まず最初に断っておきますが
婚活アプリを推奨するために
書いてる訳ではないです
私の忘備録であり、
乳がんで全摘したゆえの
恋愛の悩みがあるので
書き込んでいます
婚活アプリ ①くん
この人とのメールのやり取りは
「歴史好き」
が共通の話題でマッチングした
そう。
私は歴女。
最終学歴は史学科卒
ちょうどゴールデンウィークの始まる頃で
婚活アプリ①くんは休みを利用して
車でお城を巡る旅を計画していた。
岐阜の城を巡るらしく
ちょうど数ヶ月前に岐阜城に行ったので
岐阜城の話から大河ドラマの「麒麟が来る」
の話まで歴史の話で盛り上がる
婚活アプリ①くんが旅に出たら
どこそこまで行きました
…と
道中の様子を
ライブ感覚で随時メールしてきてくれて
私も旅をしているような感覚になり、
楽しい毎日を過ごした
そんな毎日楽しくやり取りをしていたら
冗談も言える仲になり
当然会ってみたくなる
で、
会ってみることに。
待ち合わせは某観光地。
顔は写真で確認しているけれど
生身の人間としては初めてだ
どの人か
わからない。。。。
「ティーティーさんですか??」
私の目の前に現れたのは
全身黒ずくめで
ニット帽で
マスク
めちゃくちゃ怪しい人やーん
ガーン(꒪⌓꒪)
刺されるんじゃ…ね??
あんなに楽しくやり取りしてたのに
目の前のこの男の風貌
マスクを外して挨拶してくれたけど
全く心ときめかなーーーい
この1日
どうすりゃ。。。
婚活アプリ①くんは
わざわざここまで来てくれたんだから
機嫌よく帰ってもらうように
しなければ
心を落ち着かせ…
気を取り直し
レッツ観光!
歴女の知識をフルに使い
道中楽しく観光案内
歩きながら
婚活アプリ①くんの身の上話を聞く
婚活アプリ①くんは56歳。
大手企業にお勤め。
ご両親は健在であっても
かなりのご高齢。
数日前は心臓発作で倒れ
救急搬送したらしい。。。
そんな高齢の両親とは
別居しているけれど
結婚となると
なかなか1歩を踏み出せない。
「今日は楽しくてそれでいいんです」
婚活アプリ①くんは
そう語った。
ご縁はなかったけれど、
婚活アプリ①くんの
ささやかな楽しい1日であれば
私というご縁があって
良かったのか…な???
なーんて思った。