3月に入ってから、
徐々に雨の日が多くなってきましたね。
一雨ごとに春らしくなってくるんでしょう。


さて、少し前のものみの塔研究記事で
「はぁ?ナニコレ?」って思う記事があったので
取り上げてみたいと思います。

2011年12月15日号の研究記事(p8~p12)ですが、
「模範とするべきですか、警告と考えるべきですか」
というものです。

この記事の主旨としては、ソロモン王が、
最初のうちはエホバから授けられた知恵のお陰で
イスラエルは平和のうちに繁栄したけれど、
後には王が異国の妻たちを沢山娶ったために、
異教の崇拝に陥った例から
JW信者への警告を与えていました。


まあ、それは、聖書的あるいは歴史的な事実として
考慮に値することだと思いましたが、

(いったい何人妾を囲えばいいんじゃい!ソロモンさん、
って思いましたが、それは置いといて( ̄- ̄)

適用の部分で、どうしても理解し難い部分が
あったんですよね。

それは、この研究記事のp10の14節にある説明です。

わたしたちはソロモンの歩みを警告の例とするでしょうか。
ある姉妹は、「主にある者とだけ」結婚するように、という
神の命令を無視した恋愛関係を正当化しようとするかも
しれません。(コリ一7:39)似たような理由づけをして、
運動部や文化部に入って課外活動をする、

税金の申告をごまかす、
正直に話すように言われても
自分に不利なことであればうそをつく、
といったことがあるかもしれません。
忘れてならないのは、
ソロモンは、神の命令を何とか行わずに済むよう、
自己中心的な理由づけをしたに違いないということです。
同じ危険はわたしたちにも生じます。


※赤文字は管理人

「運動部や文化部に入って課外活動をする」ことが
税金の申告をごまかす、
正直に話すように言われても
自分に不利なことであればうそをつく、ことと
同列において指摘されています。

「いつから運動部や文化部に入って課外活動をすることが
聖書的な警告を無視していることになったのか???」って
わたしは思ったんです。

今現在、JWでも学校の課外活動やクラブ、
はたまた同好会に
入っている人たちもいますよね。

しかし、このような表現は、
何でも鵜呑みにしがちなJW成員に対して
彼らを「霊性の弱ったソロモンと同列に置く」思考に
陥らせはしないでしょうか?

もちろん、統治体や上層部の狙いは
「若い時の体力や精神力を野外奉仕や集会に注ぐべき」
という、組織への奴隷化にあるのでしょうけど、
このような規則とも取られる表現は
まるでパリサイ人のように、
人(あるいは人の活動)の表面しか見ていない歪んだ人格を
露呈した
と思われても仕方がないことでしょう。

どんな理由付けをしたとしても、
課外活動や文化部に入ってそれを楽しむことを
ソロモン王の動機づけと並列におかれたんじゃあ、
当事者はたまったもんじゃありません(*'へ'*)