ふたりの気もちがすれ違う時のポジティブ感情コミュニケーション | 【いのち軸で自己肯定感を育むカウンセリング】

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~周りの目が気になり、自分らしさが出せないあなたへ~

いいね(評価)軸から、いのち軸(ありのままの自分を愛し信頼する)になる方法に興味はありませんか?

こんにちは!




ポジティブ感情トレーニングの専門家、南ユウタです(^^)





今日は、愛する二人の陥る会話の悪循環に、





ポジティブ感情トレーニングがなぜ効くのか





について書いていきます。





同時にこの記事は、




心の問題」とか「性格の問題」とかいうことって、




しばしば「コミュニケーションの問題」なことが多いんだ、




ということを教えてくれるひとつの例でもあります。




では、お読みください~(^^)



~~~~~~~~~~~~~~~



彼女「ねえ、あなた、いま怒ってない?」




彼氏「え?怒ってないよ?(^^)」(本当に怒っていない)




彼女「ほんとに、怒ってない?」(不安だから再確認したくなる)




彼氏「うん(^^) 怒ってない、怒ってない」(まだ、本当に怒っていない)




彼女「うそよ。怒ってるはずだわ!ねえ、ほんとに怒ってない?」(不安・・・)




彼氏「だから、ほんとに怒ってないってば。」(しつこいなあ・・・と思い始める)




彼女「うそだわ!やっぱり今、ちょっとイラっとしたもの!私にはわかるのよ!嘘つかないでよ!」




彼氏「そ、そんな!怒ってないって言ってるじゃないか!!」




彼女「ほら!やっぱり怒ってるじゃない!私のこと、どうせ嫌いなんでしょ!?」(悲しくて泣けてきた)




彼氏「怒ってないって、言ってるだろ!!!!!」(怒)




彼女「なんでそんな風に怒鳴るの!?私は、落ち着いて大人の会話がしたいだけなのに!!




彼氏「大人の会話って、子供みたいに感情的になってるのは、そっちの方じゃないか!




彼女「なによ!」




彼氏「なんだよ!」




・・・(汗)




こういう会話の悪循環は、




世の中にあふれているかと思います。




かくいう僕自身も、




この手の会話の落とし穴にハマったこと、数知れず・・・(笑)





このよくある会話のすれ違いの悲しいポイントは、





お互いが、自分の気持ちを相手に伝えきれていない




という点ですよね( ノД`)




彼女の方は、不安でいっぱいですし、




彼氏の方も、疑いの目を向けられ続けて、本当に腹が立ってきました。




でも、よく見れば、




お互いが、相手と良い関係を築きたいと思っていることは




間違いありませんよね。




彼女の方も、相手の好意を実感したい想いがあるからこそ、




心配したわけです。




彼氏の方も、そんな彼女を安心させてあげようと思って、




「怒ってないよ」と言ってあげたのでした。




でも、いつの間にか会話がどんどん悪い方向へ流れていってしまいました・・・




なぜでしょうか?




確かに、「彼女の方が不安がるのが原因」と言えるかもしれませんが、




実は、案外それだけではないことが多いはずですよね。




この手の会話は、一度起こってしまうと




また次も、似たような会話を引き起こすことが多いのです。




なので、




「あなた、前もそうやって怒ったから」と、彼女の方も思っていたりするわけです。





そして、次に、もっともよくあるステージが来てしまいました。




それが「レッテル張り」です。




大人の会話がしたいだけ」という言い方は、




「いま、この会話は子どもっぽい」って伝わってしまう可能性があったわけです。




実際、彼氏はそう受け取って、




「子供っぽい感情的」な女性だ、と反撃していますよね。




はい、ここが、コミュニケーションのズレ」ポイントですよね!!




ここで、すでにお互いが相手のことを




「感情的な彼女」とか、「怒りっぽい彼氏」と




「心の問題」と捉えるようになっちゃっていますよね。




・・・・・・




僕のポジティブ感情コミュニケーションでは、




「コミュニケーションのズレ」ポイントを見分けることから入ることが




最も多いのですが、





それは、お互いが本心では愛し合っているのに、





言葉と気持ちがズレているのに気づかないまま




相手とたたかいを繰り広げてしまう」という、




このいつもの会話のパターン」にストップをかけ、




改善ポイントを見つけるためなんですよね。




ちょっと長くなってしまったので、続きはまた今度書きますね!




次回は、どうやってポジティブ感情を育むコミュニケーションを作っていくか




について書きます。




お読みくださって感謝です( ^^)