バレエを観に行った。1カ月ぶりに市内ヘ(オペラ座)。綺麗な物を見ることは大切。相変わらず、ホームレスや犯罪も増えているので、車で行かずLyftで。


今年も日本人バレリーナが活躍中だが、ニュースは40代のプリンシパルYuan Yuan Tanが正式に引退すること。十数年は主役だった人。街で見かけた時、人間ではなく鳥が歩いているみたいだった。これを人間離れしている、というのかしら。



オペラハウスは春の飾り付けで華やか。今回の演目は、真夏の夜の夢。年間予約している友達に感謝。よく知られた曲で始まる。


その日は快晴。室内も暑くて「冷房は?」と思いつつ、第一幕でウトウト。しかし、火災報知器の音で目が覚めた。周りの人は立ち始めたが、バレリーナたちは踊っているし、音楽もしばらく続いていた。


「皆さん、落ち着いて着席してください」とアナウンスが流れ着席した。座った途端に「全員外に出てください」と再びアナウンス。急いで荷物を持って階段を降りていく。日曜日の昼で、お年寄りと家族連れもいたので外に出るまでに時間がかかる。


外に出ると、この様子。騒ぐ人はいないが、物乞いが来たり。


結局、火災はなかったと判明。20分ほど待ってまた入場OKの指示が出る。何なのこれ!暑いし、エレベーターは止まったまま。第1幕目も終わっていないのに、すごく疲れた。


実はこれで2回目。去年も昼の演目のチケットを持って入場しようとしたら、なんと火災でキャンセルされていた。そしてチケット交換に1時間半かかった。古い建物だけど、内部の悪意を持ったいたずらかもしれない。もう今年は行かないことにする。サンフランシスコ、色んな所で機能しなくなってる。シンフォニーも財政難で指揮者が辞めると発表。


最後まで無事終了。


市長交代は必須だと感じるけれど、市内に住んでいない私は何が出来るかしら。