神の祝福は家族にある ①
Sayuriです。
ぶどうの木は、群れの長老が救われてきた時にいただいた、二つのみことばから、夫となること、妻となること、子供が与えられることは素晴らしいことであり、和やかな家族の姿こそがイエス様から頂く最高の祝福なのだという事を学んできました。
<詩篇128>
<詩篇127>
神の祝福は社会的地位でも、名声でも、お金でもなく、命を育てることです。世の中のおかしい事、疑問に思う事などを最初に話せる場所が、家族が集まる家庭です。自分の悩みや喜びを分かち合い、安心して休息の時を過ごせるのも家庭ですが、現代はその家庭のあり方が失われつつあります。
私たちは、ぶどうの木ができた2007年から、夫婦とは?結婚とは?家族のあり方とは?について学んできました。そして2014年に「一つになろうよ!!~命の絵本・命の糸に出会う本~」(燦葉出版社)を出版するに至りました。そこには「家庭」についてこのように書かれてあります。
以下に、一部抜粋して記します。
人間は一人では生きられません。家族による命のつながりがなければ、あなたはこの世に誕生することさえできませんでした。
私たちは、今、自分が存在していることの命の重みと、自分を支えているたくさんの人々の愛を忘れてはいけません。家族、そして人生の中で出会うすべての人々とは、切っても切れない糸でつながっているのです。
神様は、そのように命の糸で紡がれた家庭という場、まずは家族関係の中で『人としての在り方』を学び、聖書に基づいた教育を受けた子供たちが、戦争や差別のない社会・平和な地球をつくる【地球人】になれるように定めました。
受ける人から、与える人へ
支えられる人から、支える人へ
なぐさめられる人から、励ます人へ
周りに無関心な人から、人に寄り添ってあげられる人へ
自分の利益ばかりを求める人から、人の痛みがわかる人へ
素直になれない人から、自分の思いを素直に相手に伝えることのできる人へ
愛を求める人から、人を愛する人へ
家族のぬくもりを求める人から、家庭をつくる人へ
家庭は、人が年代に応じた器になれるように訓練され、成長していく場所、聖書を土台とした【地球人】を育てる場所でなければなりません。そのために、あなたを訓練してくれるのが“家族”なのです。
あなたには、そんな“家族”がいますか?
そんな“家庭”がありますか?
この絵本を通して、家族とは、家庭とは、その意義と責任を、改めて考えていただければ幸いです。
あなたが神様のご計画通り、「たった一人のあばら骨の相手」に出会えるように、そして「命を育てる」という神様の最高の祝福を全うできるよう祈っています。
その先にあるのが、世界が一つになる世界平和であることを確信して…。
一つになろうよ!!
まずは、あなたの家族から…
ゼカリヤ4章10節a
【この小さな始まりを軽んじるな。】
これまでたくさんの既成のキリスト教会の話を聞いてきましたが、そこで語られるメッセージが、あまりにも私たちが生きる社会と遮断されていることに驚くことがあります。
教会が、私たちと社会が繋がったメッセージをしなければ、キリストの教えが机上の空論にしか成りえず、この日本においては、日本人を縛り付けている仏教や神道の霊力に勝つことはできません。
聖書が教えていることの一つに悪霊の存在があります。
私たちは様々な社会問題や自分たちの日常生活の中に動く“悪霊”の姿を見極めることができます。それは助け主聖霊の力によるもので、クリスチャンの特権です。「わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。」(エペソ6:12)と聖書が教える通り、サタンとその手下の6000類いる悪霊どもは、この瞬間も日本という土地を覆い、大気を覆い人間たちにも直接働きかけています。にもかかわらず、既成の教会では悪霊は聖書の中にある働きのものしかなく、そのほかの問題が起こるならばそれは、その人自身が悪かったから。その人の肉の問題である。と主張します。
しかし、聖霊に教えてもらえば、その人間の肉の問題にこそ、3~4代に渡る呪い祟りの霊が働いていることが分かります。
私たちは家族のあり方、夫婦のあり方を学んできましたが、学びを深め、現代の様々な社会問題を見聞きするにつけ、その根本的な原因は、「家族・家庭」にあるのだと気づきました。できちゃった婚の件数や離婚率の高さも、うなぎのぼりです。様々な形の機能不全家庭や虐待が増え、その中で精神を病んでいく子供たち。「あなたのためよ」という言葉で、親が握った教育方法で子供を導きがんじがらめにする“教育虐待”という言葉まで言われるようになりました。もはや家庭は子供たちがのびのびと安心して暮らせる場所ではなくなっているのです。加えて、同性婚を認める動きも加速して…これほど家族のあり方が乱され、家庭が崩壊するような時代があったでしょうか。
そのような中で絵本「一つになろうよ!!~命の絵本・命の糸に出会う本~」は、たくさんの人の手に渡ってきました。
それを読んだ人々は、そこに描かれている家族のあり方に賛同します。しかしその「家庭」は、イエス様に従っていく時にのみ与えられるものです。詩篇128が「すべて主を畏れ、主の道に歩むものはさいわい」という言葉で始まることからも分かるように、先ず、家庭をつくる親自身がイエス様を畏れ、その道を歩く訓練を受けなければなりません。「誰でも二人の主人に兼ね仕えることはできない」(マタイ6:24)と書かれてあるように、親が一新されることもなく、この世と妥協しているのならば、何をも得ることはできません。