raraのお気楽ブログw


福島第一原発から100km、200km、300kmの距離というものが

どのあたりになるのか線を引いてみました。

画像の通りなのですが、既に東京も被害圏内に入っているのが

わかると思います。


以前にアップした、甲状腺の肥大となった症状を示したのが

原発から300km 離れた箇所に住む30代~40代男性でしたので、

この一番端の線内に住んでいる方が対象になるわけです。


なお、事故発生当時、政府にも保安員にも情報は入っておらず、

一番正確な情報を掴んでいたのが自衛隊だったのですが、

その自衛隊の方が、福島の被災した人に

「すぐに原発から100kmは離れて下さい」と言ったという

話があったと聞いています。


つまり、事故当初から100km圏内は既に危険であると

自衛隊は認識していたということで、それは

多少の時間的な差はあろうとも、政府も認識していたということです。

(政府発表では、当初5km、次いで10km、さらに20kmと小出しに

避難地域を拡大していった。)


その後の報道で、すでに福島市から高濃度のセシウムが

検出されたとか、魚介類、葉もの野菜、牧草などからも

検出されたという報道がありましたが、

有志による各地の自主的検査から、

早期の内に200km内の栃木、茨城、千葉の三県は

かなり高濃度の放射能の検出が認められることが

明らかとなり、次いで東京都内、特に新宿などの

都内南部において、多量の放射性物質の降下が

認められるようになりました。


現在、汚染地域は半径300km圏内まで確認されています。

大量のベクレル数(特にセシウム)が茶葉や、

その他の食料品からも検出されている状況です。


何度も言っていることですが、

まだ放射性物質は出続けているということを

忘れないで下さい。


その量はチェルノブイリの数倍以上であり、

まだ事故は全く終わっていないということです。


一番軽度の損傷であると思われていた1号機が

いまだ解決の道筋を建てられずにおり、

2号機、3号機に到っては、状況の把握すら

ままならない状況です。


今後、この汚染地域は拡大する可能性が高く、

また従来の汚染地域の放射能濃度は

以前よりもより濃くなる可能性が高いのは事実です。


今後は特に3号機の動向に注目していきたいと思います。

もし、ここが再度の爆発をするようであれば、

東京都内の放射線量は、従来の被曝量の10倍は超えると

専門家の方々によって指摘されています。


そうなった際には、とにかく都内の人々、

あるいは周辺地域の人々はすぐにも逃げるように。


危険の水準が、居住の是非をも左右するレベルに

なるのは間違いありません。