いまから10年くらい前ですが、
地域大会に出席した時の話です。

昼休みの時間、
私は、隣にいた見知らぬ年配の兄弟に
話しかけてみました。

その兄弟の会衆は、私の地域の会衆からかなり離れた
わたしが知らない会衆でした。

普通なら、見知らぬ会衆の者同士ですから、
会衆名のやりとりとか、会衆の成員数とか、
区域はどこらあたりだとか、巡回監督の名前は誰とか、
そんなあたりさわりのない会話になります。


ところが、この時は違ったのです。

この年配の兄弟は、
当たり障りのない会話はごくわずかしだけしか
しませんでした。

むしろ、
自分の会衆に最近越してきた、というか派遣されてきた
MTS卒の若造長老の文句を言い始めたんです(@_@;)

そんな立ち入った事聞いても無いのに
いきなり話し始めたので
私もビックリしたんです。


「最近越してきて、主宰(現調整者)に収まった
MTS卒の若い長老兄弟がねぇ、
どうかと思うんですよ」


「どういうことなんですか?」

「ウチの会衆には、年取った親を介護している
姉妹がいるんですが、
その姉妹が時々、介護やその疲れで、
集会を休むんです。

でも、そのMTS上がりの長老は、
会衆に対しての話の中で、
集会を休まないように、
休んで霊的な力を落とさぬようにと
強調するんですよ」


「はぁ…、そうですか(・_・;)」

「それに、その姉妹を個人的に
牧羊訪問する時でも
もっと、時間を調整して
集会に出席するよう努力をはらいなさい、って
助言するらしいです。
面倒を見る親を抱えている身になってもいない人が
そんなこと言えない思うんですよね…。」


「……、う~ん」



こうした会話が10分程度続いたと思いますが、
これでMTS長老の実態を
少し知ることができたのです。

いったい、MTS(宣教訓練学校)は何のためにあるのか?
支部はお金をかけて、多大の自発奉仕者の労力を
つぎこんで、何を成し遂げてきたのか?


そんなことを、考えざるを得ませんでした。


もちろん、MTS卒業生の長老が
皆な、このような人物ばかりではないと
思います。

しかし、
あまりにも沢山のこう言ったMTS卒長老の
芳しくない評判を聴くにつれ、
日本支部の無能さといいますか、
管理のいい加減さを感じるのです。

MTSの制度なんか早々に
廃止することを激しく希望します(>_<)