車の鍵をかけ忘れた自分が悪いのは、百も承知。

 

荷物が多かったので、道に停めて、荷物を抱えて家の中へ。その後、日本の家族に電話したりで車に戻らなかった。夜間は路駐OKで、家からも見えるので。うっかりした時も過去12年、何の被害もなかった。

 

翌朝、車に行ったらトランクが開いている!

何が起こったか、すぐ分かり、がっくり。。。

 

自治会長に電話して、防犯カメラを見せてもらうと夜10時ごろ一人が自転車できて、鍵が空いているのを見て、1時間後に二人でスクーターで来ているのが写っている。隣人も協力してくれて、彼らの防犯カメラにも写っていたのでビデオを送ってくれた。

 

取れる物がほとんど無いけれど、泥棒はとりあえず取った感じ(ジム用のバッグと小銭入れと化粧品)。30秒くらい。住宅街は車を壊すとアラームが鳴り響くため、鍵がかかっていない車ばかりを狙う泥棒。

(写真は前に住んだ家の周辺。政治家がいたので警察出動が早い)

 

自治会長曰く、最近はサンフランシスコや大都市でなくても、車上荒らしでは警察は来てくれない。でも、とりあえず電話する。日曜日はこの街の警察署は閉まっているので、月曜日に来てくれた(日曜日は緊急災害や大事件に直行するパターン)。一応、事件としてファイルするけれど、指紋などは取らないと言うので、気持ち悪いから急いで洗車に行った。

 

ジムで着る服や靴など買い直し。我が家の防犯カメラをアップグレード。お隣さんのカメラの性能がかなり良いので同じ物も同時購入。「防犯カメラに写ってますよ」のサインを購入して自分で付ける(自治会には事後報告だが許された) あぁ、出費がかさむ!

 

アメリカでは車上荒らしくらいで、という反応の人もいるので私が敏感すぎるみたいだが、やっぱりアジア圏出身の人は「殺人事件が1回もない街だけど、それでも防犯カメラは5台つけている」「家の中に誰か侵入した途端に警備員が来るようになっている」「郵便箱の外に高さ3メートルの頑丈なゲートを設置した」と言うので、皆さん備えているのは確か。

 

前に住んでいた町は人口が少なかったからか、警察にゲートのコードを渡していた。そうすると、留守中などに寄ってくれるサービスがあった。

 

ここの警察にも聞いて対策を講じる予定。自治会にも協力を求めている。

 

お隣の奥さんは驚愕して家の周りに重曹を撒く。足跡などが付いていたら、私費で誰かを雇って警察より上の組織に持って行く勢い。みんな用心しているのは確か。とても嫌な気分だけど、今回を教訓に。

 

そして、日本の母が電話で「戸締まりはしっかりね」と言ったその日だった。母の千里眼はおそろしや。