ジル・ボルド・テイラー著書「Whole Brain 心が軽くなる脳の動かし方」という本を読んでから、全脳の使い方を理解し、自分の生活が良い方向に一変したのでその話を書いてみようかな。

 

まずどのように変わったか、いま思いつく限りで書いてみる。

・朝6時にパッと目覚めらるようになった。今までは、毎日9時過ぎまで寝ていた。目覚めも悪く、やっとベットから起き上がって「あ~今日も始まるな」と辛くもないが幸せでもない普通の朝を過ごしていたが、全脳の使い方を学んでから、目覚まし無しでもスッと目覚められるようになった。朝の光に感動すら覚えるようになり、朝の静かな時間を心の底から楽しめるようになった。朝早くから活動できるので、一日の中でやれることが増えてたくさんの事をおわせられるようになった。

 

・朝の散歩で感動するようになった。いままで朝に散歩をすることは殆どなかったが、今は朝の散歩が大好きだと言える。光の温かさ、澄んだ空気、目に入る木々の緑を感じて脳が喜んでいるのがわかるようになった。ものすごく気分よく一日を始められるようになった。

 

・仕事に全集中できるようになった。今までは、意識が散漫して、色んな事に手を付けてしまったり、他のことを考えて始めてしまって、目の前の作業に全アクセルを踏めていないときがよくあった。脳の使い方を学んで、やりたい仕事に合わせて脳を使いわけることができるようになってから、集中力が増した。途中で余計なことを考えたり、不安や心配が出てきて計画を方向転換することもなくなり、かなり生産性が上がったと思う。仕事のスピードもかなりは速くなった。

 

・いつでもすぐにやるべきことに取り掛かれるようになった。以前は、面倒臭がりで物事を後回しにして後悔することが多かった。これについても脳の使い方を知ったおかげで、面倒だと思う前に、自ら進んで物事に取り組めるようになった。前倒しで物事を進められるようになったのは、とてもメリットが大きい。

 

・自己否定や罪悪感を感じることがあっても、すぐ気持ちを切り替えられるようになった。以前は、ネガティブな感情を引きずる時間が長かったけど、ネガティブな感情の発生原因を理解したことで、マイナスの前兆がでてきたら、すぐ対処できるようになった。

 

・イライラしなくなった。自分の本来の脳のタイプを知り、喜ばせ方を学んだことで、いつも自分をハッピーな状態にしておくことができるようになった。今は、感情的になることの方が珍しいくらい。

 

これらが今パッと思いつく変化だが、これだけでも仕事と生活の質がかなり向上したと思う。何より、自分が本来やりたかったことに自信を持って向き合えるようになれたのは、かなり大きい。

 

本の内容を簡単に説明すると、脳科学者だった著者が36歳のときに脳卒中で倒れ、左脳が機能しなくなってしまう。自分が脳科学者であることもあり、倒れてから身体と脳が動かなくなるまでの数時間のあいだ、自分の左脳と右脳で何が起こっているのかを観察した。手術を終え、脳が元の状態になるまでリハビリ8年ほどかかったそうだが、その間も、脳がどのように機能を取り戻していくかを観察した。自分の実体験でわかったことは、脳には4つの機能(キャラ)があり、それぞれの特徴と扱い方を知ることで、ホールブレイン(全脳)を上手に動かせるようになる、ということ。全脳を使えるようになると、色んな問題が解決できるようになり、より幸せな人生を歩めるようになる、ということ。本には、4つのキャラの特徴や扱い方が詳細に描かれている。

 

この本を読んで、自分用にまとめたメモがあるので、それも合わせて公開したい。

 

まさしくこれは「人生変える本との出会い」だった。たまたまキンドルで見つけて、海外出張のフライト中に読んだんだけど、その日から一瞬にして生活が変わった。この本に出会えたことを今でも感謝している。