大切だろう。

 

愛されていない欠落感情が、過剰な「自分磨き」に走らせる

「自分を磨く」というポジティブな行動の動機を深く掘り下げると、その裏にネガティブなセルフイメージが隠れていることが少なくない。

「私は誰からも愛されていない」

「愛されないのは、自分に何かが欠けているからだ」

「誰からも愛されない自分は、一人で生きていかなければならない」

「楽しさ」を感じる余地はない。「~しなければならない」という義務感に突き動かされている。「苦痛系思考」がフル稼働で、体は常に危機回避モード、病気にならないほうがおかしい。自分を「休ませてあげる」余裕がほとんどない。

「私は誰からも愛されていない」というセルフイメージの多くは、0~1歳のころの親との関係が大きくかかわっている。

「小さいころに、親からたっぷり愛情をもらった感覚があまりない」という記憶に端を発している。

記憶を書き換えていく必要がある。記憶の書き換えは決して不可能ではない。

自分のセルフイメージの中に、「私は誰からも愛されていない」が潜んでいませんか?

 

ー0~1歳のころの親との関係が原因というが、これは本当にわからない。結局のところは本人の才能だと思ってしまう。小さじ一杯の愛情でも「私は愛されている」と思える人もいるし、逆に愛情にひたひたに浸かった状態で育てられても「愛されていない」と感じる人もいる。川島なお美さんの例を名前を伏せて出しているが、これも本人に聞いてみないとわからないことではないか。本は宣伝だとは思うが、実際の人の扱いには注意が必要だ。だからこそ名前を伏せているのだろうが…。それにしても自分が今思うのはやはり『才能』と『年齢』だ。能力的、才能的には40歳がピークだ。そこからあとは落ちていくだけなので、40までに資産をつくっておいて、そこから資産運用年200万ぐらい得るという感じがいいのではないだろうか。給与所得年500万(こちらは年々減っていく)+資産運用200万(こちらは年々微増が理想)の700万が年間収入だ。

資産運用200万というのは、①例えば5000万の資産を年利8%で回す。400万だが、引き出すのは200万だけにして200万は再投資。そうすると②翌年は5200万の年利8%で416万。200万引き出して③5416万で翌年運用する。翌々年は433万のうち200万を引き出し5416万+233万=④5649万で運用。運用益8%は451万、200万引き出し5649万+251万=⑤5900万。つまり6年目には毎年200万引き出しても資産は6000万を超えることになる。これで安泰、心の平穏を確保しながらストレスのない働き方をして幸せになればいい。

そこまではいかないが、自分の場合は2000万の資産を回している。

①2000万 8% 2160万 ②2160万 8% 2332万 ③2332万 8% 2518万

④2518万 8% 2719万 ⑤2719万 8% 2936万 ⑥2936万 8% 3170万

⑦3170万 8% 3423万 ⑧3423万 8% 3694万 ⑨3694万 8% 3989万

ということで年利8%で回し続けると、10年で2000万増の4000万になる。

これはなかなか魅力的な話だ、と思うようにしよう。心の平穏は本当に大切なことだ。気を付けなければいけないのが健康だが、それこそ神のみぞ知るところ。やはり大切なのは明るく朗らかに生きることだろう。

 

セルフイメージの歪みが、ネガティブな「人生の前提」を生む

人生は、その人の、まさに人生の前提通りに進んでいく。その人にとって人生の前提以外のことは存在しないので、それ以外の発想が出てこない。そのため、人生の前提以外のことは起こりえない。

人生の前提に、「正しい」も「正しくない」もない。

「人生は思い通りにならない」「人生は苦労ばかり」という前提で進むと、ひたすらネガティブな感情に苦しめられる。

自分が持つ思い込みやセルフイメージを探っていく。

あなたの人生の前提を変えれば、人生そのものの流れが変わる!

 

ー10代の頃、自分ほど根暗な人間はいないのではないかと思っていた。そういう本、映画、音楽を好んで聴いていたが、考えてみれば、そういう根暗が多いから情報も多くあったのだろう。一方で、自分は面白いテレビ番組やお笑いも好きだったし、今も好きだ。「人生の前提」とはポジティブ、ネガティブの相反する概念というわけではなく、その人の中のバランスの話なのだと思う。単なるポジティブなだけの人に面白さや深みはないし、ひたすらネガティブなだけの人はそもそも存在すらできないだろう。その比率をTPOに合わせて変化させていくことで、幸せに向かっていけたらいい。この比率を「ポジティブン⇔ネガティブン」と呼ぶことにしよう。

 

ネガティブな「解釈グセ」を捨てる

セルフイメージとは「過去の記憶」

そのきっかけのほとんどは、誰かの言葉。その言葉を解釈しているののは他ならぬ自分。思い込みもセルフイメージも、まわりから言われた言葉に対する、自分の勝手な解釈に過ぎない。

「思い込みやセルフイメージが存在するという証拠はどこにありますか?」

自分で自分を徹底的に否定する傾向が強い。思考の癖が、そのまま病気として現れている。

「子供のころから、人と違うことは悪だと思い込んでいた。何それ?」

長年の癖、ふとした時にまた出てくる。

「あっ、またこの思い込みが出てきたんだな」「それは思い込みであって、事実ではないよね」と流していけばいい。

それを繰り返していく中で、病気をやめていく人も少なくない。

 

「あの時、お母さんからこういうことを言われて傷ついた」と思いをぶつける。

「えっ、そんなこと私言ったっけ?」本人は覚えていない。

拍子抜けの体験を通じて、自分を苦しめてきた思い込みやセルフイメージから解放されていく。

 

過去の記憶など、実際はこんなもの。まわりからの言葉や出来事などを自分が自己流に解釈して、それによって苦しめられ続けるだけ。

自分の思い込みやセルフイメージの原因となっている過去の記憶と向き合い、解釈し直していけばいい。

セルフイメージとは、まわりから言われた言葉に対する自分の解釈に過ぎない!

 

ー興味があるのは、果たして、解釈をし直すということが本当にできるのだろうか、ということだ。思考の癖を直すのは難しいのではないか、と思ってしまう。自分はやはり能天気で自己中心的で、そして何よりも自分というものが何か少しは人よりも優れた部分があるということを心の底から思っているところがあるのだと思う。だから落ち込んだり傷ついたりしながらも、どこかで切り替えができるのだろう。なるほど、そういう人が落ち込んだままになっているときに、カウンセラーと話すことで自分の本来持っている自信を取り戻すということになるのか。自分の場合だとそれが本だった。コスパがいい。もう一つ自分の強み最後に…ピンチの時の踏ん張りが強い!

 

周りに振り回される人ほど、病気になりやすい

外的基準…病気になりやすい。周りの情報に合わせ、自分自身をないがしろにしかねない。うまくいっているか、そうでないかを、外部からの反応や、他者との比較の中で判断していくことになる。「批判されたらどうしよう」「負けたらどうしよう」といった不安や恐怖が常に付きまとう。踏み込まれた感のようなダメージを自分の中に残してしまう。

内的基準…「私は私。あなたはあなた」と線引きすることを恐れない。「私はどうした?」と、常に自分の意見に耳を傾ける。「私は私として生きていく」

自分と周囲の間に線引きをして、ひたすら自分のゴールに向かって進もう!

 

ー自分のゴールは決まっている。それは「楽しく暮らす。幸せに生きる」だろう。この目的をしっかりと据え置く、ということが大切だ。「なんのために?」これを常に思い出そう。あとのことは全て手段だ。迷っている人がいたら近づいてつぶやく「幸せになるためでしょ?」と。まぁ言わないか。先日ものが捨てられない親の話を聞いた。心の穴をもので埋めることはできない。過食嘔吐を繰り返す人も同じことだろう。まず自分が幸せを目指しているということに気づかなければ。そのために文章を書き、トイレを掃除、環境整備を徹底していく。よくわかる。

 

つらい出来事の意味を問うことで、「生きる目的」が見つかる

ネガティブな人=ネガティブなセルフイメージを持っている

ネガティブなセルフイメージ=自分自身に対する許せない思い

・思い通りの結果を出せない自分が許せない

・いつも他人にビクビクしている自分が許せない

思い込みやセルフイメージから自由になるということは、そんな自分や他人、出来事を許していく、ということ。

ただし、無理に「許そう」と頑張る必要はない。逆に「ポジティブぶりっ子」になってしまう。

まずやってほしいこと「過去から現在まで、病気も含めて、自分に起こったことや出会った人たちが、自分の人生にとって「何を学ぶために、何に気づくために必要だったのか、どんな意味があるのか」を考えること。

人生には必要なことしか起こらない。「何かに気づく必要があって、そのためにこの体験があったのだ」

「この体験は、自分にとって、どんな意味があるのだろうか?」と自分に問いかけ始めると、脳は自動的にその答えを探し始める。

そうすると、ほかの過去の記憶も次々と思い出し、記憶同士が芋づる式に結びついてく。

ばらばらだった過去の記憶がそれぞれ結びついていく中で、そこに共通するテーマが見えてくる。

「全てその学びのためのものだった」

「私は、こういうことを成し遂げる目的で生まれてきたのだ」

「必要だから起こっているだけでなく、目的を成し遂げるために、わざわざ自分で選んだ」

受け身の状態から、“主体的”に自分が選んだ、と捉え方が変わる。

ここで、脳の動かし方が“苦痛系思考”から“報酬系思考”に変わる。

何かを成し遂げるために、判断や行動をする自分に変わっていく。

人は、自分本来の生きる目的に向かって行動をしているとき、生きている実感を味わい、強い幸福感を感じる。

やる気を促すドーパミン、幸せ感じるセロトニン、愛情感じるオキシトシン、幸せ脳内物質体内分泌。

自分に起こる出来事、出会う人のすべてを受け入れられるようになり、許せるように変わっていく。

自分にとってつらかった経験、自分を苦しめた人たちについても、受け入れ許すことができる。それどころか「そのおかげで今の自分がある。ありがとう」と感謝まで行く。

 

大嫌いな母親を通して、彼女は何を学ぼうとしているのか?なぜ彼女が、この人生において、わざわざその大嫌いな母親を選んだのかを探る。

気づき「その母親を通して、自分は鈍感さを身につける必要があったのかもしれない」

「まわりが何を言おうと別にどうでもいい。周りに振り回されることなく、自分の意見を言っていく。そうした生き方を母から学ぶ必要があった」

 

自分に起こる出来事や出会う人のすべてについて、「自分がわざわざ選んでいるのだ」という感覚を持てるようになると、何が起きてもあまり動じなくなる。

もちろん何かアクシデントに遭遇した直後には、焦ったり不安になったりイライラしたりといった感情の激しい動きがあるだろうが、それが不用意に長引くことがなくなる。

 

厳しい出来事も、「自分にとってその意味は何?」を問い続ければ、受け身の姿勢から脱却できる

 

ーまさに今の状況がそうであろう。コロナ禍に自分が毎朝元気で出勤できているのは、自分にその役割が備わっているからだろう。またコロナ前に毎日の飲酒をやめようと決めて、現在も週3日は飲まない日を続けていること、そして一人朝礼など、やっていることには意味があるのだろう。このタフさは確かに自分の役割なのだろう。もちろんずっと張りつめているの切れてしまうので、抜き方も大切でまぁまぁうまくやっている。そして面白いのが、この考えを少しずつ話す人が増えているということだ。大々的に、というわけではなく、自分の力量の範囲内でできていることはなかなかいいなぁと思う。業績が伴わないのも、調子に乗らないような調整弁と言えるかもしれない。これからも「人生の目的は“楽しく暮らすこと。幸せに生きること”」「そのためには“素直”になること」「美点発見/長所伸展」など自分の経験を踏まえて無理なく広めていけたらいい、と思う。

 

第4章 本来の「生きる目的」に向かって生きる!

「できる・できない」と「やる・やらない」の間の大きな違い

「それだけのお金がないから、やっぱり無理かな…」

「家族を説得できる自信がない」

「うまくいかなかったら、みっともない」

「今は仕事が忙しいから、もう少し落ち着いてからにしよう」

人間は、さらにいえば生命は、基本的に変化を望まない。

ホメオスタシス=生体恒常性(様々な環境の変化を受けながらも、常に同じ状態を維持しようとする働き)

生存本能、生き延びるために必要な反応だから、「変われない」と自分を責める必要はない。

ただし、病気や不調の状態を「やめたい」と思うのであれば、こうした変化への恐れを解消していくことが重要。

病気を本気でやめたいのなら、変化を受け入れる覚悟を決めること。新しい自分(=本来の自分)として生きていく第一歩を踏み出す。

自分が「やりたいから、やる」、「やりたくないから、やらない」という判断基準で、次々と行動していけ。周りからどう言われようとも、自分の意志ですべて決め、行動し、前に進んでいけ。

内的基準で行動する人は、失敗や停滞が自分の人生においてどのような意味があるのかを考える。

言い訳はやめて、「やりたいから、やる」で行動しよう!

 

ーあくまでも、病気の人がその病気を手放すために、という話だから注意しよう。自分は今の状態で元気で健康で緊張感もありつつ日々取り組めているのだから、これでいい。具合が悪くなった時、体が動かなくなった時が考える時だ。今はとにかくやっていればいい。とてもありがたいことだと思おう。

 

「変化していく自分」をシミュレーションしていく

病気や不調の状態をやめたいのであれば、今の自分が変化するのを恐れないこと。

人間は、変化を恐れる生き物。ホメオスタシスの働き。

急激な変化は急激な反動を引き起こす。ダイエット×リバウンド

「スケーリング・クエスチョン」=段階的なイメージトレーニング

生活、仕事、家族、交友関係、その状況に対して、自分がどう対処していくといいのかまでをシミュレーションして準備しておく。

すると…「10点満点に変化した自分」を通常の自分として素直に受け入れられるようになる。「10点満点に変化した自分」として行動し始める。

一気に変わろうとすると、反動も激しい。変化を小刻みにして、楽しもう!

 

ーとてもよくわかるが、今の自分に必要なセッションだろうか。仕事での成果に対する不安はあるが、正直ここから挽回するのはかなり難しいと思う。しかし、社員もいるのでなんとかしなければならない。この「~しなければならない」が自分の本音を隠している。本当にやりたいことではないから、当然成果も出ない、ということ。「成果とは成長の果実」つまりここから先の成果は、何かしらの成長がないと出ない。どの分野で成長するか、がポイントだ。そしてこの“どの分野”というのがもはや仕事ではない、というところがすごい。実際に50歳を前にして、老眼はじまり、体力がなくなり、商売に関して新しいアイデアも出てこない、という現実がある。ルーティンは高いレベルでこなせるとして、そこに成長はない。「10点満点に変化した自分」と聞いてイメージするのは「人前で弾き語りをしている自分」だったりする。当然これでは収入を得るのは難しい。仕事に関して言うともはや自分自身が“既得権益化”しているのは十分すぎるほどわかっている。既得権益とはつまり成長もないのに今までと同じ成果を得続ける、ということか。これこのままでは体調に影響が出そうだ。そうなってからの辞職を受け入れざるを得ないのか。ここまで気づいているのに…惜しい。

 

「私のことは私が決める」のを許していく

そもそも人は、自分自身だけでなく、自分のまわりの人が変化することにも恐怖を感じる。

なぜなら、自分の周りで誰かが変化し始めると、その余波を自分も受けてしまうから。

周りの誰かが変化し始めると、人は動揺する。

「自分はこのままでいいのか」自分だけが取り残されたようで不安になったり…

意識的にせよ無意識的にせよ、相手の変化を阻止しようとする。あの手この手を使って。

周りからの阻止は必ずあると想定し、どう対処していくのかをあらかじめ準備しておく。

重要なことは、「自分が変化していくこと」。即座の対応が不十分でも、「変化する自分」さえキープできていればいい。

「自分で決めていく人間になる」

病気をやめようと思ったら、内的基準で生きる自分を許してあげること。

「それは□□君の意見であって、〇〇ちゃんの意見ではないよね」

「そういう考え方の人もいるんだ。以上」で終わらせてOK。

「〇〇ちゃんは〇〇ちゃんのままでいい」

外的基準で物事を決めるのが癖になると、自分の中で、他人の意見が非常に重要な意味を持ちがち。下手をすると「それが100%正しい意見」と思い込んでしまう。

「この人は、こういう考えの人なんだ。私の考えと合わないな~」で終わり。

「私のことは私が決める」のを自分に許す。覚悟する。

「それはAさんの意見で、私の意見ではない」という内的基準によって、人生をコントロールできる。

 

ー「そんなの当たり前」と思いつつも体調が悪くなるほど病的に外的基準に左右されてしまう人のことは実はあまりわからないのだろう。「自分のことは自分で決める」だが、仕事では組織の論理が優先される。ならば、合わない組織とは離れればいいだけだが、果たしてどのくらいの人が軽やかに組織から組織へ移動できるだろうか。今まさに大きな変化の渦中にあると思う。なるべく妻には伝えておきたい。相当タフにできてはいるが、ここから先の仕事はどうなるか本当にわからない。逃げだすようなことはないが、だからこそ病となって出てくる可能性はある。そしたら辞職で、そこから第二の人生だ。もしくはそこで今回の人生が終わるか、それはわからない。その先にまた役割があれば生きるだろう。なるほど自然の法則に適っている。

 

あなたの「思い」を、恐れずに言葉にしていく

「私のことは私が決める」というスタンスで生きる。

病気とは、自分が外に向かって言葉で表現できていないことや、自分の基準に合った生き方ができていないことが、様々な症状となって現れたもの。

親、パートナー、子ども、友達、会社、世間、そして自分自身に「言っていないことがある」「自分の基準を表に出せずに、我慢していることがある。あきらめていることがある」

人は口で言えばすむことを、体で表現する。

人間は、欲しいものを手に入れるために、病気になって命すら懸ける。

本気で病気をやめると決めたのならば、自分そのもの、思いや気持ちを、すべて言葉できちんと出していくのを恐れないこと。それをしていかなければ病気はやめられない。

自分を表に出すことは怖くない。

本来の生きる目的に向かって生きていくには、言葉を介したコミュニケーションは必須。言葉を介して、自分の進む道を切り開いていく。

病気をやめたければ、自分の思いを言葉できちんと伝えよう。

 

ー自分で自分を労うよ。本当によくやっている。それにしても体を壊さなずここまでやってこれた。これが自分の役を全うしているということなのか。病気になることだって、一つの役割とも言える。一番いいのは、細かいことを考えないで生きられることだろうが、なかなかそうはいかないのも現実だ。だったらしっかりと(人の力を借りながら←ここ重要!)開き直りつつ考えるのがいいと思う。そういう人がいるかどうかもまた分かれ道か。分かれ道というか役目だろうが。

 

本来の「生きる目的」を、今の社会で実現する方法を考える

職業は職業として別に持ちながら、趣味やライフワークとして、生きる目的に沿ったことを実現している人たちはたくさんいる。

白血病のような血液に関する病気の場合、その背景には「自分の人生には喜びがない」という思いが強くある。

これまでの職業を続けながら、生きる目的を実現していくことはいくらでも可能。

一方、頭をひねれば、生きる目的を通じて対価を得るアイデアはいくらでも見つかるはず。

・ミュージシャンとして、私の音を通して内なる自分とつながってほしい、という目的でビジネスをしながら年収数万円を得ている人がいる。

・自分の病気を通して本当の自分を取り戻すことができた。世の中の同じ病気で苦しんでいる人を助けたい、という目的でコーチ・カウンセラーとしてビジネスをしながら年収5000万を超えている人がいる。

「今さら実現は無理だ」という夢の場合は、その思いの「さらに奥にある欲求」を明らかにしていく。

■人を笑わせることで、その奥で何を得たいのですか?

■物語を考えることで、その奥で何を得たいのですか?

・私は、ただ病気を治したいのではなかった。その人の生き方を変えていくサポートをしたかったのだ。

・私は学校の先生をやりたいわけではなかった。人はもともと自由であるということを、多くの人に伝えたかったんだ。

 

少しずつ、本当の自分がやりたいことを世の中で表現できるようになっていく。それに熱中している間、自分が病気であることを忘れている人が少なくない。

 

生きる目的の実現が職業では難しいなら、趣味でできないか考えよう!

 

ーまさに成熟した社会における現代的な考え方だ。常々思う。仕事をさぼってやれることは脳みその活動を停止させることぐらいだ。それならば、仕事の時間を物理的に短くして、趣味の時間をつくってそこで思いっきり自分のやりたいことをやったほうがいい。たとえ収入が減ってもそちらのほうが幸福感は高いはず。例えば子供は育てなければならない、というなら、それはパートナーとよく話し合うべきだ。それこそ“自分の本当の想い”をきちんと表現することが大切ということだろう。そこで無理に我慢してやりたくもない仕事を長時間、自分を押し殺してするから体が拒否反応を起こすのだ。と、他人のことならそう言える。しかし自分はそうはしていない。それでも元気よく出勤できているのが面白い。こういう例外もあるのだろうか。いや、自然の流れにおいて例外などない。自分自身どうやって“弾き語り”の時間を捻出しようか考えている。つまりそれが今の自然の流れということか。商売についてはほぼギブアップ状態だ。諦めきれずに選んだ“イノベーション道場”などという本もなかなか読み進めることはできていない。それも当然またよし。自分がどうしたいか、こうやってしっかり考える、というのも今やるべきことなのだろう。ふと思う。小6の長男の態度が気に入らない。この思いの根底にあるものは、「自分が我慢して我慢して嫌なことをやって卑屈に笑って人のご機嫌取って働いて稼いだ金で育ててやっているのに、なんだ!」ということだろう。一方で「毎朝一番に元気に出社して一人で朝礼などやって自分を奮い立たせてやっているおかげで、ここまで大きな病気をすることもなく健康でいられるのも、家族はじめ誰かしらの役に立てているからだろうし、これからも今の働きで貢献があるから病気にならないだろう」という感謝の気持ちもある。結局はバランスということだ。

 

いろんな自分をリハーサルして、「自分」を自由に着替えていく

本来の生きる目的に向かって生き始めた途端、人生が順風満帆に進むようになるかといったら、実はそんなことはない。

ただ、これまでの人生と違うのは、それを乗り越えることで生きる目的にまた一歩近づいていいける、ということ。

壁を乗り越えることそのものはつらくても、苦痛系ではなく報酬系の脳が活発になる。

それぞれの場面で、どういう自分なら物事を前に進めやすくなるのか、どういう自分なら楽しく過ごせるのかを考えて、その時分に着替えて事に当たる。

今、目の前にある壁に対して、もっとも乗り越えやすい「自分」を選んでいく。

「自分の身の回りや、世の中で起こっている出来事とダンスする。

外的基準に振り回されているときと、生きる目的に向かって生きているときとでは、同じその場に合わせることでも、脳の働いている部分が全く違う。

自分の意志での行動、自分の意志を持って自分を七変化させている。

色々な自分をシミュレーションし、リハーサルしておく。

人間としてのふり幅を広げていく。

その場にふさわしい「自分」に、どんどん着替えていこう!

 

ーここが実はかなりの難所ではないだろうか。一山超えて「本来の自分」で生きていこう、となっても、すぐにこの壁にぶつかって、また病んでいく感じが見える。無理やり明るい人にありがちな怖さ、ちょっと距離を置きたい気持ちになる。できるなら自然体でいることだろう。別に無理して踏み込む必要などない。結局は「人は人、自分は自分」だ。

 

「着ぐるみテクニック」で生きる目的が加速する

自分にとってモデルとなる存在。全く別人になることで、「生きる目的」を加速度的に前進させることができる。

その人のリアルな姿に近づける必要はない。あくまでも自分があこがれる部分にフォーカスしてイメージすればいい。

着ぐるみテクニックにより、自分の使う言葉が変わっていく。

着ぐるみテクニックのすごいところは、あこがれの着ぐるみを着ることで、自分が目指したり、あこがれたりしている考え方や価値観が、スーッと自分の中に入ってくること。

着ぐるみテクニックには、自分の中の言葉を変えていける力がある。

あこがれの人の着ぐるみを着れば、自分の言葉も変わってくる!

 

ースティーブ・ジョブズを出してきたが、あこがれと現実とのギャップに苦しむことはないのだろうか。もちろん自分自身の内的な発動であれば、他者との比較などせずに自分の道を進むことができるだろうが、カウンセラーを受けたからと言って簡単に変わることはできないと思う。とにかく「無理しないでよ~」と思ってしまう。そして自分自身も「もう無理はできないよ~」という気持ちだ。自分自身の力不足を認めて自分にできることをひたすら一生懸命にやることが大切なのだが、他者評価が入ってきたり、収入の問題がかかわってきたりで、ひとくくりにできないというのがある。ちょっとやってみて、疲れたら少し休んで、位がちょうどいいのだろう。

 

第5章 その「言葉の使い方」をやめれば、病気もやめられる

脳は、あなたの発する言葉を「真実」とするために活動する

自分が日々、どんな言葉を使っているか。

思い込みやセルフイメージはどんどん強化される。その繰り返しの中で、本人にとってはそれがあたかも真実と見えるようになってしまう。

さらに、脳も、それらが真実であることを証明しようと、懸命になって働く。

病気につながる、あるいは病気を長引かせる言葉を自分が発したら、それをすかさずキャッチし、使わないようにすればいい。

病気にならない体を作るための言葉の使い方。

「治らない」という言葉を使うのはやめよう!

 

ーよく言われることだが、今回は読んでかなり納得できた。「ダメだー」→「ダメだな」→「ダメだからやめとこう」→「ダメだー」このループか。確かにわかるが、我慢するのも体に悪い。心の中では「ダメだ」と思っているのだから無理していることになる。体と同様に心も無理をするとダメになる。ただし負荷をかけないと力はつかない。負荷と無理の境目はどこだろうか。ここを見極める必要がある。ただ普段から使っていく言葉が大切なのは本当だ。「できる」という感じで見ていかなければならないんだろう。

 

「病気を治す」という言葉を使うと、病気は長引いてしまう

「治す」という言葉も、病気を長引かせる危険性がある。

脳は「病気をつくって、治す」という作業を繰り返す。

今自分に課せられているのは「病気を治す」こと。病気が治ってしまったら課題がなくなる。課題をなくさないために、病気をつくり出す、重症化させる、そして治す、これを繰り返す。

「病気を絶対に治す!」この「絶対」という言葉は「治すことは、そもそも難しいことだ」という前提をつくりだす。さらに「困難な病気をつくる」ということを行い続ける。

「病気をやめる」という言葉も同様。脳はその「やめる」という任務を果たすために病気を作り続ける。

だから、「やめる」「治す」単独では使わない。「私は~のために、病気をやめる」という具合に、病気をやめた先の未来のことと一緒に使う。

焦点が、病気をやめた先の未来に置かれる。

「病気を治す」ではなく、「私は~のために、病気をやめる」という言い方をしよう!

 

―つまり、どうなりたいかを思い描くということだ。脳に「こういう状態になりたい」ということを指令として出すイメージか。それにしても今まで生きてきて、その通りになったことなどないのだが、なぜだろうか?結局は潜在意識という見えないものがどう考えているかでしかないように思っている。潜在意識が思い描いた通りの人生なのではないだろうか。果たして今の状態で潜在意識に働きかけて変えることはできるのか。習慣が大事だと思うので、一人朝礼をやっている。そこに全くもって迷いはない。ただひたすらにやり続ける。そしてそのポジティブをどんどん広げていくイメージ。自分自身の取り組むべきことはここ。

 

病気を敵とみなして闘うのではなく、「向き合っていく」

病気をやめることができる人は、病気を「敵」とみなしていない。

最初は「敵」とみなしていたとしても、次第に、その病気が「今の自分」に必要だから起こっているのだと気づき、和解し、そのメッセージを素直に受け取れるようになっていく。

「病気と闘う」とは、病気を敵とみなし、それと懸命に闘っている状態。

病気を敵とみなさない。

病気は闘う存在ではない。「本当の自分からズレているよ」というサインであり、向き合う存在。

病気を通じて、これまで自分が許してこなかった様々なものに気づくことができる。

病気という経験は、それらを許していくきっかけになる。

病気は、自分が向き合う相手。だから敵とみなす言葉を使うのはやめよう。

 

―「受け入れて気づきを得る」ということの大切さ。今とかく悪いニュースばかり拾い集めて、そして思考と行動をストップさせている時間が多くなっている。それも許していいのだろうか。答えはもちろん「許していい」ということになるのだが、心配と不安が自分の中にある。それは「そんな悠長なことをしていたら失職するぞ」「失職したら妻に見捨てられるぞ」ということだ。ここ本当に重要なポイントで、実はどちらも自然の流れなのかもしれない。もしかしたら、より充実した人生を送ることができる転機になるかもしれないのだ。もちろん“変化”は恐ろしいので、なかなか一歩を踏み出せないのはわかる。子供たちのこともあるが、それも変化するのが面倒な自分に対する言い訳かもしれない。病気にはなっていないが、自分の体としっかりと向き合おう。少なくとも酒に逃げてはいけない。

 

結果が欲しいのなら、「がんばる」「目指す」「努力する」は禁句

「病気が早く治るようがんばります」

「1年後には元気になっていることを目指します」

「病気をやめられるよう努力します」

これらは病気を長引かせる言葉、これらはプロセスに焦点が合っている。

脳は「がんばる」「目指す」「努力する」が自らに課せられた仕事と認識し、ひたすらその作業に取り組み続ける。

だから、いつまでたってもゴールにたどり着けなくなってしまう。

「そこからどんな結果を得たいか」を語る。

脳は「私」からの指令に忠実、その指令である「頑張る」「目指す」「努力する」ができなくなったら困る。だからそこから抜け出さない。

「頑張る」「目指す」「努力する」体に力が入る危機回避モードに入っている。

プロセスを楽しみたいだけなら、これらの言葉を使うのもありだが、一方で、結果を得たいのであればこれらの言葉は使わないこと。

ゴールまでの道筋が具体的に見えていないときに使いがち。

ゴールとそこに至る道筋が具体的に見えていれば、それを粛々とこなしていけばいいだけ。

プロセスを指す言葉は使わず、「どんな結果を得たいか」を言葉で表現しよう。

 

―どんな結果を得たいか?ここが確かに曖昧だった。そして今もはっきりしたことが言えない。人生の目的も40過ぎて「楽しく暮らす、幸福に生きる」ことだと知ったぐらい。しかもそれは知識と知ったことで、自分の潜在意識にあったことではない。今ふと思う。もしかしたらここが大きな要素なのかもしれない。人生の目的、たどりつきたい境地を潜在意識で知っているか、いないか、これで決まってしまうと言っても過言ではない。そうすると、今の自分の立ち位置は微妙…いや千載一遇のチャンス。わかっているのにできない、ということで、ちょっと苦しいかもしれないが、それこそ苦難こそ幸福の門で、しっかりと向き合うことでいい感じになるのかもしれない。それを仏門の世界では修行と呼んだりするのかもしれない。それはそれとして、自分はどんな結果を得たいのか、その状態を言葉で表現していこう。これを日々の日記の形にする。

 

「~が欲しいと言っていると、「欲しいもの」は手に入らない

脳は受け取った言葉を忠実に実現しようとする。

自分の望みを「言葉」にすれば、それを実現する方向に脳が動き出してくれる。

脳は、言葉をそのまま受け取る。

「~したい」「~が欲しい」という願望は、願望のままでいようとする。

「~になりたくない」という願望も、「~になりたくない」という状態を維持しようとする。

自分が許していない思い込みやセルフイメージが潜んでいる。

「私は幸せではない」「私は愛されていない」「病気は不幸だ」「貧乏は恥ずかしい」

これらの言葉を使うたびに強化されていき、それが「現実」となるように行動していく。

自分が本気で実現を望んでいるなら「~したい」「~になりたい」は使わないほうがいい。

代わりに、「それが実現している状態である」という言葉を使っていく。

■私は幸せです。

■私は愛にあふれています。

■私は健康です。

■私は○月○日に、健康な状態に戻っています。

今この瞬間から、少しずつでいいので、実現している現実を体験してく。

■「幸せになりたい」ではなく、「今、私は幸せだ」と感じるリアルな行動を考えて、その行動をする瞬間を増やしていく。

■「健康になりたい」ではなく、「今、私は健康だ」と感じるリアルな行動を考えて、その行動をする瞬間を増やしていく。

そうした繰り返しの中で、それまでの思い込みやセルフイメージが変化していき、心の奥底から「こうなりたい」ではなく、「私はこうです」と言えるようになっていく。それと同時に「こうなりたい」が現実のものになる。

「健康でいたい」よりも、「私は今、健康です」と言って、その現実を体験していこう。

 

―潜在意識にたどり着くかどうかはわからないが、対応としてはこれしかないだろう。一瞬で幸せになる方法…「今幸せだと気付くこと」に通じる。「ついてる、ついてる」「ラッキー、ラッキー」もいい感じだ。

具体的なことにも通じるのだろうか。

■「風に吹かれて」で弾き語り披露する

仕事のことでも何か書こうと思ったが、思いつかない。これが今の現実だ。サイバーエージェントの藤田さんの「フジテレビをフジタテレビにする」を思い出す。それが結果「アベマTV」になったわけだ。つまり未来を描いていないからそこに行けない。わかりやすい。ここはしっかり考えていこう。

 

つらいことは「過去形」にしてしまえば、解放される

自分を苦しめる思い込みやセルフイメージも、「過去形」を使っていく。

それをやめたいならば、それを「すでに過去のもので、今は違う」とすること、だからこそ、過去形を使っていく。

「私は、『気持ちがうつうつとして辛い』と思っていたんだ」

「私は自分のことを『何をやってもうまくいかない人』だと思っていた」

繰り返すうちに、ストンと腹落ちするときがある。「そうだあれは過去のことで、以前の私はそう思っていたんだ」素直に思えるようになる。

「なるほど。今まで鬱だと思われていたんですね」

「過去に鬱だった」+「自分がそう思っていた」これで脳の動きが変わっていった。

「鬱だったのは過去のことであり、それは現実ではなく、単なる思い込みだった」

「つらいことは『過去形』にする」

あなたが辞めたい現実は、「過去形」にしてしまう!

 

―例えば精神科や心療内科、カウンセラーのところに足を運ぶという行動に出れたのなら、それは少し改善の余地がある、ということではないか。その時に辛い心情を過去形にする、という気持ちの切り替えが効果がある、ということではないだろうか。心配や不安があるが、それを「今感じている自分」と少々客観的に見ることができているのなら、それは過去になる第一歩。それでいい。

 

避けるのではなく、常に未来の目的に向かった言葉を使う

「あなたは、どうして病気をやめたいのですか?」

①「~がしたいから」と、未来の目的に目が向いているパターン。

②「痛みから解放されたい」「つらい」など逃れたい、避けたいというパターン。

病気を早くやめられるのは「~のために、病気をやめたい」と、未来に目が向いている人たち。

脳が、今のこの瞬間もその未来の目的に向けて動いている。「ビジョンの実現に向けて動ける体になるべく、病気を早々にやめる」そのための指令を脳が体に出していく。

「~を得よう」という思考パターンになるため、脳の報酬系と呼ばれる部位が動き、心や体を元気にする脳内物質が分泌され、体を成長モードにする。

「何かから逃れたい、何かを避けたいというパターン」では、脳は「逃れたい」「避けたい」と言い続けたい、と認識するので、その状態が続く。

①目的志向型

②問題回避型

週末、温泉に行く場合

①来週一週間も体をいい状態に保ち、目標を達成していくために、温泉でリラックスする。

②ストレス解消、これまでの疲れを癒す。

自分の言葉の使い方を観察する。目的志向型を意識的に実践してみる。

・「仕事をする」なら、「食いっぱぐれたくないから」ではなく、「○○という夢を実現したいから。

・何かを買うにしても、「ないと困るから」ではなく、それを買うことでどんな未来が手に入るのかを明確にする。

・会社の飲み会でも、「上司の命令だから」ではなく、「次のプロジェクトのことで情報交換しよう」と、近い将来への明確な目的を持つ。

自分の行動のすべてに対して、未来に向けての具体的な目的を持っていく。

慣れないうちは面倒、20日間続ける。脳の中で目的志向型の言葉遣いが定着していく。

結果、望む現実が、加速度的に実現しやすくなっていることに気づくはず。

「~を得たいから、○○をする」というように、常に未来への目的を意識しよう。

 

―自分の思考パターンが完全に「問題回避型」で笑える。「目的志向型」に変えるためにすぐに取り組まなければいけないが、さぁ考えてみようと思っても全く言葉が出てこない。常に五戒(不平不満、愚痴、悪口、文句、泣き言)が自分自身だ。どのような状況にあっても心配と不安と恐れと怒りなどのネガティブな感情が自分自身にあった。それでここまでやってこれているのだから立派なもんだと思う。ただし人生はバランスで、それだけではないはずだ。自分の中のほんの少しの目的志向型を引っ張り出してなんとかやっていこう。取り組んでみよう。大丈夫だ、心配するな、なんとかなる。

 

9月29日に読み終える。

とにかく熱が違うと思う。

自分にはここまでの熱はなかった。

今のところ、この本を読んで何か行動しようという感じにはなっていない。

自分の情熱はいよいよ枯れてしまったのだろうか…

本は引き続き、ゆっくりだが読み続けていく。

未来、希望が全く見えない。

この本の中でも、悪い面にばかり目が行ってしまう。

今までもずっとそうだが、悪いニュースばかり拾い集めて、ダメな自分の言い訳にしている。

こんなことで長く続くわけがない。

そろそろだ。