いよいよ12月になりましたが、
今年は秋を通り越して夏から一気に冬がきたような
感じがしています。

外の寒さに比例して、来年の消費税増税決定とか、
高速料金の休日割引見直しなどの
庶民には「寒い」ニュースが目につきますねぇ・・・・。


しかし、暖かいニュースもたまに目にします。

★財布届けたホームレス男性、ホテルが感謝のもてなし
というアメリカのニュースです。

※私は、このニュースの内容が真実であると思っています。
 そのつもりで記事を書きます。

▼情報ソース(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131125-35040437-cnn-int

全文引用してみますね。


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米アトランタで
ホームレスの男性がごみの中から財布を見つけ、
持ち主の宿泊先を探し出して
届ける出来事があった。

ホテル側もこの善意に応え、
本名を告げずに立ち去った男性を
探し当てて豪華客室でもてなした。

この男性、ジョエル・ハートマンさん(36)は、
食べ物を探してごみ容器をあさっている時に、
旅行者の身分証明書とクレジットカードが
入った財布を見つけた。

過去に飲酒や薬物使用などで
問題を起こしてきたというハートマンさん。

今度は正しいことをしようと決め、
アトランタ市内のホテルを尋ね回って
財布の持ち主が宿泊していたホテルを突き止め、
警備員に財布を渡した。

自分の名を告げる必要はないと思い、
偽名を使ったという。

財布の持ち主は、会議に出席するために
フランスから訪れていた女性だった。

11月7日に財布を盗まれ、
アトランタの警察に届け出ていた。

同ホテルのスコット・スタッキー支配人は、
「ごみ箱から食べ物を探して回る生活は
本当につらかったに違いない。
それなのに他人の財布を見つけて
正しいことをしてくれた人は、
ふさわしい行為で報いたいと思った」 と話す。

そこでこの男性を見つけようと、
ホテルの従業員と共に町でホームレスの人たちに
尋ねて回ったという。

1週間後、このうわさを聞きつけて、
本人がホテルに名乗り出た。

ホテル側はハートマンさんに
大きなサプライズを用意していた。

感謝祭の連休中、豪華客室に宿泊してもらい、
ルームサービスに加えて現金500ドル(約5万円)を贈呈。
ハートマンさんはこのもてなしに言葉もなく、
ただ支配人を抱きしめて感謝の言葉を伝えた。

ハーツマンさんは長年交際していた女性が
亡くなって3月からホームレスになった。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)のために
安定した仕事に就くのが難しく、
最近はアトランタ郊外の森で寝泊まりしていたという。
ホテルを出た後は列車でアラスカに向かうつもりだと話している。


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このニュースはホームレスがクレジットカードを
拾って、持ち主に返したということなので
相当のインパクトがありますよね。



同じように、JWの場合も
拾った財布を届けたという経験は
雑誌や書籍に何度も掲載されています。

その一つをあげてみますね。

★良心的な行動によって神の栄光をたたえる
 (目05 8/22 P31)

ウクライナに住むエホバの証人の
チビーソフ家の人たちは,
クリスチャンの集会を終えて帰宅する途中,
貴重品の入った財布を見つけました。

中には,運転免許証,クレジットカード,
約5万5,000円相当の現金などがありました。

この5人家族の中で仕事に就いているのは
父親だけで,月7,700円相当の収入で
生活していましたから,
それだけの大金があれば家計は
ずいぶん潤ったことでしょう。

しかし,この家族はどうしたでしょうか。

母親はこう語っています。
「さっそく娘たちは,財布をどのようにして
持ち主に返せるか,話し合いを始めました。

運転免許証から,財布の持ち主が
女性であることが分かりました。

主人とわたしは,子どもたちが,
よく訓練された良心に従って行動するのを見て

とてもうれしく思いました。

翌日,財布の持ち主に電話をしたところ,
オーラという名の女性がやって来て,
うれし涙を流しながら語ってくれました。

その女性は,この町でご主人と共に
何軒かの小さな店を経営していて,
財布の中のお金は従業員に支払う
1か月分の給料だったとのことです。

それに加え,仕事上とても重要な会計の
書類もその中に入っていたのです。

「その財布をどこで見つけたのかと尋ねられたので,
わたしたちはその場所をお知らせし,
クリスチャンの集会から帰宅する途中で見つけた
ということも説明しました。

そして聖書を説明した文書を差し上げると,
恐縮しながら受け取ってくださいました。





どちらの経験も、素晴らしことですし、
拾った人と財布を届けてもらった人、どちらも
喜びに満たされて、幸福感を味わったことでしょう。

しかし、JWのように聖書の特別な訓練を受けていない
「この世」のホームレスの人も
拾った財布を届けているのです。

JWも同じことをしているのですが、
こちらは聖書を学びながら訓練された良心に
従って行動していた
、と説明しています。

どうなんでしょう?

JWは常日頃から、この世の中は悪魔サタンの
影響下にあり、その精神を避けるように教え、
「この世」の人を蔑む傾向にありますが、
今回の例からも分かるように
全く聖書の継続的な学習や訓練を受けていない人でも
拾った財布を届けることが出来るのです。


本当にJWの道徳教育だけが
世界で一番の教育なんでしょうか・・・・。


「 律法を持たない諸国民の者たちが
生まれながらに律法にある事柄を行なう場合,
その人たちは律法を持ってはいなくても,
自分自身が律法なのです。」(ロマ2:14)