とうとうタイに到着した
東京は雪が降った次の日ということで、本当に寒かった。
バンコクに着いた瞬間「暑っ!!」思わず出た言葉。
それもそのはず、4日の気温は33度。
冬モードだった私の体はすぐには慣れずに戸惑う。
降り立った空港は私の記憶がないほど、きれいで洗練されていた。
「何故?」
それもそのはず、空港は建て変えたらしい。知らなかった・・・
元同僚Uが義理のお兄さんの車で迎えに来てくれた。当然、運転はお兄さんだけど。
車の中から見たタイは10年前と変わったところもあり、変わらないところもある気がする。
ゴミの山が沢山ある場所もあるし、バラックのような家々が並んでるところもあるし、
ちょっと都心に近くなると、これでもか、というほど高層ビルが建ち並ぶ。
毎回アジアに来ると思うのが、貧困の差が激しいな、と感じること。
今回も最初から感じてしまった。
初日はUの奥さんが家族で働いているという場所へ行き、
Uの家族と交流した。
ご飯屋台とスムージーの屋台をやっている。
街中にある屋台やさんという感じのところで、Uもスムージーを手伝っているという。
片言の日本語が話せる人が数人いて、その他はタイ語のみ。
ビール片手にタイ語の本を見ながら、皆との夕飯タイム。
ご飯屋台をやっているUの義理のお姉さんがレッドカレーと川魚フライ、鳥肉ステーキや豚肉ステーキ、つまみもたくさん出てきて、ビールを飲みながら夜遅くまでジェスチャーで話した。
タイでメジャーなLEOビール
ブタステーキ←これ、結構馬鹿にできないんです。やわらかくで美味。
タイ人は全体的に甘めの味付けが好きだそうだ。
基本的にコンデンスミルクを使用するのが基本。
庶民の町の味付けだから、観光地は違うのかな。
川魚。白身で淡白。日本でいうキスと似ている食感。顔がグロテスクだった。
さっぱりしていて美味しい。
中身はだいこん、カリフラワー、青菜など。カリフラワーはボソボソする。
私は結構人見知りしないので、言葉が通じなくても大丈夫な性格だと思う。
それなりの動作で交流ができちゃう。Uも結構そんな人柄だが、
でも、Uは本当に色々な意味で強い。
9割タイ語の中でタイ語も分からず毎日を繰りかえしている生活。
友達もいなく、遊びに行くわけでもなく、ひたすらスムージー屋台を手伝っている。
会話が出来なくても、何となく家族と打ち解けている。恐るべし、U!!