FacebookのCOOで、女性の地位向上を訴える(特にシリコンバレーは女性が少ない!)シェリル・サンドバーグさん。去年、ご主人を心臓発作で亡くし(47歳の若さで、しかも家族でのバケーション中)、彼女も45歳で未亡人に。

彼女が書いた「Lean In」を読んでいた私には「こんな事ってあるの」と彼女の不運を気の毒に感じ、記憶に残っていた。そして、1年半が経過し、先日カリフォルニア大学バークレー校の卒業式に呼ばれ、基調講演。その模様がこちら。



彼女のスピーチは実際にも見たことがあるけれど、今回のスピーチは今までと違って「Resilience(回復力)」何度も強調している。誰の人生でも「もう立ち直れない…」と思う出来事がある。そんな時、一旦落ち込んでも立ち上がる力と「次に何をすべきか」と考える力を養いましょう。

この3つの言葉が印象的。
1. 毎晩、その日に良かったことを3つ書いて、感謝すること
2. ご主人が子供をのせて運転中に心臓発作になっていたら、という最悪の事態を考えると、この状況でも感謝すべきと考える
3. “The easy days ahead of you will be easy. It is the hard days—the times that challenge you to your very core—that will determine who you are, You will be defined not just by what you achieve, but by how you survive.” 要約すると「あなたが本当に試されるのは何を達成したかではなく、どのようにサバイブしたか」。


アメリカに来てから私は「達成」ばかりにフォーカスして、実際のところ「サバイブ」しなきゃいけない状況が来るのを恐れている私。それは家族との別れもあるだろう。そんな時に、どのようにサバイブするのだろうか。

ふわふわした記事ばかりだったので、久しぶりにちゃんとした話。