コージの徒然日誌

コージの徒然日誌

白髪が増え始めた初老紳士風味なコージの徒然日誌です。読んでほしいから書くではなく、書きたいから書くが主体にあるので、不快な方はどうぞ見逃(スルー)してください。

 

音楽はとても自分にとって大切なんだ

 

 

いつでも薄れかけた記憶が音楽と共に引っ張り出されてしまう

 

例えば

稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」

→ 忌々しいクリスマスの記憶

 

広瀬香美「ゲレンデが溶けるほど恋したい」

→ 学生時代に滑ったゲレンデの記憶

 

それが苦々しいだとか薄れてしまう様な楽しい記憶ならばキズにもならない

 

 

けれど

 

槇原敬之「SPY」

→ 最も情熱的に愛した彼女と別れた記憶

 

MONKEY MAJIK「アイシテル」

→ その彼女が他界した時の深い悲しみ

 

と酷い内容で聞く度に涙することすらある

想いが深い 熱量が多い そんな曲程私には魂を揺さぶられる

今風にいうならエモいっていうんですかね?苦笑

 

 

 

そんな中で

特別な音楽 今年に入るまで20年避け続けた曲というものがあります

 

 

 

それは現役時代の入場曲(2代目)Darudeのburning

激動の時代でした

 

 

 

初代

Metallica/FUEL

 

 

ランキング的に入場に使える尺が短くて90秒だったので丁度使いやすかったんですよ

入場に音楽が使える様になってから特別な思い入れがないけど2年くらいかな?使ってました

 

 

 

 

2代目

Darude/burning

 

 

これが出た頃、もうトップランカーの仲間入りで入場が180秒でした

控室で目いっぱい高めた集中力を維持したまま入場するのに

自分のリズムに合っていたんでしょうね

 

そして何より激動の時代でした 制度が変わったり ルールが変わったり

そして一番苦しい試合が多い時代だった

 

 

 

3代目

詠人不知/Red Beat reverse Black Beat

 

私のファンだったミュージシャンが作ってくれたオリジナル

引退後テープが残っていたはずなのですが紛失しました

引退するまではずっとこれを使っていました

 

赤コージ(表)のときはRed Beat

黒コージ(裏)のときがBlack Beat

 

ぇ?表裏ってあるのかって? ええあったんですよ・・・フッ

無糖刑事とムタみたいなもんです

 

ただ自分で言うのもなんですが、この曲は集中力を高めるのにとても良くて

しかも、私の代名詞とも言える曲だったのですが、不思議と・・・

自分の思い入れがそこまで強く無かったのはそれだけ思い入れがある試合が

この曲の時代には無かったからでしょうね

 

あの時代を知る第三者が私を思い出す時

きっと間違いなくRedBeatがセットなんだと思います

 

 

けれど私にとって一番苦しくて一番辛くて

そして何より自分の心を最も解き放った時代は

burningを使っていた時代なんです

 

 

だから・・・最近まで怖くて聞きませんでした

せっかく飼い殺しに成功したこの子が表に出てきても困りますからねぇ

 

 

けれどある時Youtubeでたまたま流れて聞いちゃったんですよね

 

 

自分でやばいかな?と思ったけど平気だったんで

CD買って聞き直してみたところ・・・

 

懐かしくて涙出てきました

 

ただ辛い思い出も楽しい思い出も仲間たちとセットで過ごした時間として

思い出しただけで・・・

あの頃の獣性は騒がなかったので

今はもう・・・大丈夫かなと思っています

 

 

みなさんにもありますか?

そういうエモい曲

 

私にとって音楽とはその時代を彩る記憶を司るもの

だから大切な音楽はいつまでも聞いていたい

 

きっとヨボヨボになって自分が解らなっても

聞いていたい

 

そんな風に思います