きょうは個人的にちょっと気になったことを書いてみます。


皆さんご存知のとおり、アレルギー疾患に限らず、様々な病気で患者会があります。


うちは娘に様々なアレルギーがあり、これまで小児アレルギーの講演会に何度も参加してきています。
最近は自分のアレルギー(特に喘息)のほうがひどいので成人向けの講演会に参加することが増えてきました。
具合が悪くて、参加を見送ることも少なくないけれど年に2~3回は行けているんじゃないかな。



そんな中、個人的に違和感を覚えたことが、小児アレルギーの講演会は9割以上が女性の参加者なんです。
保育士や教師、栄養士などの参加が多い講演会は男性の姿も見かけたりするんですけど、NPO主催だと患児の母が100%なこともめずらしくないのですよね。

たまにお父さんとお子さんが来られていても、特にグズっているわけではないのに、会場の外で休憩されていたりして(発作で会場の外で吸入&内服したときに気付いた)、なんだか残念でした。



その点、成人向けの講演会は男性と女性がだいたい半々くらいで、男性のほうが多いときもあるんです。


なんだろう、この差。笑


どちらも土日開催なのに。


しかも、医師と患者(患児の母)の距離というか、関係性というか…、小児と成人ではどこか違うんですよね。

うーん、うまく言い表せないのですが、小児だと長いお付き合いになるからなのかなぁ。


講演会にくるようなお母さんたちは、お子さんの重症度が高くて、心身ともに消耗しきっている人が多いからなのか?
(というか、産後で体がボロボロ+育児がとても大変な時期と、悲しいことにアレルギー発症が重なるのでこれはしかたないのです…)

ある先生が医師と患者が対等な立場で治療を進められることを理想的だと言っていたけれど、それは大きな病院であるほど、難しいように思います。
もちろん先生にもよりますが…


成人   医師>>患者
小児   医師>>>>患児の母

な印象です。


※これはあくまで私の主観なので、対等だよという方ももちろんいると思うし、よりよい治療につながるためにも多くの方がそうであってほしい。


星星星


それとは別に、引っかかってしまったことが、とある小児アレルギーのNPO名が“~母の会”となっていて、なぜ“~親の会”じゃないのだろう? と。


重い小児アレルギー疾患は、食物アレルギーでもアトピーでも喘息でも…

両親やきょうだい、祖父母と、アレルギーのあるお子さんに関わる全員が正しくアレルギーを理解をして治療に取り組まないと毎日がものすごく大変なものになってしまうんですよね。
(いまだに私の母はアレルギー→ただ嫌いなだけだと思っていますし、過去に誤飲や誤食からのアナフィラキシーも経験してるのです…)


なので、お父さんも参加しやすくする配慮は必要なのかな…と思いました。


様々な理由でお父さん一人で子育てされているおうちもあるし、いまは共働きの世帯も多く、家事・育児を共有することはめずらしくないですしね。




個人的にちょっと気になったことを書きましたが、運営されている方々には本当に感謝しています。
立ち上げ及び活動の継続をしていくことはとても大変なことと思います。いつもありがとうございます。