今日は、昔々のお話。

もちろん地方に大会ホールが無い時分ですから、
普通は体育館とか市民会館とかで
巡回大会を開いてました。

そんなある巡回大会で
わたくしは、恐れ多くも、
はじめてステージ係の割当を頂いたのです。


しかし、ステージ係を経験した兄弟たちは
お分かりのとおり、
緊張の連続で、まともにプログラムなんか聞けません。

そして、どのプログラムのどんなタイミングで
マイクを設置し、椅子を設置し、テーブルを撤去するか、などなど
事前に事細かに決められているので、
一発勝負、やり直しがきかない自発奉仕です。


その巡回大会は、体育館のステージを使っていたんですが、
なぜか出席者は全員スリッパを履くように指示されいました。

おそらく、体育館の床面を保護するためでしょう。


さて、そのような緊張がMAXの時に、
わたしがマイクをセッティングする係としての
プログラムがやって参りました(・ε・)/


ところが、スリッパを履いているために
なぜか動きがぎこちない(汗)

どうしてもスピーディに動けない。


さて、次のプログラムの紹介が
司会者によってなされ始めたタイミングで
一斉にステージ係が、動き始めます。

ササッと、ステージ係の兄弟たちは
割り当てられた作業をこなして、
ステージ袖に帰ります。

が、しかし、超緊張のMAXであるミディアムは
スリッパ履きのせいか、
なぜか動きがぎこちない(滝汗)


早く所定の位置にマイクを置かねば、
という焦りからか
なんと~~~~
履いているスリッパが脱げそうに!

「あっ、ヤバい」って感じているうちに
うろうろしていると、
すでに話し手は演壇のポジションに近づきつつある!

焦る、焦る、焦る(^_^;)


で、なんとかマイクを置いてくることができたのですが、
そのマイクのコードが、
スタンドマイクに中途半端に引っかかっているではないか!


そのことを、ステージの袖に引き上げる途中で
気がついた!

「これはヤバい!」と思った瞬間、
マイクの後に椅子?か何かを置いてくる係の兄弟に
とっさに、
「あのマイクのコードを直してきてください」って
言ったんです。

すると、その兄弟が素早くコードのほつれを
直して、なんとか事無きを得ました。


いやはや、何でも初めてのことは失敗がつきものです。

いい経験でしたが、
二度とステージ係なんてゴメンだ、って
感じたのでした(*Θ_Θ*)/