22時。無事に水分補給ができてほっとして…

うつらうつらとぼんやりしていたら





「だ、大丈夫ですかー!!!!!」





慌てふためきながら看護婦さんが入って来ました。

こっちは、ぼんやりしていて何がなんだかわかりません。



「どうしました??」

「心電図が乱れに乱れて途切れてることがあって」

「へ?あたし生きてるよ。」
「怖いわー。注意して見てるから」



そんなこんなで朝が来ました。


「おはよう」
と先生が入ってきて術後の痕を診て
「経過は順調。ん??まだ心電図してるの?僕、こんな指示してないよ。」


はい??どういうことなんでしょう???


どうやら心電図の乱れがあまりにひどいので、看護婦さん同士の判断で引き続きしていたようです。親切ってことかな?


先生が去った後、看護婦さんがやって来て
胸から出ているチューブを見て
「うん、綺麗な色」
と言いながらチューブから受けているカップの中身をジャバジャバっと別の容器に移しました。
「私から出てる液ですか?」
「そうですよ~」


血すら見れないあたしなので、看護婦さんって本当に凄いな。

「尿の感じもいいので抜きますね」

あぁ…管。


結構奥の方まで入れてるんですね。。。
抜き切る時にぬわっとぞわっとしましたニヤニヤ


管が外れてやっと自由に動けるようになりました。
ベッドから降りて最初に向かったのはトイレ。
遠くもないのにふらつきました。

フラフラして体がしゃんとしないなぁとカックリしていたけれど、朝ごはんを食べたらしゃんと元に戻りました。

食べるって大事。