今朝のウォール・ストリート紙でJcrewが破産かも、という記事が。理由は、オンラインビジネスに乗り遅れ、路面店を拡大しすぎたこと。年々売上額が上がっても、人件費や賃貸など経費はかさむ一方。

 

CEO自ら、その点を認めインタビューにも応じている。他にも洋服のチェーンで、ネット販売に乗り遅れた会社は同じ状態らしい。

 

 

この記事を読みながら思ったのは、古い形式にとらわれないようにするには?これからの人生で一番の挑戦かも。シリコンバレーにいると、あれもこれも、と周りは最先端のテクノロジーを使う。「これで何するの?」と試してみるが、面白さも分からないまま。Pokemon Goもそうだった。使い方さえ分からないまま。大ブームでも試さないものも。テクノロジー=面倒、と思わないように、とりあえず使ってみるように努力しているけれど。

 

父が引退を決めた理由も「インターネットの方が自分の知識より情報が豊富で(当然だが…)、もう社会に提供するものがない」、と寂しそう。断固としてPCもタブレットも使わず、紙と本に頼るのは効率が悪いし、重いし…と分かっていても、「自分はまだまだ現役でいける」と確信していたが、それはリテールが古いやり方にこだわったのと同じ。

 

ちょうど昨日、スーパーで白いコットンのカーデガンに紫の半ズボンを履いた女性がいて、すぐJcrewと分かった。なぜなら私はJcrewの紫のカーデガンと白のズボンをバケーション先で着ることがあるので、それを話したら「私もよ!!」と。Jcrewはサバイブするのかしら?