友人との夕食前に早く到着したのでスタンフォードショッピングセンター内をウロウロ。新しいお店があるので入ってみる。QD Galleryというお店で、アートと洒落たシンプルな食器、そして一点ものアクセサリー。安っぽい物がないので、買える物がないかぁ…と思いつつ。レジにいたオーナーの方がフレンドリーにお話されるので聞いてみると、1ヶ月前に開店して、食器は日本を意識してこちらで作ったもの。多種の色があったが、漆色にひかれる。

 

お店には、それぞれのアーティストが出店しているスペースが半分。その中で一番注目して「買いたい!」と思ったのが地味に光るアクセサリー達。よく見るとビーズが何百も重ねられて、シルバーか何かの金属かと思うような物も。お値段も手頃なので、付けてみると、オーナーの方が寄ってきて(多分、彼も芸術関係)「これは、自閉症の男の子が作ったので置いているんだけど、信じられないよね」と。ナオキ君という日本人で、まったくお話は出来ないけれど、黙々とこのお店でも作成するのだと言う。私が買ったのはこれで、首が細くても太くても似合うようにデザインされている。シンプルなサマードレスやシャツにも合う。カジュアルでもこれをしていれば、、、という品。


重度の自閉症児の学校でボランティアをしていたが、その学校でも見たことがない才能の持ち主。ナオキ君を想像する。


帰宅して検索すると、Naokismというビデオと作品が出てきた。重度で言葉を発せない様子だけど、小さな小さなビーズに針を通す様子はプロの手つき。自閉症は増える一方の原因不明の障害。将来、家族や近しい人にも自閉症児が出来る可能性は多くなっており、ご両親や兄弟は24時間体制。少しでも手助けできれば、という思いもよりも、今回は「Naokism」ブランド(ナオキ君のブランド)はオシャレで実用的で、もっと買いたい、とファンになるデザイン。


Etsyでも売っているようです。ラリアットやチョーカーは長さが調整でき、おすすめです。