ここだけの話。




4月の半ばごろから

とある婚活アプリを活用した。





きっかけは

10年近く付き合っている相方に


 


「電話とかいらんし」





全ては、

この言葉が引き金になっている





相方と私の住んでいる県は

2時間近く離れた場所





お互いの真ん中の県だったり

それぞれの県だったり

会っていたのだが





コロナ。





コロナのせいで

私たちの逢瀬は

なかなかできなくなってしまったえーん






どう過ごしているのか

ちゃんと食べてるのか

全くわからなくて

せめての思いで

LINEの電話。




せめて声だけでも聞きたかった。





それなのに




「俺、電話嫌いやねん」




なんだか私のことが嫌いやねん

に聞こえてしまって

悲しくなったえーん






で、

10年。

相方に注いだ期間

一体なんだったんだ?



そうは言っても

乳がんの告知の時

支えてくれたじゃないか




全摘で悲しみに暮れた

あたしを支えてくれたじゃないか






でもさ

あたしのこと10年も…




と冷静になり

そして出会い系アプリに

即入会ニヤリ





あっさりとマッチングクラッカー





婚活アプリで

結局3人と実際に会った





会う前日に

「婚活アプリで出会った人と

実際に会うけど、帰ってこなかったら

警察に言ってね」




そう友達に言って。




「そんな怖い思いまでして」




と心配してくれたが

じっとしていても

巡り会うことは皆無だ。






そして当日。


いざっ

待ち合わせ場所へ