はるごんとみつ太郎、ただいま遠距離恋愛中~日本とジャカルタを繋ぐ赤い糸~ -13ページ目

はるごんとみつ太郎、ただいま遠距離恋愛中~日本とジャカルタを繋ぐ赤い糸~

はるごん応援ブログ!!
はるごんが大女優になれますように。
仲川遥香ちゃんとAKB48の情報を中心に書いていきたいと思います。



ヌーボー




を飲んだかと思いきや(笑)




高いシャンパン飲んだー(笑)




ちゃんとしたシャンパン




スパークリングワインじゃなくてシャンパン




というわけで

ネタもないのでお酒の話でもしてみました




はぁ、なべさん…(笑)


アカン警察なう




ワイプにしか映らないやーん(笑)




てか、ゲストかと思いきや

レギュラー側の立ち位置なのね(笑)




だからワイプにすらあんまり映らないという…




2時間番組だったからハードル上げてたのに…(笑)




このまま終了!?


さあ、いよいよ最終回です




ここまで読んでくれて本当にありがとうございます(笑)




今回の話は、実際にはるごんに伝えたいことを書いたつもりです




実際は卒業じゃなくてジャカルタですが(笑)




だから、ゆっくり読んでくれると嬉しいな…




いつもはガンガン飛ばしながら読んでると思うので(笑)




そして、楽しんでくれたら最高です!




それでは、最終回

はじまりはじまり









心の準備もできないまま、うちの犬が駆け出した。

間違いなくはるごんだ。

こっちから話しかけようと思った時、はるごんがこっちに気がついた。

「遅いよぉ、ずっと待ってたんだからね」

「え?わざわざ僕を?」

「最後に言いたいことがあって。。。」

最後か。。。

はるごんは言葉をひとつひとつ探しているようだった。

「。。。なに?」

「えっと、、、ちゃちゃとテディの面倒も見てくれて、それにずっと応援してくれて、、、今までありがとう」

お礼を言いたいのはこっちの方だ。

「どういたしまして、なんだけどさ、、、これで最後じゃないよ」

「え?」

「これからもずっと応援してるから、これで最後じゃない。イベントとかでまた会えるよ」

「ホントに?まだファンでいてくれるの?」

「当たり前だろ。約束だってしたし、なによりもはるごんが好きだし(笑)」

「みつ太郎、、、ありがと。。。」

はるごんは少し涙ぐんでいるようだった。

「僕、はるごんのおかげで夢ができたんだ」

「そうなの!?どんな夢?」

「ひとつは、医学部に入って医者になること。もうひとつはまだ恥ずかしくて言えないかな(笑)叶ったら一番最初に報告するよ」

「わかった」

「お互い夢を叶えられるようにがんばろ」

「うん、そうだね」




「そうだ。お座りできるようになったんだよ」

少しの沈黙の後、はるごんが突然言った。

急に話を変えたから、一体なんの話かと。。。

「見てて。お座り!」

ちゃちゃとテディはうちの犬に夢中で全く座る気配がない。

「お・す・わ・り!」

すると、うちの犬がちょこんと座った。

「なんでー!(笑)全然しないしー!」

あの日の時のような、最高に楽しい散歩。

しかも今回は、週刊誌の影に怯える必要もない。

そんな楽しそうなはるごんを見ていると、知らぬ間に涙が流れてきた。

「家じゃできたんだよ。。。ってなんで泣いてんの(笑)」

「やっぱりちょっと寂しくてね」

はるごんの部屋に行ったり、はるごんのお見舞いに行ったり、こうして一緒に散歩したり。

あまり考えてはいなかったけど、はるごんと付き合えるかもしれない、そんな期待を心のどこかでしていたのかもしれない。

「ごめんね、急に卒業するなんて言っちゃって」

「ううん、別にいいよ。はるごんが決めたことだし。。。」

「遥香もみつ太郎のこと忘れないから」

「ありがと。。。」

また少し涙が流れた。

「その好きな人っていうのは芸能人なの?」

「ううん、違うよ。普通の人」

「はるごんが好きになるんだからいい人なんだろうね(笑)」

「もちろん!すっごい優しいし」

その人のことを話すはるごんの顔は、キラキラ輝いていた。

「遥香のこと絶対好きだし(笑)」

正直、すごい嫉妬。

「幸せになれよ。その好きな人に言っといて。はるごん泣かせたらタダじゃおかないって(笑)」

「ふふっ(笑)わかった(笑)」




「じゃあ、そろそろ行くね」

そう言ったのは僕だ。

これ以上ここにいたら、ホントに大号泣してしまいそうで。

「うん、、、またね。。。」

またね、って言ってくれたのが嬉しかった。

「会う機会は減っちゃうかもしれないけど、ずっと応援してる。はるごんの心の中にいる!(笑)」

「うわ~、くさ~(笑)」

「これからもよろしく!」

「うん、よろしく!」

僕ははるごんに背を向けて、犬と来た道を歩き始めた。

恋人同士だったら、ここで後ろから抱きついてきたりするんだろうか。。。

そんなバカなことを考えるのも、もうやめよう。

僕とはるごんは、ファンとアイドルの関係。

それ以上でも、それ以下でもない。

もう振り返らない。

前に進んでいこう。

そうすれば、またいつか出会える時が来るから。

僕の叶わない夢は叶わないまま、僕は歩き続けた。









あの青春の日々から10年。

僕は研修医を終え、ようやく一人前の医者になっていた。

そして、妻と幼い娘が1人、幸せな家庭を築いている。

結局、一浪では医学部には行けず、ニ浪目でようやく合格した。

でも、その一年をちっとも後悔していない。

かけがえのない一年だった。

はるごんはどうなったんだ、だって?

仲川遥香は立派な女優になっている。

ドラマに映画に引っぱりだこだ。

そして、今見ているドラマにも。。。




娘がいつものようにテレビを指差して言った。

「あー!ママだぁ!」

僕と妻は目を合わせて微笑んだ。




おしまい









ありがとうございました!




これにて「君と僕の距離」は終了です




最後はね…(笑)

ちょっと面白い終わり方で(笑)




空白の10年は映画でやるってのはどうでしょう(笑)




そういや、書籍化したい出版社の人はいないのかな?(笑)




はい、というわけで

ここまで楽しく読んでくれていたら嬉しいです♪




自分では濃く書いたつもりなんですけど、こうして文章にして読んでみると、結構短いんですよね…




小説書くのも難しい…




次の新しい小説もありやなしや(笑)




なんだかんだ、書いてる自分が楽しかったので

またネタが無くなったら始めるかもしれません




その時はよろしくです




というわけで

ここまで読んでくれて本当にありがとうございました!




完走できてよかった…(笑)