最初の2週間は1日20時間くらい寝た。今までの分をキャッチアップをするかのように。
母の言葉「人生長いんだから、なぜ急ぐの?休めばいいのよ」を時々思い出しながら。
 
その後、のんびり旅行する予定が早めて帰ってきたり、とにかく気ままに。貯金が少なくなると思いきや、昔の会社で通訳したと言ったことを覚えていた人から、通訳を頼まれ週2〜3回。病院だったので人生勉強にもなった。
 
アルバイト的な仕事も入ったが、途中で「会社辞めたんだって?今、〇〇からオファーがあるの。前のポジションより1つ下がるけど、どう?」と昔にベンダーに言われ、話を聞いてみると、残業なしで前の会社と同じ給料。上司になる人も偶然知り合いだった。
 
二つ返事でOK! 3度の面接中、なぜか元気が湧き出るような感じになり、やる気満々に。結局、また同じ業界で同じような仕事。
 
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振り返ると、最近のベイエリアの渋滞やイベントの多さなど、外的要因も考慮すると、辞めて後悔なし。転職先では残業がないため、6時には帰宅できるが「こんなに時間がある、何をしたら?」という贅沢な悩みが。
 
面接官のひとりだった人、偶然日本人もひとり居て、尊敬できる同僚がいる。勿論、仕事は予定通りに進めなければならないが、気分的な余裕がちがう。「心で泣いて、顔で笑って」は、今まで恵まれた環境でぬくぬくと過ごしてきたから、人生のテストだったのか?そんな気分も懐かしく思う。
 
こうやって書いていると、周りに助けられて今がある。今の状況に感謝を忘れず、愚痴はこぼさずポジティブに。