65年前、
原爆投下地点から40km離れているこの家からも
山の向こうに大きなきのこ雲が見えたそうです。
私の亡くなった祖父も祖母も原爆手帳を持っていました。
祖母はあの日あの時間あの場所を
市内電車で通る予定でしたが、急遽予定変更し
前日に通過したため助かりました。
祖父は現場に救助に行きました。
想像以上に激しかったらしいです。
祖母の予定が変更されていなかったら、
祖父が救助から戻ってこいなかったら、
私は今ここにいませんでした。
平和公園資料館。
何度行っても目を伏せてしまいそうな写真や、
実話が沢山あって胸がしめつけられそうになります。
非現実的すぎて、言葉も出せずに見入るのみ。
ここへは県外の知人が来たら、必ず案内します。
皆、資料館から出るときには暗い顔になっていますが
来てよかった、これは知らないといけないことだ、と
口を揃えて言います。
広島に来たら是非一度は寄ってみてほしい場所です。