9月衣替えの季節です。


長袖のブラウス、カーディガン…秋の装いが楽しくて、美味しい物がたくさん出回ってきて楽しい楽しい季節のはず…の行先がクリニックです。




針生検の衝撃は忘れられず、採取した痛みはまだありました。




「組織を取ってガンとわかりました」



がーーーーーんゲッソリ




ありがちなボケですが、本当にがーんとなりました。



「しこりは1cmほどで、比較的大人しいガンです。この大きさならば内視鏡で取れる範囲です。」




あたし、手術を受けるってこと??





ガンですって。

こんなに元気なあたしの体にガンがあるんですって。

なぜあたしに??

なぜ?





混乱して先生に聞いた質問が




「私って死ぬんですか?」




返ってきた答えが



「死なさせません」




死なさせませんって…死なないって断言してくれないのね。。。




コケて傷ができても

ヨードチンキ付けてたら治る



とか



風邪ひいたくらいで死なない



とか



どんなことがあったって

「死なない」「治る」

って言ってくれてたのに。






死なさせませんっか。。。 





ことの重大性がわかったのです。





「ここのクリニックで詳しい検査ができないので、僕の病院あてに紹介状を書くから」





はい?

先生ってここのクリニックの先生じゃないの??



僕の病院って?





ここで初めて先生のことをネットで調べてみたら

ニッコリと微笑む先生の顔写真の下に





「○○病院ブレストセンター長」




あの先生、センター長!?





気軽に検診を受けていた割にどうやら良き先生と巡り会っていたようなのです。