「日本は休みが取りづらいので」は何百回も聞いた。だから、国民の祝日を増やす、とも。

 

しかし、お正月前後に1週間以上、会社がシャットダウンする国は、先進国にあるのかな。日本の取引先を使い続けたいけれど、祝日がくると「納品できません」とサラりと言われる。海外向けに働く社員いないのですか?

それで、切った会社もある。ヨーロッパや悔しいけれど中国の取引先に、お願いすることになってしまう。だって、こちらの予定が遅れるから。それでも仕事内容の質が別格に良いなら別だけど、遅れたのにファイル漏れとか、サービスが悪いとか、暖簾に手押し。ひと昔前の、インドかラテン国のよう。



 

ちなみにインドは、人材のレベルが高くなり、お願いしたこと以上に、異常な速さでしてくれる。困ったら適時にZoomで会議してくれる。日本は「その日は、お休みをいただいております」。国際的な競争力が無くなってから久しいが、それでも危機感がない。ちょっと前にいた会社の日本支店では「ストレスが溜まっている」と言えば、会社は無期で休める、と突然来なくなった人が数名。関係ない部署だったから何も言わなかったけれど、これがまかり通るのもラテンの国みたい。「まったり、癒しの、ゆるーい」とか、もう不要なのでは?ここまでの福祉国ってないと思う。

 

ゴールデンウィークに数々の秋の連休。海の日、山の日、体育の日。誰も仕事しない、何の返信もない。危機感もない。