実家滞在、二週間目。


父が入院して悪化した足腰。

ミニ脳梗塞から動きづらい足をリハビリするための入院だったのに、体重が49キロまで減少。

帰宅してからは、両手で手すり捕まりながら、そろりそろり。


リハビリ病院での血液検査では「うちの検査は癌もカバーしますが信用性は薄いです」と言われ、今日は癌センターで膵臓をMRIで検査。血液検査も異常なし。




父は休みたいと言うので、入院を要する大腸癌検査はせず、代わり胃カメラを来月飲むことに。こうなったら、家族でも心理としてある程度の諦めもある。

請求書が何回も届くアメリカと違い、出口で会計ありがたや。1割負担で今日は3000円ちょっと。アメリカも1割負担だけど、MRIだけで4万円以上。この差は?


実家では、毎朝、血圧計から始まる。異常なし。

家の中は手すりと椅子だらけ。

介護保険で20万円まで支給されるが、実家では私費でその倍を使ったと言う。それでも、アメリカに比べると激安。


今はとにかく要支援2から要介護にしてもらわないと、シャワーとトイレが非常に時間がかかり、おぼつかない。それまでは、近所の弟と訪問看護の人にお願いするしかない。


薬局に私が行くと、若い男の薬剤師さん、親切に大人用パッドやお腹の薬について教えてくれる。


病院の後は、病院嫌いの父にご褒美でホテルで昼食。ベルボーイも慣れたもの。車椅子かと聞いてくれ、入り口に用意してある物を貸してくれる。老人社会を実感。