今日LinkedInで知人の知人がコメントした内容に驚く。「仕事に15000ドル払いました!」という題。

 

内容は「3歳の子供の保育園費用が去年15000ドルだったのです。2人の子供を合わせると、この3年で10万ドル以上の保育料。私が仕事をするとお金がかかる。ウチだけではないはずですよね?」と。200万円弱が年間の保育料。日本も保育園不足が問題になって久しいが、アメリカも出産前から保育園探しは必須で、公立保育園が少ないため、小さな託児所や実家に預ける人も多い。つい、この間まで3000ドルでも高いと言われていた時代は何だったのか?

 

 

夏のブログでも書いたけれど、この辺りのサマーキャンプ代金は一人1万ドルが平均(約130万円)。それでも、キャンプのかけもちや、ジムや公共のキャンプも合わせて行かせている家族が多い。その上、移民や駐在でバイリンガルの親が多いシリコンバレーでは、語学教育のために土曜日は語学学校がデフォルトのよう。

 

矛盾するのは先生達のお給料の安さ。公立だと、まだ引退後のペンション(年金のようなもの)が入るが、私立の場合は責任も重大なのに毎月のかつかつなお給料でやっていくしかない。よほど好きでないと出来ない職業。ちなみに私が知っている障害者学級の先生はパートだと時給2500円。最近マクドナルドが時給3000円なので、薄給そのもの。障害児の命をあずかり、ぴりぴりしながら引率するパートの先生達のストレスを考えると、大きな矛盾だと思う。

 

ちなみに私がアメリカで行った学校は、現在の年間授業料が8万ドル(約950万円)。驚愕の数字!いつの間に上がったのか?私の頃は円高もあり、円換算すると200万+生活費だった。人生で数少ないお得感。笑い泣き爆笑 まぁ年数が経っているせいもあるけれど。

 

今の学生は卒業と同時に学生ローンを返して行かなければならないらしい。卒業1年目は一番お金がない時。あまりにも気の毒に思える。