今年の5月にシンガポールで開催した
第1回目の個展で「Memories of Singapore」
というシリーズ作品を展示しました。
シンガポールの色んなエリアの雰囲気や情景、
そして個人的な想い出を絵に落とし込む
というシリーズ作品を制作したのですが、
その展示を見たお客様（シンガポール在住の
日本人の方）からREDHILL（レッドヒル）
というエリアの絵を作って欲しい
と新規の制作依頼を頂きました。
その方は、駐在員として家族4人で
シンガポールに来星していて、
つい最近REDHILLというエリアに
引っ越したそうです。
私もシンガポールに住んでいた時、
REDHILLに住んでいたことがあって
街の様子や雰囲気は良く知っていました。
でも私が持つREDHILLのイメージはあくまで
私の個人的なものであって
REDHILLの街の歴史や、エリアの特徴を
あまり深く知ることはありませんでした。
そこで私は帰国する前のちょっとした時間をぬって
知り合いのシンガポール人を連れて
REDHILLをもう一度訪れてみました。
現地人にとってREDHILLがどういう場所なのか
理解したかったからです。
現地の人とREDHILLを車で改めて回って
知ったことは、REDHILLは現地人にとって
「帰ってくる場所」であること。
昔からの団地や集合住宅が多く集まるREDHILLは、大好きなおばあちゃん、おじいちゃん、
お父さん、お母さんが住んでいて、
結婚して巣立っていった子供たちが、
家族に会いに「戻る場所」という
特色があることを知りました。
最近駅直結の近代的な商業施設が完成し、
新しく変貌を遂げたREDHILLという街ですが、
奥に入ればまだ古き良き家庭を感じる
現地人にとっては「なつかしい場所」
「ふるさと」であることがわかりました。
そこで感じたことを日本に持ち帰り
最近制作した作品がこちらです。
依頼をしてくれたクライアントさんと
そのご家族にとってREDHILLという場所が
家族を感じる心温まる場所になったらいいな
という願いを込めました。
1月のシンガポールの個展に持って行って
直接渡してきたいと思います。
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Whitetail シンガポール個展詳細
個展「POWER OF PINK」
開催日：
2023年1月6日～2月5日
（1/6~1/14は私も現地会場におります）
開催会場：
At Twenty (20 Lor Telok,
Singapore 049032)
開催時間：
15:00~22:30 (1/6~1/14）
18:00~22:30 (1/15以降）
※オープニングレセプション：
2023年1月7日（土）18:00～
（シンガポールにいる方どなたでも
お越しください。）
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