地元でクリスマスらしい事、の第2弾。

アメリカでは毎年、各地でヘンデルの「メサイア」が歌われる。日本の「第九」のように。

 

去年はサンフランシスコ交響楽団のメサイアを聴きに行った。最後に「ハレルヤ」だけを観客全員が起立して合唱。

 

今年は、スタンフォード大学構内のチャペルで。音楽学部の学長は日系人のサノ先生。もう30年近くメサイアの合唱を担当していると言う。本当に明るい人で、1つの言葉を伸ばして唄う時には「中西部で雪の中、車のエンジンをかける時の様に。ブルン、ブルーンという調子で」というアドバイス。

 

 

 

観客全員が参加するが、プロか声楽の先生の声は響く。私の様に楽譜は持参しているものの歌えない人も多数。どちらにしても、大きな教会に響き渡る声は澄み、最後はハレルヤの大合唱。

 

今年は人が多くて、乗り出して歌う人や、コートの置き場所がないなど、文句言いながら歌う人も。

私も真後ろの女性、半音ずれてるソプラノが大音量で(しかも自分に陶酔する風)、1時間半後には頭痛が。

 

でも、このイベントは地元のボランティア(オーケストラ全員)と学生達で成り立つ。そしてサノ先生の指導。その事に感謝。