最近は秋晴れが続いて気持ちが良いですね^^

さて、最近
JW系ブロブで、ちらほらとベテル成員のリストラ情報が
見られるようになりました。

「株式会社 ものみの塔」 ですから
非生産的な労働者(ベテラー)は首切られても
しかたないのかもしれません。


ですが、首切りはベテラーだけでなく
特開者にも襲いかかります^^;

今から20年ぐらい前に、そのようなことがありました。
そのことを扱った王国宣教の記事がこれです↓

王国宣教1996年8月号P7には、
「特別開拓者たちが示したすばらしい認識」
と題して、下記のような記事が掲載されました。

アフリカや東ヨーロッパ諸国などの必要を満たすために
「協会の世界的な業のための寄付」を優先的に用いるという統治体の方針が知らされて以来,日本中の兄弟たちから非常にすばらしい反応が得られています。

その中には,大勢の特別開拓者たちが含まれています。
正規開拓奉仕へ移る機会があることを協会から手紙で知らされた結果,これまでに600人以上の兄弟姉妹たちが,自発的に特別開拓奉仕を離れて自活しながら開拓奉仕を行なう意向を協会に知らせてきました。―使徒20:33‐35。

それらの兄弟姉妹たちは特別開拓奉仕を心から愛し,
それを生涯の貴重な宝とみなしていたにもかかわらず,
立場の移行を決意したのはなぜでしょうか。

それは,自分のために用いられてきた世界的な業のための基金を
より一層必要とされる所へふり向けることにより,
大患難が到来する前に収穫を待っている地域での業が滞ることなく
進展するようにと心が動かされたからです。―コリント第二8:14。

わたしたちは,それらの特別開拓者たちが示した深い認識と自発性を
本当に高く評価し,心から称賛したいと思います。

これら多くの兄弟姉妹は,特別開拓者という立場を
離れることになったにもかかわらず,
全時間奉仕にとどまり,立派に開拓者精神を貫いています。

そのような人たちが新たな環境での生活に順応できるようになるまで,

会衆は何らかの形で支援したいと願うに違いありません。ローマ15:26と比較。

※赤字は管理人


この記事の中では
「協会の世界的な業のための寄付」を優先的に用いる
という統治体の方針とか言ってますが、
早い話が”肩たたき”ですね(・・;)

そのリストラ勧告に応じてほしいという組織の願いですが
それに応じた600人余りの特開者のうち2人が
ウチの会衆に派遣されたことがあったのです。

で、この記事を読んでいた、とある仲間の長老は
「ミディアム兄弟、この記事で励まされていたから
会衆に呼びかけて寄付を募ったらどうかと思うんだが・・・」

と話を持ちかけてきたのです。

しかし私は
「そう書いてはあっても、なにも会衆に呼びかけてするほどの
ことはないかと思いますよ。援助したい人がいれば
個人的にしたほうが良いのではないかと思いますけど…」

そのように説明すると、その長老は引き下がったのです。


基本的なことですが、そもそも宗教や信仰は個人的なことです。

税金を納めるとか、人を殺してはいけないとか、盗んではいけないとか、人間として最低限求められる事柄に分類されていることではないです。

例え親や親族がJWであるから、必ずそうしなければ罪である
ということでもないです。

その個人的な特開者の信仰生活を
なぜ会衆で支援しなければいけないのか大いに疑問なのです。

いくら特開者であろうと正規開拓者であろうと
それは自らが選択したことであり、会衆からお願いされて
やむにやまれずその立場についたのではないのです。

しかも、ウチの会衆に派遣された元特開者の場合、
本人たちはまだ40代であり、まだバリバリ働ける年齢です。

それに、病気や事故などでその立場を
降りる時が来るかもしれないと考えて
多少は蓄えをしてこなかったのでしょうか?

こうした一般人や普通の人が考えることを
他人に暗に要求したり、この記事のように
公に要求したりするのは、大いなる勘違いであり
甘えた姿勢であると思われても仕方がないでしょう。


特開者達が模範としている?と思われる
使徒パウロは、こんな言葉を残しています。

テサロニケ第一 2章9節
「兄弟たち,あなた方は,わたしたちの労と刻苦とを覚えているはずです。わたしたちは神の良いたよりをあなた方に宣べ伝えましたが,それは,あなた方のだれにも費用の面で重荷を負わせないようにするために,夜昼働きながらのことでした。」