実家に滞在してみて、違和感があったのがプラスチックの使用。
いつの頃からか、実家ではお水やお茶など小さなペットボトルをまとめ買いしている。外出する際も、それを持って出かける。
私が幼少期からコロナ前まで、環境問題や有機野菜や無添加にこだわっていたのに。
マイボトルは無いの?と聞くと、洗うのが面倒だから、という返事。飲み物はガラスやステンレスのボトルに自宅で入れて持参する私には、違和感。プラスチックごみが溜まるのが嫌だし、暖かい物はプラスチックからの毒性で癌になる恐れがあると明確にされて、10数年。プラスチックは冷たい飲み物にしか使われていない。
母は冷蔵庫にある料理はプラスチックの容器のまま、レンジで暖める。ご飯もラップのまま、チン。
自動販売機も暖かい飲み物が売られているが、BPAが心配で買わなかった。日本は特別なプラスチックなんだろうか?
母はコンビニの物は体に悪い、と言いつつお惣菜やパンを買う。防腐剤がすごいのに。
そして、外出の際、デパ地下のお惣菜はデフォルトのごとく大量購入。
この年になると料理は面倒で、手っ取り早く、普通の味なら、と買ってしまうらしい。分かる気もするけどね。
母は昔から外食好きで、レストランは良く知っている。私は外食は敵面に太るので、今回は家で作る方が多い。喜ばれるが、これが普通じゃないの?母は数年、お味噌汁はフリーズドライ、ご飯はチンして、おかずは冷凍半分、手料理半分。手料理は出汁が効きすぎて、母の手料理の翌日は手足が浮腫む。
ご飯もパンも白いもの。カリフォルニアでは、白パン、白米を食べる人はほとんど見ない。私もこの20年、買ってない。
コンビニのサンドイッチ。母が時々、朝食に買ってくるが、具が少なすぎてパンの半分を捨てる。
戦中生まれの両親なので、白米へのこだわりは無いみたいだけど、玄米や全麦パンは食感が悪いので食べたくないそう。
うちの場合、おふくろの味は存在しない。それは良いんだけど、母は胃がんをしている。聞いても「それでも私達、健康で長生きしていると思うわ」の一点張り。本人達が満足ならOKとすべきなのか?
少なくとも実家は健康とは言えない食生活。しかし、これ以上は母に言わない方がお互いのためだわ。